モームのおすすめランキング

プロフィール

モーム W. Somerset Maugham
20世紀を代表するイギリス人作家のひとり(1874-1965)。
フランスのパリに生まれる。幼くして孤児となり、イギリスの叔父のもとに育つ。
16歳でドイツのハイデルベルク大学に遊学、その後、ロンドンの聖トマス付属医学校で学ぶ。第1次世界大戦では、軍医、諜報部員として従軍。
『人間の絆』(上下)『月と六ペンス』『雨』『赤毛』ほか多数の優れた作品をのこした。

「2013年 『征服されざる者 THE UNCONQUERED / サナトリウム SANATORIUM 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

モームのおすすめランキングのアイテム一覧

モームのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『月と六ペンス (岩波文庫)』や『人間の絆(上) (新潮文庫)』や『お菓子とビール (岩波文庫)』などモームの全73作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

月と六ペンス (岩波文庫)

1170
3.87
モーム 2010年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

The Moon and Sixpence(1919年、英)。 芸術に魅せられた男の純粋性と、それと表裏一体のエゴイズム。結構重いテーマのはずだが、読後... もっと読む

人間の絆(上) (新潮文庫)

665
4.17
モーム 2007年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この小説を初めて読んだのは、今から10年前の18歳だった。 あの頃ぼくは、途方もない劣等感に苛まれ、酷く悲観的で、そして世を儚んでいた。 この作品... もっと読む

お菓子とビール (岩波文庫)

646
3.95
モーム 2011年7月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中年作家のアシェンデンは作家友人のロイ・キアからの伝言を受ける。 ロイは先日亡くなった作家の巨匠、テッド・ドリッフィールドの伝記を引き受けていたが、後半... もっと読む

サミング・アップ (岩波文庫 赤 254-10)

532
3.83
モーム 2007年2月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説家、劇作家として成功を収めた作者が老年に差し掛かり、これまでの人生の集大成として書き上げたタイトル通り人生の「要約」となる一冊。 というと格調高く聞... もっと読む

人間の絆 下巻 (新潮文庫)

429
4.35
モーム 2007年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

★★★2021年4月★★★ 読み終わってから4か月たつが、いまさら感想を書く。 イギリスに帰って医者をめざすフィリップ。 お金が底をつき医学... もっと読む

人間の絆 (上) (岩波文庫 赤 254-6)

399
3.81
モーム 2001年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「そういうときにはこれ読めばいい」 そう薦められて読み始めたものの、そういうときってどういうときだったのかあんまり覚えてはないです。 モームさ... もっと読む

モーム短篇選 上 (岩波文庫 赤 254-11)

307
3.91
モーム 2008年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ただいまモームがマイブームです。こちらは短篇集。まずは上巻から。 「エドワード・バーナードの転落」は、ちょうど読んだばかりの『月と六ペンス』と共通の... もっと読む

人間の絆 下 (岩波文庫 赤 254-8)

243
4.17
モーム 2001年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人生は無意味だと悟ったけれども、そこで探求の歩みをやめないフィリップの姿に勇気づけられ、そして先を越された感じがする。 不具のおかげで、多くの喜びの源と... もっと読む

人間の絆 中 (岩波文庫 赤 254-7)

201
3.97
モーム 2001年11月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「いつも生活費を気にしなくてはならないのは、ひどく屈辱的だよ。 金を軽蔑する人間を、私は愚かだと思う。そんなのは偽善者か馬鹿者だ。 金銭というものは、... もっと読む

月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)

162
3.88
モーム 電子書籍 2008年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ドレスコーズの「トートロジー」という曲の歌詞から知り、手に取る。 とても面白い。 「この世は厳しくて、残酷だ。なぜここにいて、どこへ行くのか、誰も知らな... もっと読む

女ごころ (新潮文庫 モ 5-6)

150
3.65
モーム 1960年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

モームは面白いとは思っていたけれど、これは今まで読んだモーム作品の中で一二を争う面白さなのでは。ヒューマンドラマかと思いきやミステリーのようで、けっきょく... もっと読む

アシェンデン: 英国情報部員のファイル (岩波文庫 赤 254-13)

138
3.98
モーム 2008年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者モームの分身である、作家で英国諜報部で働くアシェンデンの諜報活動記。 モームが第一次世界大戦の時に諜報部で活動していたので実体験を元にしたフィクショ... もっと読む

人間のしがらみ(上) (光文社古典新訳文庫)

129
4.17
モーム 2022年2月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前半はフィリップ君がどこを切っても若くて若者あるあるみたいなところがある。紳士階級ならではのモラトリアム期の長さがうらやましいが、なかなか芽が出ない。けっ... もっと読む

夫が多すぎて (岩波文庫 赤 254-9)

125
3.84
モーム 2001年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白い。メインキャラも個性的だが、脇役も癖が強くて笑える。舞台では脇役の方に目がいきそう。 もっと読む

人間のしがらみ(下) (光文社古典新訳文庫)

81
4.42
モーム 2022年2月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「しがらみ」の語感に義理人情を連想していたのだが、個人が抱えるどうにも抜け出せない非合理性の話のようだ。フィリップ君の「しがらみ」が悪い方向に発火する相手... もっと読む

(047)群 (百年文庫)

58
4.07
オーウェル 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

“群”れる。 オーウェル「象を射つ」は群れと対峙する。 武田麟太郎「日本三文オペラ」は群れを観察する。 モーム「マッキントッシュ」は群れを操ろうとする。... もっと読む

聖火 (講談社文芸文庫 モB 1)

37
4.40
モーム 2017年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

半身不随の夫の不可解な死をめぐる推理小説風の戯曲。立場が違えば抱える悩みや思考も変わってくるのだろうが、互いの価値観のぶつけあいが読み手の心をささくれ立た... もっと読む

月と六ペンス (1966年) (旺文社文庫)

15
3.29

感想・レビュー

金原瑞人訳のを買ったら、うちにこの古いのがあったので読み比べでもできればと思って先に読んだ。こっちは龍口直太郎という方の訳です。出版されたのが結構前なので... もっと読む
全73アイテム中 1 - 20件を表示

モームに関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×