リービ英雄のおすすめランキング

プロフィール

リービ英雄(1950・11・29~)小説家。アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ。少年時代を台湾、香港で過ごす。プリンストン大学とスタンフォード大学で日本文学の教鞭を執り、『万葉集』の英訳により全米図書賞を受賞。1989年から日本に定住。1987年、「群像」に「星条旗の聞えない部屋」を発表し小説家としてデビュー。1992年に作品集『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞を受賞し、西洋人で初の日本文学作家として注目を浴びる。2005年『千々にくだけて』で大佛次郎賞、2009年『仮の水』で伊藤整文学賞 、2016年『模範郷』で読売文学賞、2021年『天路』で野間文芸賞を受賞。法政大学名誉教授。

「2023年 『日本語の勝利/アイデンティティーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リービ英雄のおすすめランキングのアイテム一覧

リービ英雄のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『英語でよむ万葉集 (岩波新書)』や『星条旗の聞こえない部屋 (講談社文芸文庫)』や『Man’yo Luster―万葉集』などリービ英雄の全57作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

英語でよむ万葉集 (岩波新書)

322
3.56
リービ英雄 2004年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「春過ぎて 夏来(きた)るらし 白妙の 衣乾したり 天の香具山」 ブク友の皆さんもよくご存じの一首を載せてみた。 万葉集巻1にある持統天皇の三十一... もっと読む

星条旗の聞こえない部屋 (講談社文芸文庫)

167
3.78
リービ英雄 2004年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本語の小説。 ブクログやアマゾンのレビューから、日本ピープルのナイーブな人種観が露呈しがちなのも仕方ない。 もっと読む

Man’yo Luster―万葉集

145
3.94
リービ英雄 2002年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 リービ英雄は日本語で書く作家ですが、そもそもはアメリカの大学の日本文学研究者、専門が万葉集で、この本が、日本版の研究報告。ぜんべいとしょしょをとったほん... もっと読む

我的日本語 The World in Japanese (筑摩選書)

119
3.42
リービ英雄 2010年10月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

リービ英雄は、17歳の時父の仕事の関係で来日し、初めて日本語にふれる。日本語を母語としない彼が、日本語の響きや、文字の美しさにひかれながら、自ら日本語でエ... もっと読む

天路

116
3.53
リービ英雄 2021年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 傑作だと思いました。感想はブログに書きましたが、とにかく、まあ、傑作です。    https://plaza.rakuten.co.jp/simakum... もっと読む

千々にくだけて (講談社文庫)

97
3.36
リービ英雄 2008年9月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

万葉集を翻訳したときの衝撃はない。これぐらいの記述でなぜ大佛次郎賞をとれたのか疑問。 もっと読む

日本語を書く部屋 (岩波現代文庫)

90
3.60
リービ英雄 2011年10月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 言葉の問題を取り扱った一書である。  「コトバ=民族」という概念に反し、と、本の発行者の説明にはあるけれども、かなり「コトバ=民族」に近いことをリービ... もっと読む

模範郷

73
3.17
リービ英雄 2016年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説とは言うがノンフィクションぽい。 出自や故郷をめぐる物語。 長編として読みたいテーマかも。 もっと読む

日本語を書く部屋

71
3.64
リービ英雄 2001年1月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

雑誌に書いたものを寄せ集めたものである。新宿の下宿の執筆部屋を通して新宿について描いているだけではなく、ワシントンと北京についても書いている。  エッセ... もっと読む

バイリンガル・エキサイトメント

67
3.38
リービ英雄 2019年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

対談・エッセイ集で『越境の声』と似た構成だが、二作の間に十年以上時間が経っていて『越境の声』の背景には9・11が、本作の背景に3・11が横たわる。 I ... もっと読む

模範郷 (集英社文庫)

61
3.90
リービ英雄 2019年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 「ことば」は、まず、文字ではなくて、音なのですね。記憶の場所に立つ、その場所で、今、聞こえてくる「ことば」の響きを聴く。その響きが想起するのは記憶の中の... もっと読む

コレクション 戦争×文学 4 9.11 変容する戦争 (コレクション 戦争×文学)

60
3.88
リービ英雄ほか 2011年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主に2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの前後に、中東で、アメリカで、日本で、形を変えた戦争を描く戦争文学アンソロジー。 「コレクション戦争と文学... もっと読む

対談集 九つの問答 (朝日文芸文庫)

59
3.31

感想・レビュー

京都についての話が続いていた。夏目漱石の京都を陰気臭いと一蹴する話等、京都論について。日本人にとって京都は自分と向き合わないといけない場所なのです。 もっと読む

越境の声

53
3.79
リービ英雄 2007年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アメリカの外交官でユダヤ系の父を持つリービ英雄氏の対談・エッセイ集。対談相手が大変豪華で楽しい。著者の散文を読むのは初めてだったけど、心揺さぶられるものが... もっと読む

我的中国 (岩波現代文庫)

49
3.33
リービ英雄 2011年2月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1990年代後半頃の中国旅行記です。その事をどう理解して読むかというのがポイントでしょう。 もっと読む

大陸へ――アメリカと中国の現在を日本語で書く

48
3.57
リービ英雄 2012年4月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アメリカで生まれ、少年時代を台湾・香港で過ごし、日米往還を繰り返した後、日本で作家として活躍する著者が、アメリカと中国について描いた一冊。 全編を通しての... もっと読む

天安門 (講談社文芸文庫)

46
4.00
リービ英雄 2011年5月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

心地よいうるささで、中国語と英語が日本語の空洞の中に鳴り響いているような小説たちだった。 もっと読む

仮の水

36
3.20
リービ英雄 2008年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

リービ英雄氏の不思議小説『仮の水』を読了。著者の略歴を知って読むと少しばかりは思いは伝わるが、著者の事を全く知らずに読むと正直言ってへたくそな小説とし... もっと読む

万葉集の詩性 令和時代の心を読む (角川新書)

31
3.50
中西進 2019年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ネットでHeveneseのラストトークを見ていて、本書に言及があったので購入。令和の語源である万葉集をほとんど知らなかったので、とても興味深く読んだ。8人... もっと読む

セレクション戦争と文学 3 9・11 変容する戦争 (集英社文庫)

28
4.00
リービ英雄他 2019年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全八巻のシリーズ。 ものすごく分厚いけれど、ガンガン読める。 冒頭は、リービ英雄「千々にくだけて」。 日本からニューヨークにいる妹に会いに行く途... もっと読む
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