レオ・ペルッツのレビュー数ランキング

プロフィール

レオ・ペルッツ(Leo Perutz)
1882年プラハ生まれ、ウィーンで活躍したユダヤ系作家。『第三の魔弾』(1915)、『ボリバル侯爵』(20)、『最後の審判の巨匠』(23)、『スウェーデンの騎士』(36)など、幻想的な歴史小説や冒険小説で全欧的な人気を博した。1938年、ナチス・ドイツのオーストリア併合によりパレスティナへ亡命。戦後の代表作に『夜毎に石の橋の下で』(53)がある。1957年没。

「2022年 『テュルリュパン ある運命の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

レオ・ペルッツのレビュー数ランキングのアイテム一覧

レオ・ペルッツのレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『アンチクリストの誕生 (ちくま文庫)』や『夜毎に石の橋の下で』や『第三の魔弾 (白水Uブックス)』などレオ・ペルッツの全15作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

アンチクリストの誕生 (ちくま文庫)

249
3.72
レオ・ペルッツ 2017年10月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて読むプラハ生まれの作家さん。 表題作『アンチクリストの誕生』が一番長くて90頁位の中篇。展開が早くて面白い。理由がどうあれ、我が子を殺そうとする心理... もっと読む

夜毎に石の橋の下で

230
4.14
レオ・ペルッツ 2012年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

史実と虚構を綯い交ぜにしながら、 キャラクターに厚手の肉付けを施して物語を組み立てた レオ・ペルッツ(1882-1957)の、 短編連作の形式を取っ... もっと読む

第三の魔弾 (白水Uブックス)

80
3.77
レオ・ペルッツ 2015年7月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時は16世紀。 ラインの「暴れ伯爵」と渾名されるグルムバッハは、 聖職者の俗権への介入を厭い、 抵抗して、神聖ローマ帝国皇帝から追放処分を受け、 ... もっと読む

ボリバル侯爵

87
4.20
レオ・ペルッツ 2013年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ナポレオンのスペイン遠征に出兵した、あるドイツ将校による1813年冬の回顧録という形で物語は始まる。ラ・ビスバルの地における将校たちの陽気なドタバタ劇から... もっと読む

スウェーデンの騎士

120
4.11
レオ・ペルッツ 2015年5月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1701年のシレジアを舞台に、貴族と泥坊が入れ替わる物語。 泥坊は入れ替わって即座に貴族として裕福に暮らすのかと思いきや、そうではなかった。 怪しまれ... もっと読む

どこに転がっていくの、林檎ちゃん (ちくま文庫)

109
3.42
レオペルッツ 2018年12月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

20世紀前半にウィーンで活躍したユダヤ系作家 レオ・ペルッツの長編小説。 第一次世界大戦とロシア革命の最中、 復讐の一念に取り憑かれた青年の遍歴。 ... もっと読む

聖ペテロの雪

100
3.67
レオ・ペルッツ 2015年10月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んで良かったです。 小説でないと、表現できないことがあると思いますが、この本もそういうものではないでしょうか。 心に残った言葉は、“我々の時代の信仰”。... もっと読む

テュルリュパン ――ある運命の話 (ちくま文庫)

85
3.58
レオ・ペルッツ 2022年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちくま文庫から三冊目のレオ・ペルッツ。舞台は1642年11月のフランス。捨て子だったテュルリュパンは、今は未亡人サボー夫人の床屋に住み込みで働いている。夫... もっと読む

最後の審判の巨匠 (晶文社ミステリ)

58
3.45
レオ・ペルッツ 2005年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読書メーターより移記 ペルッツはどの作品も最初の数十ページを越えるころからやたら面白くなるんだけど、この本はミステリ仕立てなので最初から面白い。ただ... もっと読む

レオナルドのユダ

31
3.83
レオ・ペルッツ 2001年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1498年のミラノ公国。領主のもとにサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の修道院長が陳情に来ている。教会で「最後の晩餐」を描いているレオナルド・ダ・ヴィ... もっと読む

ウィーン五月の夜 (叢書ウニベルシタス)

19
5.00
レオ・ペルッツ 2010年12月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

未完の短編二作、幾つもの掌編、紀行文、文芸評論と私の知らなかったペルッツがぎっしりと詰まっていました。 紀行は当時の世界の様子が伺え、『世界で二番めに物... もっと読む

世界幻想文学大系 第37巻 第三の魔弾

17
4.50

感想・レビュー

まずルターの宗教改革の時代、コルテスのアステカ征服を 舞台にしているところが今まで経験したことのない世界で 面白かった。さらにそれに加えて呪いをかけら... もっと読む

第三の魔弾 (白水Uブックス)

7
4.00
レオ・ペルッツ 電子書籍 2015年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

史実のようなリアリティのあるストーリーは、不思議な文体と絡まって読むものを引きこむ魅力を持っている。 もっと読む
全15アイテム中 1 - 15件を表示
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