ヴァージニア・ウルフのおすすめランキング

プロフィール

1882年ロンドン生まれ。1915年に小説『船出』でデビューし、その後『昼と夜』『ジェイコブの部屋』『ダロウェイ夫人』『灯台へ』『オーランドー』『波』『歳月』『幕間』と書き継ぐ。エッセイ『自分ひとりの部屋』『三ギニー』でも知られる。著作のほとんどは、夫とともに設立したホガース・プレス社から刊行された。10代以降、たびたび心身の不調に苦しめられ、1941年に自死。

「2024年 『月曜か火曜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヴァージニア・ウルフのおすすめランキングのアイテム一覧

ヴァージニア・ウルフのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『灯台へ (岩波文庫)』や『灯台へ (新潮文庫)』や『自分ひとりの部屋 (831)』などヴァージニア・ウルフの全96作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

灯台へ (岩波文庫)

1611
4.02
ヴァージニア・ウルフ 2004年12月16日 本で見る

感想・レビュー

十年の時間を隔てて、ラムジー一家と招待客たちがラムジー家の別荘で過ごす、それぞれの一日を描いた小説。三部構成で約400ページ。ラムジー夫人を中心として第一... もっと読む

灯台へ (新潮文庫)

1448
3.65
ヴァージニア・ウルフ 2024年9月30日 本で見る

感想・レビュー

 最初の2ページめまで読んだだけで、あまりの日本語の美しさに読むのがもったいないぐらいの気持ちになり、原文も読んでみたくなり、Amazonへ行って原書を買... もっと読む

自分ひとりの部屋 (831)

1232
4.23
ヴァージニア・ウルフ 2015年8月27日 本で見る

感想・レビュー

女性が小説を書くためには、「年収500ポンドと自分ひとりの部屋」を持たねばならない、という主張をどう受け止めたらよいか、終始迷いながら読み終えました。 訳... もっと読む

ダロウェイ夫人 (集英社文庫)

754
3.71
ヴァージニア・ウルフ 2007年8月21日 本で見る

感想・レビュー

映画『めぐりあう時間たち』にて描かれたヴァージニア・ウルフ及び『ダロウェイ夫人』の物語に心が惹かれたので読んだ。第一次世界大戦終結から5年後のロンドンを舞... もっと読む

オーランドー

735
3.45
ヴァージニア・ウルフ 1998年10月1日 本で見る

感想・レビュー

美少年オーランドーは恋愛や詩作に没頭した後、 トルコ大使としてコンスタンティノープルに赴任。 謎の昏睡から覚めると「彼」は「彼女」になっていた……。 ... もっと読む

波〔新訳版〕

656
4.03
ヴァージニア・ウルフ 2021年6月16日 本で見る

感想・レビュー

人が成長し年を重ねるにつれてどうにも制御のしようがない偏りを持った個人になり、老いてからはかつての人間関係のなかにほどけてゆくさまがゆらゆらと描かれている... もっと読む

ダロウェイ夫人 (光文社古典新訳文庫)

547
3.67
ヴァージニア・ウルフ 2010年5月11日 本で見る

感想・レビュー

 慣れてくるまでは読みにくい文体だと思う。予告なしで主人公目線が変わったり三人称になったり、読みやすいというルールを完全に無視しているからだ。でも、「作者... もっと読む

青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集 (ブックスならんですわる 01)

476
3.56
ヴァージニア・ウルフ 2022年1月19日 本で見る

感想・レビュー

絶版のちくま文庫版と収録作品はほぼ同じ。以前読んだとき同様、やはり「キュー植物園」の完成度がとびぬけてすばらしい。園を行き交う人びとが、ありえたかもしれな... もっと読む

灯台へ/サルガッソーの広い海 池澤夏樹=個人編集 (世界文学全集 2-1)

437
3.98
ヴァージニア・ウルフ 2009年1月20日 本で見る

感想・レビュー

わざわざいうまでもなく、本作(「灯台へ」)が名作であることはまず間違いない。 何より構成がグッときた。 戦前。天気の都合で、けっきょく灯台に行... もっと読む

ヴァージニア・ウルフ短篇集 (ちくま文庫)

341
3.39
ヴァージニア・ウルフ 1999年10月1日 本で見る

感想・レビュー

彼女は私と、まるきり世界の見え方が違う。 考え方。 物事のとらえ方。 発想やイメージ。 どれをとっても、他とはまったく異なっている... もっと読む

ダロウェイ夫人 (角川文庫)

315
3.23
ヴァージニア・ウルフ 2003年4月25日 本で見る

感想・レビュー

『ダロウェイ夫人は、お花は自分で買いに行こう、と言った。』(冒頭) 「人間のたゆたうような意識の流れを、こころに雨のようにそそぎここむ独特の文体」(... もっと読む

病むことについて 新装版

238
3.78
ヴァージニア・ウルフ 2021年5月27日 本で見る

感想・レビュー

コロナ禍のなか、「病むことについて」というタイトルに惹かれて読んだが、ヴァージニア・ウルフの評論、エッセイ、講演、短編小説を集めたもので、「病むことについ... もっと読む

灯台へ(新潮文庫)

222
4.00
ヴァージニア・ウルフ 電子書籍 2024年9月30日 本で見る

感想・レビュー

うーん、ヴァージニア・ウルフ、やっぱりわたしには合わないのかも。っていうかわたしはほんとに古典とかが苦手なのかも。繊細で美しい文章とか、心理描写の技巧とか... もっと読む

月曜か火曜

203
3.27
ヴァージニア・ウルフ 2024年7月24日 本で見る

感想・レビュー

160ページ中4割ほどが本文注、訳者解説、解説注。3ギニーもだったが、ウルフは解説を付けながら読むものと言われればそうかもしれない。単にテキストを楽しむの... もっと読む

幻 (百年文庫 39)

190
3.34
アンソロジー 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

好きな作家さん3人の短篇集『幻』 百年文庫を初めて手に取った。 『白い満月』川端康成 情景描写はさすが!1925年に発表された作品だが、洗練された言葉の... もっと読む

ある作家の日記 新装版

180
4.13
ヴァージニア・ウルフ 2020年5月28日 本で見る

感想・レビュー

“1915年より、V・ウルフは規則正しく日記を書き始めた。これは1941年まで続き、最後の日付は、彼女が亡くなる4日前である。” “私は26冊の日記を注... もっと読む

三ギニー 戦争を阻止するために (平凡社ライブラリー)

176
4.25
ヴァージニア・ウルフ 2017年10月12日 本で見る

感想・レビュー

原注、訳注、原注に対する訳注が120ページ、全体の3割くらいある。丁寧な翻訳とは言える。全部読んではいられないが、原注はウルフの本音トークが垣間見えて必読... もっと読む

幕間 (平凡社ライブラリー 897)

159
3.58
ヴァージニア・ウルフ 2020年2月13日 本で見る

感想・レビュー

もう一度読まねば。味がよく分からん。そんなふうに読んでしまった。読書の仕方を改めねば。 モンゴメリ、クリスティー、ウルフ。戦争が否応なしに入り込む。 もっと読む

フラッシュ 或る伝記 (白水Uブックス 229)

156
4.06
ヴァージニア・ウルフ 2020年6月9日 本で見る

感想・レビュー

飼ったことがあれば分かってもらえるだろうか。 犬は、求めている分量を遥かに超えて愛してくれる。 相手が人であれば、適量をタイミングを選んでやり取りできるの... もっと読む

船出 (上) (岩波文庫)

135
3.44
ヴァージニア・ウルフ 2017年1月19日 本で見る

感想・レビュー

「つまり問題は、君と本当に話せるか、ということなんだ。君に理性が備わっているのか、それとも他の女性と同じなのか?」 「(本を貸すのは構わないが)君はその... もっと読む
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ヴァージニア・ウルフに関連する談話室の質問

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