三浦哲郎のおすすめランキング

プロフィール

三浦哲郎

一九三一(昭和六)年、青森県八戸市生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業。在学中より井伏鱒二に師事した。五五年「十五歳の周囲」で新潮同人雑誌賞、六一年「忍ぶ川」で芥川賞、七六年『拳銃と十五の短篇』で野間文芸賞、八三年『少年讃歌』で日本文学大賞、八五年『白夜を旅する人々』で大佛次郎賞、九一年『みちづれ』で伊藤整文学賞を受賞。短篇小説の名手として知られ、優れた短篇作品に贈られる川端康成文学賞を、九〇年に「じねんじょ」、九五年に「みのむし」で二度にわたり受賞。他の著作に『ユタとふしぎな仲間たち』『おろおろ草紙』『三浦哲郎自選全集』(全十三巻)などがある。二〇一〇(平成二十二)年死去。

「2020年 『盆土産と十七の短篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦哲郎のおすすめランキングのアイテム一覧

三浦哲郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『忍ぶ川 (新潮文庫 み-6-1 新潮文庫)』や『ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫 み-6-7 新潮文庫)』や『盆土産と十七の短篇 (中公文庫)』など三浦哲郎の全283作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

忍ぶ川 (新潮文庫 み-6-1 新潮文庫)

755
3.70
三浦哲郎 1965年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芥川賞 たまには過去の名作というものを読んでみようと手に取る。 東北の裕福な呉服屋の六人兄弟の末子である作者だが、姉二人は自殺、兄二人は失踪、残された姉は... もっと読む

ユタとふしぎな仲間たち (新潮文庫 み-6-7 新潮文庫)

586
3.78
三浦哲郎 1984年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

劇団四季ミュージカルの感想はこちら。 https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/B00005FR17 ... もっと読む

盆土産と十七の短篇 (中公文庫)

240
4.20
三浦哲郎 2020年6月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ユーモアとどうしようもない無常さがあふれていた 由緒正しい日本文学を読んだ気がする あとがきの「一尾の鮎」で短篇の手法が語られている 最初の一文が気... もっと読む

白夜を旅する人々 (新潮文庫)

237
4.31
三浦哲郎 1989年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

北方の一家が、それぞれ悲しみや不幸に打ち勝つでも避けるでもなく、ただ耐えながら生き抜いていく語。読み終えてみると、表題に付く“旅”という単語に前向きな意... もっと読む

BUNGO 文豪短篇傑作選 (角川文庫)

207
3.69
アンソロジー 2012年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷崎潤一郎のどフェチと宮沢賢治のメルヘンが並ぶ短編集。 読んだことあるもの、ないものあったが、どれも飽きずに読めた。 たまにはこのあたりのものを読み直し... もっと読む

教科書名短篇 家族の時間 (中公文庫)

141
3.68
中央公論新社 2021年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて行った本屋さんで見つけた本。 いつも行く本屋さんと本の並びも違うし、目新しい本がどんどん見つかる。これは面白い趣旨の本だなあ、と買っちゃう。 学生... もっと読む

みちづれ 短篇集モザイク 1 (新潮文庫)

140
3.85
三浦哲郎 1998年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昭和の香りのする短編集。 一つ一つ、短いながらも登場人物たちの人生の一端が精緻に描かれることで、それ以前、それ以降に思いを馳せることができる。 昼... もっと読む

人恋しい雨の夜に せつない小説アンソロジー (光文社文庫)

109
3.16
アンソロジー 2006年6月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

浅田次郎選の光文社文庫の短編集『人恋しい雨の夜に』 タイトルとジャケットから買ってしまった作品です。 トルーマン・カポーティ「ミリアム」 不気味で幻想... もっと読む

木馬の騎手 (新潮文庫)

105
3.92
三浦哲郎 1984年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

もともと短編が好きなこともあるが、つくづく『上手いなぁ』と感嘆の声が洩れてしまう。 子どもを主人公とした短編ばかりが集められているのだが、三浦さんはこと... もっと読む

ユタとふしぎな仲間たち (講談社青い鳥文庫)

100
3.95
三浦哲郎 2006年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

聞いた事があった。 読んだ事は、なかった。 きっかけがないと、なかなか読む事ができない。 読む時間も、作らないと、読了できない。 ☆ かなしい物... もっと読む

完本 短篇集モザイク

98
4.32
三浦哲郎 2010年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小学館の書評バトルに審査員として出席していた鈴木るりかさんが「昭和文芸で一冊挙げるとしたら三浦哲郎の「みのむし」です。一文の無駄もありません」と紹介してく... もっと読む

ふなうた 短篇集モザイク 2 (新潮文庫)

94
3.93
三浦哲郎 1998年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

18編の短編集。 小谷野さんの本による疲労から(笑)救い出してくれた本だ。 同じ著者の「みちづれ」のレビューにも書いたが、中学生向けの朗読作品を探して... もっと読む

拳銃と十五の短篇 (講談社文芸文庫)

79
3.96
三浦哲郎 1989年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

三浦哲郎はとても好きな作家の1人。 正直特筆する様な文学表現も持たず、刺激のある物語を創る訳でもないが、どの作品も滲み出る様な喜びや哀しみがあり感情豊か... もっと読む

わくらば 短篇集モザイク III (新潮文庫)

71
3.67
三浦哲郎 2003年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んでいて、なんだか泣けてしまう。どうしてだろう。 人と物をつないで、残る感情を思うと泣けてしまう。 最後の「なみだつぼ」などは、言葉にならなかっ... もっと読む

群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫)

71
3.71
群像編集部 2018年4月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

拳銃 / 三浦哲郎(1931-2010、八戸市、小説家) メロンと鳩 / 吉村昭(1927-2006、荒川区、小説家) 立切れ / 富岡多惠子(1935-... もっと読む

おふくろの夜回り (文春文庫)

48
4.00
三浦哲郎 2013年2月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者の本は3冊目 原稿用紙3枚足らずに書かれたものとは思えないほどの物語がある。そして情景が目に浮かぶ。 読み進めて行くと様々な感情が涌いてくる。あるとこ... もっと読む

百日紅の咲かない夏 (新潮文庫)

42
3.56
三浦哲郎 1999年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

十年ぶりの再会をした姉弟。会うたびにお互いへの愛の深さに慄く。しかし、そんな二人に危険な人間関係が絡みつく。 清くて、切なくて、終始重苦しい雰囲気だけれど... もっと読む

野 (講談社文芸文庫)

40
4.31
三浦哲郎 1990年4月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

野山で生きる人々の生老病死を瑞々しい風景描写と、細やかな心理描写で写し取った短編集。 著者が自分の著作の中で最も好きな作品というだけあって、どの作品も伸... もっと読む

木馬の騎手(新潮文庫)

38
3.71
三浦哲郎 電子書籍 1984年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

少年少女を主人公にした短編12集。 内容は様々だが、どれもどこかもの寂しい雰囲気がする。 どれも主人公の子供視点のため、細かな背景や説明は主観で省かれてい... もっと読む
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