三浦綾子のおすすめランキング

プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三浦綾子のおすすめランキングのアイテム一覧

三浦綾子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『塩狩峠 (新潮文庫)』や『氷点(上) (角川文庫)』や『氷点 (上) (角川文庫 (5025))』など三浦綾子の全866作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

塩狩峠 (新潮文庫)

11151
3.89
三浦綾子 1973年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

懐かしい1冊。 私は中学生の時、全寮生の学校だった。 同じ部屋だった中3の先輩が、良い本だからと押し付ける様に貸してくれた。私はまだ中1だった。今考えると... もっと読む

氷点(上) (角川文庫)

4188
4.09
三浦綾子 2012年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中学生の時に出会い、続編も含め繰り返し読んできた作品。テーマは「赦し」。ヒロインの陽子を始め、それぞれが抱えた困難な「赦し」にどう対峙していくか、夢中にな... もっと読む

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

3225
3.82
三浦綾子 1982年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

辻口医師は恩師の娘と結婚し、可愛い子供2人に恵まれた。若く美しい妻、利発な長男 徹と愛くるしい長女ルリ子、医師としても人望厚く、彼の人生に翳りはなかった。... もっと読む

氷点(下) (角川文庫)

3079
4.18
三浦綾子 2012年6月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み終わってお腹の底にズンと来るような物語だった。人間とはなんて弱く利己的なのだろうと思った。下巻でも暗い影が全体を覆っているけれど、読み進める手が止まら... もっと読む

氷点(下) (角川文庫 み 5-4)

2676
3.83
三浦綾子 1982年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

陽子ちゃんはいい子だ。 澄んでいてけがれがなく美しく賢い。 本人には何も落ち度がないところ、それでいてお金に困るところ、そして周りの人をあてにできなく孤立... もっと読む

続氷点(上) (角川文庫)

1703
3.96
三浦綾子 2012年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

清く正しく美しい心を輝かせていた陽子が 世の中の澱みや人間の歪みを知り変化していく 母夏枝の無邪気さと父啓造の気持ちの変化が 物語を結末へと繋げていく もっと読む

続 氷点 (上) (角川文庫 (5072))

1594
3.64
三浦綾子 1982年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

評価は5(++) 内容 【あなたは殺人犯の娘なのよ】という母の声を遠くに聞きながら睡眠薬を飲んだ陽子…。愛憎交錯するなかで、悩み、成長してゆく陽子... もっと読む

続氷点(下) (角川文庫)

1580
4.07
三浦綾子 2012年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ふとした出来事から歯車が狂って、取り返しのつかない状態に陥っていく。 後悔しても、後悔してもしきれないところではあるのだけれど、それも人生と割り切るしか... もっと読む

続氷点 (下) (角川文庫)

1493
3.66
三浦綾子 1982年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

弥吉の手紙が衝撃的だった。<戦争は、人間を人間でない別な動物に墜としこませる、恐ろしいものである>。そんな体験が、妻の娘が別の男との間で生まれていたことを... もっと読む

ひつじが丘 (講談社文庫 み 6-1)

1376
3.81
三浦綾子 1980年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

それぞれの心の中が表現されていて、しかも展開が早いのでテレビのような印象が強かった。 テーマは愛。 恋ではなく愛。 愛とは許し続けること。 美しい女性が... もっと読む

細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)

1373
3.91
三浦綾子 1986年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今村翔吾作『じんかん』を読み、松永弾正や細川家に興味を持ち、フォロワーさんの方々が、この作品をレビューされていたのを思い出して読みました。 上巻は、... もっと読む

道ありき 青春篇 (新潮文庫)

1339
3.84
三浦綾子 1980年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者の自伝小説。 教師時代からお話は始まるが、綾子氏も熱心な教師であったことが覗える。 折しも時代は戦中、戦後の動乱期。そんななか、敗戦した日本はアメリ... もっと読む

泥流地帯 (新潮文庫)

1302
4.01

感想・レビュー

耕作が教師になって同じ境遇の子の綴り方に涙ぐむ優しさにふれる。耕作の恩師、菊川先生のようだ。 耕作が尊敬する菊川先生も、論語や聖書に精通する耕作のおじいち... もっと読む

母 (角川文庫 み 5-17)

1208
3.97
三浦綾子 1996年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何気なく手に取って買った本でこんなに感動するなんて・・・。小林多喜二=プロレタリア文学=『蟹工船』と昔暗記したあの小林多喜二の母の物語だ。特高につかまり,... もっと読む

細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)

1124
3.96
三浦綾子 1986年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

堪能した、一冊。 下巻は特に玉子の目線と心情を中心に描かれる戦国の世。 道具、捨て駒として扱われるのが当たり前の時代。 女性達の諦めとも言える人生の... もっと読む

続 泥流地帯 (新潮文庫)

800
4.02
三浦綾子 1982年8月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

耕作が悩みながらひとつひとつ乗り越えて成長するさまがいい。兄の拓一は命懸けで大切な人、大切なものを守ろうとする言わば理想の人だ。泥流地帯の不毛な土地を復興... もっと読む

銃口 (上)(小学館文庫) (小学館文庫 R み- 1-1)

573
3.90
三浦綾子 1997年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

まずは上巻を読了する。 幼き時の体験を大きくなった時、教師と言う形で具現化する竜太。 やはり時代背景が大戦前でもあることから、思ったことを伝えにくい世の... もっと読む

この土の器をも―道ありき第二部 結婚編 (新潮文庫)

556
3.77
三浦綾子 1981年8月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

三浦綾子氏の自叙伝三部作の第二部。本作品は処女作『氷点』が朝日新聞小説の大賞を受賞するまでを描き、主に三浦綾子氏と夫である光世氏との旭川での生活が描かれて... もっと読む

光あるうちに―道ありき第三部 信仰入門編 (新潮文庫)

538
3.70
三浦綾子 1982年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本作を読んでみた理由は、詩人である星野富弘さんがエッセイの中で三浦さんのことを語っていて興味を感じたから。 人間の生きること、罪、本当の優しさなど、考え... もっと読む

塩狩峠

473
4.14
三浦綾子 1968年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

4回目かな読むの。何度読んでも初めて読んだ時のような新鮮さや感動がある。読む度毎にこの小説が好きになる。何度でも読み返したくなる一冊。 ふじ子は、ふだ... もっと読む
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