上田早夕里のおすすめランキング

プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。11年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。18年『破滅の王』で第159回直木賞の候補となる。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている。『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『薫香のカナピウム』『夢みる葦笛』『ヘーゼルの密書』『播磨国妖綺譚』など著書多数。

「2022年 『リラと戦禍の風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上田早夕里のおすすめランキングのアイテム一覧

上田早夕里のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『魚舟・獣舟 (光文社文庫)』や『ショートショートドロップス (角川文庫)』や『華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズJコレクション)』など上田早夕里の全134作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

魚舟・獣舟 (光文社文庫)

1096
3.76
上田早夕里 2009年1月8日 本で見る

感想・レビュー

上田早夕里も私の好きな作家だ。 ホラー、SFはたまた現代への警鐘を鳴らすディストピア小説。奢った人類の行き着く先を暗示しているような小説たちに、背筋を凍ら... もっと読む

ショートショートドロップス (角川文庫)

1039
3.45
新井素子 2021年1月22日 本で見る

感想・レビュー

 市の図書館のネット予約のサイトで、何かを検索した際に出て来たのが本書であったが、全て女性作家のみで編集されていることと、タイトルにあった「ドロップ」に、... もっと読む

華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

1028
4.17
上田早夕里 2010年10月22日 本で見る

感想・レビュー

長編力作の高品質のSF。読み応えありました。よくできたお話です。こういう思いをしたことは、随分となかったです。楽しかった。 もっと読む

華竜の宮 上 (ハヤカワ文庫JA)

1019
4.05
上田早夕里 2012年11月9日 本で見る

感想・レビュー

文庫版を手に入れて再読。 目先の面白さじゃなくて、じっくり読ませてくれる壮大な物語。すぐに引き込まれた。 地球の海面が上昇し、陸地が少なくなった未... もっと読む

華竜の宮 下 (ハヤカワ文庫JA)

792
4.11
上田早夕里 2012年11月9日 本で見る

感想・レビュー

上田早夕里さんの描く世界は、最後にあなたなら、どうする?どうしたい?どうするべき?と問われているような感覚に陥ります。だから、物語の中で読み手の私は決着が... もっと読む

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

748
3.77
上田早夕里 2011年12月8日 本で見る

感想・レビュー

「リリエンタールの末裔」、「マグネフィオ」、「ナイト・ブルーの記録」、「幻のクロノメーター」の4篇収録。いずれも秀作だった。甲乙つけがたいな。主人公の身近... もっと読む

ラ・パティスリー (ハルキ文庫)

698
3.32
上田早夕里 2010年5月1日 本で見る

感想・レビュー

関西に出店している洋菓子店のお話。舞台化されたので存在を知り、いつか読もうと積読してあったもの。 最近続けてファンタジー的な本を読んでいたからか、最初の... もっと読む

ショコラティエの勲章 (ハルキ文庫)

522
3.42
上田早夕里 2011年3月1日 本で見る

感想・レビュー

『ざらざらとした舌触りのくどいケーキの味』 登場するキャラクターがどの人もツンツンしていて、読んでいて疲れる作品だった。もちろん、人だから誰しも譲れ... もっと読む

菓子フェスの庭 (ハルキ文庫)

496
3.26
上田早夕里 2011年12月1日 本で見る

感想・レビュー

中堅パティシエの香織と百貨店のお菓子フェスの企画を担当する武藤の二人の物語。一流のケーキに込められたパティシエの思いがひしひしと伝わって来るいい話だった。... もっと読む

火星ダーク・バラード (ハルキ文庫)

483
3.80
上田早夕里 2008年10月1日 本で見る

感想・レビュー

 第四回小松左京賞受賞作で、上田早夕里さんのデビュー作。火星治安管理局の捜査官水島は同僚の神月璃奈とともに凶悪殺人犯を護送中に襲撃を受ける。水島は意識を失... もっと読む

破滅の王

464
3.46
上田早夕里 2017年11月24日 本で見る

感想・レビュー

1943年太平洋戦争中の上海。細菌学科の研究員の宮本は、日本総領事館から呼び出され、領事代理と大使館附武官補佐官である灰塚少佐に重要機密文書の精査を依頼さ... もっと読む

NOVA 書き下ろし日本SFコレクション (5) (河出文庫)

463
3.46
アンソロジー 2011年8月8日 本で見る

感想・レビュー

日本SFの新作短編を収録したアンソロジー。 ●上田早夕里『ナイト・ブルーの記録』  海洋無人探査機の元オペレータは死を目前にして、ある体験を語... もっと読む

ショコラティエの勲章 (ミステリ・フロンティア)

419
3.34
上田早夕里 2008年3月26日 本で見る

感想・レビュー

食べ物系小説が好きなのと、テーマがスイーツなのが自分ブームなので読み始める。シリーズが他にあると知らなかったが、単体として読んで全く違和感が無かった。ミス... もっと読む

上海灯蛾

403
4.01
上田早夕里 2023年3月23日 本で見る

感想・レビュー

鬼★5 人間の欲はどこまでも果てしない… 戦時中の上海を舞台に血で血を洗う歴史ノワール #上海灯蛾 ついに来た…これだわ、今年の国内ミステリーのトップク... もっと読む

獣たちの海 (ハヤカワ文庫JA)

398
3.88
上田早夕里 2022年2月16日 本で見る

感想・レビュー

 首を長くして待ったオーシャンクロニクル・シリーズの最新中短編集。短編三つと中編一つからなり、全編書下ろしである。すべて海上民と魚舟の視点から語られている... もっと読む

屍者の凱旋 異形コレクション 57 (光文社文庫)

397
3.90
アンソロジー 2024年6月11日 本で見る

感想・レビュー

今回も全編ハズレなし、大満足の一冊でした! 上田早夕里「ゾンビはなぜ笑う」、久永実木彦「風に吹かれて」が好きだなぁ。グロと美しさが同居した情景が浮かんで... もっと読む

播磨国妖綺譚

381
3.71
上田早夕里 2021年9月27日 本で見る

感想・レビュー

薬草園に住む蘆屋道満の子孫の兄弟の法師陰陽師。兄は漢方薬学に詳しく、弟は怪異が目に見える。いろいろな怪異を二人は協力して解決していく。怪異自体はひどく恐ろ... もっと読む

2010年代SF傑作選 (1) (ハヤカワ文庫)

380
3.72
アンソロジー 2020年2月6日 本で見る

感想・レビュー

名作揃いで笑ってしまうわけですが、個人的にはアリスマ王が好みです。 もっと読む

ダーク・ロマンス 異形コレクション 49 (光文社文庫)

352
3.56
アンソロジー 2020年11月10日 本で見る

感想・レビュー

「星新一ショートショート・コンテスト」でデビューし、以後も活躍を続ける作家・井上雅彦監修による、全編書き下ろしのテーマ・ホラーアンソロジーのシリーズ。それ... もっと読む

深紅の碑文 (上) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)

342
4.11
上田早夕里 2013年12月19日 本で見る

感想・レビュー

魚舟や獣舟など、世界観を理解するまで時間がかかり、読むのに辛抱が必要です。組織名や利害関係の理解も難しいのですが、分かると面白いのだと思います。 もっと読む
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