中井英夫のおすすめランキング

プロフィール

中井英夫(なかい ひでお)
1922~1993年。小説家。また短歌雑誌の編集者として寺山修司、塚本邦雄らを見出した。代表作は日本推理小説の三大奇書の一つとも称される『虚無への供物』、ほかに『とらんぷ譚』『黒衣の短歌史』など。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中井英夫のおすすめランキングのアイテム一覧

中井英夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)』や『新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)』や『虚無への供物 (講談社文庫)』など中井英夫の全195作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

3249
3.60
中井英夫 2004年4月15日 本で見る

感想・レビュー

ずっと読んでみたいと思っていたが、意外に面白く、読みやすくてびっくりした。(他二つは挫折中…) 警察が事故死と処理した事で、刑事も介入しない。 古き良き... もっと読む

新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

2487
3.67
中井英夫 2004年4月15日 本で見る

感想・レビュー

アンチミステリの世界 これは… なるほど。 『ドグラマグラ』とも『黒死館殺人事件』とも違う。奇書と構えて読むからか、胸に遺物が残る読後感。 1955年... もっと読む

虚無への供物 (講談社文庫)

1327
3.77
中井英夫 1974年1月1日 本で見る

感想・レビュー

盛りだくさん。推理合戦・メタ・ファッション等々本筋以外にも見処いろいろ。読んでよかった! もっと読む

新装版 とらんぷ譚 (1) (講談社文庫)

487
4.25
中井英夫 2009年12月1日 本で見る

感想・レビュー

冒頭の「火星植物園」に痺れてハマった中井英夫の幻想譚。精神病院を訪れた「私」に医師が語り始めた。その内容は…。肌が粟立つこの魅力は半端ありません。中井英夫... もっと読む

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

358
3.65
中井英夫 電子書籍 2004年4月15日 本で見る

感想・レビュー

日本ミステリ三大奇書の一つと言われる大作。残りの二作、黒死館とドグラ・マグラは既読なので、これで三大奇書制覇…って嬉しくもなんともないが。 戦後間もない... もっと読む

新装版 とらんぷ譚 (2) (講談社文庫)

255
4.03
中井英夫 2010年2月1日 本で見る

感想・レビュー

中井英夫文学忌、黒鳥忌 タイトルに「黒鳥の〜」があったと思うけど ご本人さんがご自宅を「黒鳥館」と呼んでいたかららしい 1974年第二回泉鏡花賞 骨牌譚Ⅱ... もっと読む

中井英夫全集 (3) (創元ライブラリ)

252
4.00
中井英夫 1996年5月25日 本で見る

感想・レビュー

中井英夫氏の短篇集4作品を合本にした最高傑作。「虚無への供物」と並ぶ二大奇峰。単行本と文庫全集の形でしか完全合本になっていないので文庫全集は貴重。 もっと読む

4月の本 (12か月の本)

220
4.18
中井英夫 2025年3月12日 本で見る

感想・レビュー

https://act-02.kobe-kiu.ac.jp/opac/volume/402630 もっと読む

新装版 とらんぷ譚 (3) (講談社文庫)

205
3.86
中井英夫 2010年4月1日 本で見る

感想・レビュー

やや失速気味だが。 「幻想博物館」同様、連関のない短編集。 あちらよりもコント色が強い。 しかし冒頭の「薔薇の縛め」は最高。 オチは驚愕に近い。 もっと読む

新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

198
3.66
中井英夫 電子書籍 2004年4月15日 本で見る

感想・レビュー

三大奇書の中では一番読みやすかったけれど、凄さがいまひとつわからず…。 衒学的なところや奇抜なトリックは黒死館殺人事件を薄めた感じ。 著者の言いたいこと... もっと読む

虚無への供物 中井英夫全集1 (創元ライブラリ)

194
4.08
中井英夫 1996年11月30日 本で見る

感想・レビュー

日本三大奇書、アンチミステリと知らず読み出したので、その点途中まで楽しむことができた。洞爺湖の沈没事件やアイヌ、東京の五色不動、植物など中二心を擽るキーば... もっと読む

新装版 とらんぷ譚 (4) (講談社文庫)

162
3.71
中井英夫 2010年6月1日 本で見る

感想・レビュー

幻想文学の金字塔的存在『とらんぷ譚』も、ダイヤにあたるこの『真珠母の匣』にて、名残惜しくもついに完結である! 著者中井英夫のキャリアで最も有名なのは長編ア... もっと読む

不思議の国のアリス ミステリー館 (河出文庫)

154
3.22
アンソロジー 2015年9月8日 本で見る

感想・レビュー

『不思議の国のアリス』をテーマにしたミステリー短編のアンソロジー。同じく河出文庫から、1988年に一度刊行されていたらしく、今回は復刊になるようだ。 厳... もっと読む

新編・日本幻想文学集成 (1)

110
3.75
アンソロジー 2016年6月17日 本で見る

感想・レビュー

↓貸出状況確認はこちら↓ https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00255391 もっと読む

薔薇への供物 (河出文庫)

107
4.03
中井英夫 1990年1月1日 本で見る

感想・レビュー

バラ愛好家、というより「偏愛者」であった故・中井氏の、 バラに纏わる短編選集。 絶版です。 昔、文庫の初版をゲットし、「引っ越し身辺整理」の際に ... もっと読む

中井英夫全集 (2) (創元ライブラリ)

94
3.62
中井英夫 1998年12月20日 本で見る

感想・レビュー

またしても何度目かの読了。 作品集①『黒鳥譚』②『見知らぬ旗』③『黒鳥の囁き』 ④『人形たちの夜』が収録されています。 ②「銃器店へ」が素晴らしい(... もっと読む

新装版 とらんぷ譚1 幻想博物館 (講談社文庫)

84
3.58
中井英夫 電子書籍 2009年12月15日 本で見る

感想・レビュー

私の知らない美しい言葉を使って表現されている。 〇河鍋暁斎の黒闇女 〇風はまだ少しあるが、それもいずれは雲雀東風(「ひばりこち」とは、春に吹く東の風)... もっと読む

中井英夫全集 夕映少年 (5) (創元ライブラリ)

73
3.88
中井英夫 2002年12月20日 本で見る

感想・レビュー

(ほんとは雪華社刊行の方なんですが見つからないので) 美しいもの、かなしいもの、死と隣り合わせのもの、決して触れられないもの。 そんなものをいくつもい... もっと読む

中井英夫全集 (4) (創元ライブラリ)

65
3.80
中井英夫 1997年2月23日 本で見る

感想・レビュー

読了日は判らないので適当に。本来は全冊買う予定だったが、結局三番目に出たこれで購入はストップ。 もっと読む

中井英夫戦中日記 彼方より 完全版

62
3.87
中井英夫 2005年6月24日 本で見る

感想・レビュー

家族、文学、革命と同じ紙幅で戦況が述べられる。戦争が日常生活に位置づけられていた。思いのほかクール。でも、お母様の繰り返しページ、怖い。 印象をたとえるな... もっと読む
全195アイテム中 1 - 20件を表示

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