中勘助のおすすめランキング

プロフィール

1885年、東京に生まれる。小説家、詩人。東京大学国文学科卒業。夏目漱石に師事。漱石の推薦で『銀の匙』を『東京朝日新聞』に連載。主な著作に小説『提婆達多』『犬』、詩集に『琅玕』『飛鳥』などがある。

「2019年 『銀の匙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中勘助のおすすめランキングのアイテム一覧

中勘助のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『銀の匙 (岩波文庫)』や『銀の匙 (角川文庫)』や『銀の匙 (角川文庫)』など中勘助の全161作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

銀の匙 (岩波文庫)

3321
3.82
中勘助 1999年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

幼少期を描いた前篇、少年期を描いた後篇の2篇からなる、中勘助の自伝的小説です。 なぜこんなにもあのころの気持ちや感覚を細やかに綴ることができるのか、と驚... もっと読む

銀の匙 (角川文庫)

1593
3.81

感想・レビュー

さまざまな賛美の言葉で表しても足りない抒情世界。 静かでありながら、奥底にある心は常に潤い、沸き立っている。身体の弱いコドモであっても感情がないわけでは... もっと読む

銀の匙 (角川文庫)

896
3.71
中勘助 2014年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治時代の子供達の生活がよくわかる小説。 何度も買っては読まずに放してしまった小説だったが、 美しい文章に今回大事に読むことができた。 老いさばらえた伯母... もっと読む

銀の匙 (小学館文庫)

306
3.58
中勘助 2012年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者が体験した子ども時代のことを書いた自伝的小説です。 昔ながらの日本の下町の様子が描かれます。 別にその時代を体験したわけでもないのに、 そういう... もっと読む

犬―他一篇 (岩波文庫)

264
3.97
中勘助 1985年2月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

<犬> 修行僧は、異教徒に体を許した少女に欲情した。異教徒を呪い殺した修行僧は、我が身と少女を犬に変える。 修行僧の身のため、人としては少女と交われない。... もっと読む

銀の匙 (新潮文庫)

261
3.54
中勘助 2016年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1913 年 大正2年 茶箪笥の壊れかけの引き出しに見つけた銀の匙。母親に匙を貰う許し乞い、その銀の匙の思い出が溢れてくる。 幼児期、身体の弱かった少年は... もっと読む

鳥の物語 (岩波文庫 緑 51-2)

191
3.98
中勘助 1983年1月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

十二の鳥が、王様の前に進み出て物語を語るという十二の短編集。日本、中国、イスラエルと国境の無い鳥たちの語る物語の場所も様々。 戦前から戦後までの長きに渡... もっと読む

銀の匙 (ワイド版岩波文庫)

155
3.71
中勘助 2001年1月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

病弱な体質ながらも子供ながらに喜びや悲しみを見つけながらとゆっくり時間が流れていく。目に映るささいな物に心を震わせる幼いならではの感受性。 その場面場面... もっと読む

銀の匙

145
3.46
中勘助 電子書籍 2017年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

母に勧めれた本。もう一度読まないと。なんとなく心に浸透せずに読み終えてしまった。 もっと読む

提婆達多(でーばだった) (岩波文庫 緑 51-5)

130
4.09
中勘助 1985年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中編小説。中勘助は「銀の匙」のような瑞々しい感性豊かな文体と、これや「犬」のような匂い立つような色香の漂う文体があります。 ★★★ 提婆達多(でー... もっと読む

銀の匙

124
3.08
中勘助 2019年9月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

銀の匙は中勘助が書いた小説。中勘助の自伝的小説だそうだ。 明治43年に前編が執筆され後編は大正2年1913年に執筆された。 文章が美しく、当時をしらない自... もっと読む

夢 (書物の王国)

91
3.70
フランツカフカ 1998年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これは夢の話です。未来へ希望に燃えた夢の話ではありません。眠っているときにみる夢の話です。 面白い夢を見たとします。夢を見ているときはとても面白いの... もっと読む

蜜蜂・余生 (岩波文庫 緑 51-7)

90
3.94
中勘助 1985年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私が個人的に、しんみりしてしまう(ことに去年からなってしまった) このくらいの時期に、 合わせて読んだわけではないのに、偶然か、必然か、 ぴったりの... もっと読む

中勘助随筆集 (岩波文庫 緑 51-6)

80
3.65

感想・レビュー

「夏目先生とわたし」がとても好き。漱石の声の印象の表現が面白く、中先生らしいなぁ、と。それにしても、授業を聞いてないふりをしたり、ちょっと首をかしげて漱石... もっと読む

にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー

79
3.20
内田百閒 2018年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2018年10月河出書房新社刊。既刊の文庫、全集等から、33人、33篇のエッセイを選んだ猫のアンソロジー。夏目漱石から現在活躍中の方のエッセイ。表紙絵が楽... もっと読む

菩提樹の蔭―他2編 (岩波文庫 緑 51-3)

69
4.29
中勘助 1984年12月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

印度に住む老年の彫刻家の愛娘は、彫刻家の弟子と密かに愛し合っていた。 家の裏の大きな菩提樹は彼らの愛の棲家。 娘が死んだ時、彫刻家と弟子は娘の彫像を作... もっと読む

(028)岸 (百年文庫)

68
3.54
中勘助 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中勘助「島守」 小説とも随筆とも言い難い、日記形式の文学なのだが、季節や自然を描くひとつひとつの言葉の選び方に至るまで精妙に綴られており、小さな島を一つの... もっと読む

ちくま日本文学全集 029 中勘助

67
3.76
中勘助 1992年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漱石の「行人」連載の中断の、穴埋め作品として世に出た「銀の匙」。言わずと知れた傑作なのですが、江藤淳が「漱石とその時代 第五部」で詳述しているのを読んで、... もっと読む

銀の匙 (角川文庫)

46
3.19
中勘助 電子書籍 2015年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古い小箱に入っていた銀の匙をきっかけに筆者の幼い日々のあれこれを成長に沿って情景豊かに綴っている。私の幼い頃を思っても、退屈な毎日と嫌な出来事とと、ろくな... もっと読む

銀の匙 (1962年) (岩波文庫)

41
3.53

感想・レビュー

ものを大事にしている感じの描写が素敵です。 もっと読む
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