中勘助のおすすめランキング

プロフィール

1885年、東京に生まれる。小説家、詩人。東京大学国文学科卒業。夏目漱石に師事。漱石の推薦で『銀の匙』を『東京朝日新聞』に連載。主な著作に小説『提婆達多』『犬』、詩集に『琅玕』『飛鳥』などがある。

「2019年 『銀の匙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中勘助のおすすめランキングのアイテム一覧

中勘助のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『銀の匙 (岩波文庫)』や『銀の匙 (角川文庫)』や『銀の匙 (角川文庫)』など中勘助の全170作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

銀の匙 (岩波文庫)

3493
3.81
中勘助 1999年5月17日 本で見る

感想・レビュー

おびのりさんのレビューで出会うことができました。ありがとうございます!図書館にあったのはこちらの岩波文庫でした。 解説より、前篇は信州野尻湖畔において書... もっと読む

銀の匙 (角川文庫)

1679
3.81
中勘助 1989年5月11日 本で見る

感想・レビュー

さまざまな賛美の言葉で表しても足りない抒情世界。 静かでありながら、奥底にある心は常に潤い、沸き立っている。身体の弱いコドモであっても感情がないわけでは... もっと読む

銀の匙 (角川文庫)

1350
3.73
中勘助 2014年6月20日 本で見る

感想・レビュー

 美しすぎる日本語。  主人公が子供の頃から大切にしている小箱。 (抜粋) なにもとりたてて美しいのではないけれど、木の色合いがくすんで手ざわりの柔らか... もっと読む

銀の匙 (新潮文庫)

348
3.58
中勘助 2016年9月28日 本で見る

感想・レビュー

1913 年 大正2年 茶箪笥の壊れかけの引き出しに見つけた銀の匙。母親に匙を貰う許し乞い、その銀の匙の思い出が溢れてくる。 幼児期、身体の弱かった少年は... もっと読む

銀の匙 (小学館文庫)

329
3.54
中勘助 2012年10月16日 本で見る

感想・レビュー

作者が体験した子ども時代のことを書いた自伝的小説です。 昔ながらの日本の下町の様子が描かれます。 別にその時代を体験したわけでもないのに、 そういう... もっと読む

犬 他一篇 (岩波文庫)

290
3.93
中勘助 1985年2月18日 本で見る

感想・レビュー

<犬> 修行僧は、異教徒に体を許した少女に欲情した。異教徒を呪い殺した修行僧は、我が身と少女を犬に変える。 修行僧の身のため、人としては少女と交われない。... もっと読む

鳥の物語 (岩波文庫)

203
3.95
中勘助 1983年1月17日 本で見る

感想・レビュー

十二の鳥が、王様の前に進み出て物語を語るという十二の短編集。日本、中国、イスラエルと国境の無い鳥たちの語る物語の場所も様々。 戦前から戦後までの長きに渡... もっと読む

銀の匙

172
3.41
中勘助 電子書籍 2017年9月28日 本で見る

感想・レビュー

大事なものを宝箱から一つ一つ取り出して余すことなく並べたような、はたまた、湧き上がる愛おしい記憶を思い出すままに綴ったような、繊細で美しい言葉で記された随... もっと読む

銀の匙 改版 (ワイド版岩波文庫 173)

164
3.73
中勘助 2001年1月16日 本で見る

感想・レビュー

病弱な体質ながらも子供ながらに喜びや悲しみを見つけながらとゆっくり時間が流れていく。目に映るささいな物に心を震わせる幼いならではの感受性。 その場面場面... もっと読む

銀の匙

159
3.11
中勘助 2019年9月5日 本で見る

感想・レビュー

子供の頃の記憶って、案外何気ないことほど覚えてたりする。でもいくら記憶はあっても、それをこの本のようにあの頃のみずみずしさのまま物語として伝えるのは難しい... もっと読む

提婆達多 (岩波文庫)

138
4.09
中勘助 1985年4月16日 本で見る

感想・レビュー

中編小説。中勘助は「銀の匙」のような瑞々しい感性豊かな文体と、これや「犬」のような匂い立つような色香の漂う文体があります。 ★★★ 提婆達多(でー... もっと読む

夢 (書物の王国 2)

101
3.67
フランツ・カフカ 1998年7月1日 本で見る

感想・レビュー

これは夢の話です。未来へ希望に燃えた夢の話ではありません。眠っているときにみる夢の話です。 面白い夢を見たとします。夢を見ているときはとても面白いの... もっと読む

密蜂・余生 (岩波文庫)

98
3.95
中勘助 1985年9月17日 本で見る

感想・レビュー

私が個人的に、しんみりしてしまう(ことに去年からなってしまった) このくらいの時期に、 合わせて読んだわけではないのに、偶然か、必然か、 ぴったりの... もっと読む

日本近代随筆選 出会いの時 (1) (岩波文庫 203)

97
4.29
千葉俊二 2016年4月18日 本で見る

感想・レビュー

随筆、四十二篇が収められている。 なんてことない日常、いっけん退屈にみえるものでも、一流の作家が随筆としてその情景を描けば、特別なものに変わる。私自身も、... もっと読む

中勘助詩集 (岩波文庫)

95
3.79
中勘助 1991年11月18日 本で見る

感想・レビュー

美しい日本語。 もっと読む

中勘助随筆集 渡辺外喜三郎編 (岩波文庫)

87
3.67
中勘助 2002年7月11日 本で見る

感想・レビュー

「夏目先生とわたし」がとても好き。漱石の声の印象の表現が面白く、中先生らしいなぁ、と。それにしても、授業を聞いてないふりをしたり、ちょっと首をかしげて漱石... もっと読む

岸 (百年文庫 28)

79
3.56
アンソロジー 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

茄子を加えて、黴を削り取った餅の雑煮は旨かろう。 もっと読む

中勘助 (ちくま日本文学全集 029)

71
3.77
中勘助 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

「銀の匙」 早熟な少年の中にやがて大人のさめたまなざしがめばえゆく、その様子をつぶさに描いた繊細な成長譚だと思った。とともに、折々の子どもたちとの遊びや学... もっと読む

菩提樹の蔭 他二編 (岩波文庫 51-3)

70
4.29
中勘助 1984年12月17日 本で見る

感想・レビュー

印度に住む老年の彫刻家の愛娘は、彫刻家の弟子と密かに愛し合っていた。 家の裏の大きな菩提樹は彼らの愛の棲家。 娘が死んだ時、彫刻家と弟子は娘の彫像を作... もっと読む

銀の匙 (角川文庫)

47
3.19
中勘助 電子書籍 2015年5月25日 本で見る

感想・レビュー

古い小箱に入っていた銀の匙をきっかけに筆者の幼い日々のあれこれを成長に沿って情景豊かに綴っている。私の幼い頃を思っても、退屈な毎日と嫌な出来事とと、ろくな... もっと読む
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