中島義道のおすすめランキング

プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰.
著書に, 『カントの時間構成の理論』(理想社. のち改題『カントの時間論』講談社学術文庫),『モラリストとしてのカント1』(北樹出版. のち改題『カントの人間学』講談社現代新書),『カントの自我論』(日本評論社. のち岩波現代文庫), 『悪について』(岩波新書),『悪への自由──カント倫理学の深層文法』(勁草書房. のち改題『カントの「悪」論』講談社学術文庫),『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫), 『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎)ほか.

「2024年 『その二 「純粋理性」の舞台裏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島義道のおすすめランキングのアイテム一覧

中島義道のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『哲学の教科書 (講談社学術文庫)』や『ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)』や『働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)』など中島義道の全326作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

哲学の教科書 (講談社学術文庫)

1462
3.75
中島義道 2001年4月10日 本で見る

感想・レビュー

 僕はこの本の著者、中島氏が好きである。氏は世間一般からみれば「社会人不適合者」なのだが、こういう人でないと哲学者にはなれないのかもしれない(氏の著作の一... もっと読む

ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)

1180
3.56
中島義道 2003年8月23日 本で見る

感想・レビュー

 妻子にひどく嫌われてしまった経験があり、その状況がずっと続いている哲学者の著者。生い立ちもかなり大変だったよう。そういった経験をした著者だからこそ書けた... もっと読む

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

1166
3.40
中島義道 2004年4月24日 本で見る

感想・レビュー

phaさんの本紹介から興味が湧き読了。大学生活を12年間送った著者の仕事に対する哲学本。人はなぜ働かねばならないのか?という問いに対して明快な答えはないな... もっと読む

私の嫌いな10の人びと (新潮文庫)

1112
3.46
中島義道 2008年8月28日 本で見る

感想・レビュー

 久しぶりに中島義道氏の本を手にした。以前よりクリアに見える気がする。  偏屈なだけの人に見えるが、そうではない。自己利益(授業や委員会の負担を減らしたい... もっと読む

私の嫌いな10の言葉 (新潮文庫)

1032
3.56
中島義道 2003年2月28日 本で見る

感想・レビュー

孤高の哲学者である著者が、様々な日本人的思考、言動を斬って斬って斬りまくる。ああ、こんなこと言っていいんだ、考えていていいんだと、全体的にはスッキリ。 ... もっと読む

カイン 自分の「弱さ」に悩むきみへ (新潮文庫)

946
3.64
中島義道 2005年7月28日 本で見る

感想・レビュー

毒を持って毒を制す。自身の凝り固まった考え方をリフレーミングするには手軽だが...。うやむやにしてきたこと、現在進行形で偽っていることなどが浮かんでは消え... もっと読む

「対話」のない社会 思いやりと優しさが圧殺するもの (PHP新書)

812
3.59
中島義道 1997年10月23日 本で見る

感想・レビュー

面白かった。 大学生の私語。私語を許す教授。 日本の若者は、全員に向かって言われるコゴトには不感症になっている。だが、自分個人に向けて言われてことは骨身に... もっと読む

人生を「半分」降りる 哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

644
3.61
中島義道 2008年1月1日 本で見る

感想・レビュー

ここのところ中島義道づいている。心身が中島義道の言葉を求めているようだ。 本書で同氏が言う、人生を半分降りる、ことになるのかは分からないが、 思っていな... もっと読む

「時間」を哲学する (講談社現代新書)

639
3.05
中島義道 1996年3月19日 本で見る

感想・レビュー

通常殆どの人が想定する過去ー現在ー未来が一直線上にあるという見方がぐらつき、色々な場面で語られる時間に違和感を持つようになった。 もっと読む

悪について (岩波新書)

600
3.61
中島義道 2005年2月18日 本で見る

感想・レビュー

冒頭からあまりにおもしろくて一気読みした1冊。 うわこれ私もずっと思ってた嬉しい…!と感動しながら読み進めてくといきなり身体をものすごい勢いでえぐられる... もっと読む

差別感情の哲学 (講談社学術文庫 2282)

584
3.99
中島義道 2015年2月11日 本で見る

感想・レビュー

悪意がない社会のことを「味気ない」と評していて、そういう態度は古今東西様々な場所でみられるけど、謎だよなぁ。私はそういう社会が理想だけど。 === p23... もっと読む

善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 (角川新書)

548
3.60
中島義道 2010年8月6日 本で見る

感想・レビュー

うん、これは掛け値なしに面白かった。自身は善人(弱者≒大衆≒畜群)にならならいように努力している状態だと思いたいが、そうとも言い切れないものを抱えているの... もっと読む

孤独について 生きるのが困難な人々へ (文春文庫)

543
3.57
中島義道 2008年11月7日 本で見る

感想・レビュー

多分孤独という言葉の定義の仕方の問題だと思うんだけど、この著者は(私の定義だと)決して孤独ではないと思う。 著者が考える「孤独」とは、人とかかわるこ... もっと読む

非社交的社交性 大人になるということ (講談社現代新書)

537
3.37
中島義道 2013年5月18日 本で見る

感想・レビュー

中島義道さんの著作を読むのはこれで3,4冊目だと思います(うろ覚えですが)。 「非社交的社交性」という題名に惹かれて読みましたが、これ、カントの言葉... もっと読む

「人間嫌い」のルール (PHP新書)

524
3.61
中島義道 2007年7月17日 本で見る

感想・レビュー

自分を誤魔化さず、本音で生きる勇気をもってみようか この中島義道という哲学者に傾倒しないよう クギを刺しながらも大分、共感してしまう自分がいます。... もっと読む

人生に生きる価値はない (新潮文庫)

449
3.43
中島義道 2011年9月28日 本で見る

感想・レビュー

連載のエッセーを一冊にまとめた内容.タイトルと直接関わる内容のものはあまりなかったと思う. 客観的な絶対世界が錯覚に過ぎず,主観的な世界を唯一確かなものと... もっと読む

カントの人間学 (講談社現代新書)

425
3.40
中島義道 1997年12月18日 本で見る

感想・レビュー

⚫︎著者の本は過去に読んだことがあり、たしかカルチャーセンターの哲学講座の受講料を巡るとんでもなく哲学的な言い争いの記載に衝撃を受けたから。 ⚫︎結果は大... もっと読む

生きるのが困難な人々へ 孤独について (文春新書)

421
3.44
中島義道 1998年10月22日 本で見る

感想・レビュー

中島義道氏の本9冊目になりました。 彼は自分のことを書くのが好きな人なので、結構いろいろ知っていますが、この本で今まで知らなかったことがさらに入ってきま... もっと読む

どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? (角川文庫)

410
3.67
中島義道 2008年11月22日 本で見る

感想・レビュー

過去に友人2名、知人1名が自殺した...。毒にも薬にもなる本書。ifはないが、当時、本書を当事者が手に取っていたら...。ただの自己欺瞞だな...。 もっと読む

不幸論 (PHP新書)

391
3.38
中島義道 2002年10月17日 本で見る

感想・レビュー

この種のテーマコミュニティは居心地がいい。徹頭徹尾、ブレなく繰り返される論理(ちょっとくどい)。まあ最終的には平坦なのであるが...。 マジョリティが読... もっと読む
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