中村真一郎のおすすめランキング

プロフィール

中村真一郎(なかむら・しんいちろう)1918年、東京生まれ。東大仏文科卒。42年、福永武彦、加藤周一らと「マチネ・ポエティク」を結成し、47年、『1946文学的考察』を刊行する一方、『死の影の下に』で戦後派作家として認められる。以後、小説、詩、評論、戯曲、翻訳と多分野で活躍。王朝物語、江戸漢詩にも造詣が深い。作品に『回転木馬』、『空中庭園』、『孤独』、『四季』四部作、『頼山陽とその時代』、『蠣崎波響の生涯』他多数がある。

「2019年 『この百年の小説 人生と文学と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村真一郎のおすすめランキングのアイテム一覧

中村真一郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『水いらず (新潮文庫)』や『とりかえばや物語 (ちくま文庫)』や『深夜の散歩 ミステリの愉しみ (創元推理文庫)』など中村真一郎の全429作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

水いらず (新潮文庫)

879
3.48

感想・レビュー

以前読んだのは遥か昔なので全く覚えてない、ただつまんない小説やなあ、という印象は覚えてる。なので躊躇いながらの再読でしたがなんとこれが面白かった。『嘔吐』... もっと読む

とりかえばや物語 (ちくま文庫)

162
3.35
中村真一郎 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

「とりかえっこもの」と聞いて興味はあったんですが、平安時代の話ということで、なんだか難しそうでなかなか手が出せずにいました。 でも、最近、読んでみる気に... もっと読む

深夜の散歩 ミステリの愉しみ (創元推理文庫)

149
3.43
アンソロジー 2019年10月30日 本で見る

感想・レビュー

最近創元推理文庫で復刊してくれたそうだが、私は昭和53年版の講談社「決定版 深夜の散歩」の感想を書く。よって文庫版にはあるという福永・中村対談は読めてはい... もっと読む

堀辰雄/福永武彦/中村真一郎 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 17)

133
4.14
池澤夏樹 2015年3月12日 本で見る

感想・レビュー

堀辰雄の「かげろうの日記」と「ほととぎす」。 ここにはヨーロッパ仕込みの見事な「平安文学の心理小説化」がある。前回配本の森鴎外からもう一歩進んでいる? ... もっと読む

壁抜け男 (異色作家短篇集 17)

131
3.92
マルセル・エイメ 2007年1月24日 本で見る

感想・レビュー

そういうことはできないでしょう、と思うような設定をさらっと書いてそういう状況での人間を描いています。 「カード」「よい絵」は面白い。 「七里の靴」はメ... もっと読む

源氏物語の世界 (新潮選書)

85
3.25
中村真一郎 2023年5月25日 本で見る

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/926101 もっと読む

ポケットアンソロジー 恋愛について (岩波文庫 別冊 9)

84
3.35
中村真一郎 1989年11月16日 本で見る

感想・レビュー

"恋愛"に対する意見や感想、はたまた哲学的な観点や歴史上の文学から得られた考察などが書かれていて面白い。 感情の赴くまま素直に 恋愛をすることができず も... もっと読む

文章読本 (新潮文庫)

65
3.43
中村真一郎 1982年1月1日 本で見る

感想・レビュー

生誕100年を迎へた中村真一郎。ここでは、たまたま入院中に読んだ『文章読本』を取り上げます。 谷崎読本以来、色色な作家が『文章読本』を執筆してをりますが、... もっと読む

火の娘たち (ちくま文庫)

65
3.39

感想・レビュー

夢と狂気と幻想の詩人ネルヴァルが、自死の前年に遺した小説集。ヴァロワの美しい風景と伝説とを背景に、不思議な時間構成をとおして幻想的な愛と悔恨を語る傑作「シ... もっと読む

芥川龍之介の世界 (岩波現代文庫 文芸 272)

63
3.86
中村真一郎 2015年12月16日 本で見る

感想・レビュー

博覧強記。初出は50年代と大変古いのに色褪せない文章。関東大震災時の田端についての記述に興味がわき、もっと知りたく感じた。 もっと読む

木村蒹葭堂のサロン

58
4.00
中村真一郎 2000年3月30日 本で見る

感想・レビュー

好きそうな内容でありさらに卒論が中村さんだったのにもかかわらずまだ手に入れてなかった。 とにかく早いとこ買っておこう。 まだあるかな? もっと読む

深夜の散歩 ミステリの愉しみ (ハヤカワ文庫JA)

57
3.40
アンソロジー 1997年11月11日 本で見る

感想・レビュー

これはバランスの悪さゆえの結果だろう。 もし『深夜の散歩』が最後に来ていたら、断然五ツ星をつけたであろうから。 そう、何よりも『深夜の散歩』が素晴らし... もっと読む

色好みの構造 王朝文化の深層 (岩波新書)

56
3.23
中村真一郎 1985年11月20日 本で見る

感想・レビュー

「色好み」という観点からまとめられた王朝文学史。「色好み」全盛期に活躍した清少納言、紫式部、和泉式部の特徴や、その衰退期に物された『とりかえばや物語』など... もっと読む

インド王妃の遺産 (集英社文庫)

56
3.40
ジュール・ヴェルヌ 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

 本作品は1879年に出版。普仏戦争(1870~1871年)でフランスが負けた後だったようで、ドイツ人のシュルツ教授が徹底的な悪人として描かれています。 ... もっと読む

王朝物語 (新潮文庫)

52
3.78
中村真一郎 1998年2月1日 本で見る

感想・レビュー

縦横無尽。 古典作品から西欧世界へ、日本の近代文学へ。 そういう橋の架け方があるのね、と思わされながらも、やっぱり一番響いたのは筆者の作品論。 ... もっと読む

頼山陽とその時代 (上) (ちくま学芸文庫)

49
4.33
中村真一郎 2017年3月8日 本で見る

感想・レビュー

☆4.5 頼山陽は精神病だった  吉田松陰を知るにあたり、松蔭が影響を受けた頼山陽の伝記を読まうとおもった。  精神病視点で頼山陽を捉へるこころみで、中... もっと読む

暁の女王と精霊の王の物語 (角川文庫)

44
3.70

感想・レビュー

再読。旧約聖書の賢者ソロモン王にシバの女王バルキスが会いにくるエピソードをベースにしているけれど、ネルヴァルは二人を結婚させず、どころかソロモン王を嫉妬深... もっと読む

モンテ・クリスト伯爵 (世界文学の玉手箱 13)

41
3.86

感想・レビュー

1993年発行、河出書房新社の単行本。この話もっと長かったんだ。どこの出版社のだったか、小さい時に読んだのも同じような分量だったし。細かい伏線が最後に向け... もっと読む

この百年の小説 人生と文学と (講談社文芸文庫)

38
中村真一郎 2019年1月12日 本で見る

感想・レビュー

烏兎の庭 第六部 7.5.20 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto06/doc/100nen.html もっと読む
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