中沢けいのおすすめランキング

プロフィール

中沢けい(監修)
1959年神奈川県横浜市生まれ。小説家。法政大学文学部日本文学科教授。一般社団法人K-BOOK 振興会代表理事。明治大学政治経済学部卒業。1978年第21回群像新人賞を『海を感じる時』で受賞。1985年第7回野間新人賞を『水平線上にて』で受賞。
代表作に『女ともだち』『楽隊のうさぎ』『月の桂』などがある。

「2021年 『茶をうたう 朝鮮半島のお茶文化千年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中沢けいのおすすめランキングのアイテム一覧

中沢けいのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『楽隊のうさぎ (新潮文庫)』や『うさぎとトランペット (新潮文庫)』や『女が読む太宰治 (ちくまプリマー新書 109)』など中沢けいの全109作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

楽隊のうさぎ (新潮文庫)

2724
3.22
中沢けい 2002年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中学入学後、勧誘されたブラスバンド部に入部した、引っ込み思案の少年の成長物語。 学校に居たくない、居場所がない そんな少年が吹奏楽の魅力と ひとつの音楽... もっと読む

うさぎとトランペット (新潮文庫)

459
3.29
中沢けい 2007年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おとなしい引っ込み思案な小学5年生の女の子、宇佐子。おとなびている転校してきた同級生のミキちゃん。 2人は、音楽や、社会の大人達とまじわりながら、大人にな... もっと読む

女が読む太宰治 (ちくまプリマー新書 109)

217
3.11
佐藤江梨子 2009年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性から見た太宰治。 正直、太宰治は一冊も完全に読了したことはない。 古典は難しい。と勘違いしているからだ。 太宰治の魅力とは何か。 それは、女で... もっと読む

海を感じる時・水平線上にて (講談社文芸文庫 なI 1)

135
3.20
中沢けい 1995年3月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

映画化(2014年)されたのでタイトルは知っていたけれど、映画のほうはやれ主演女優が脱いだの、ベッドシーンがどうのということばかりが前面に出されていて、と... もっと読む

海を感じる時 (新風舎文庫 な 121)

130
3.62
中沢けい 2005年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

表題作のみ。母と娘のドロドロ。娘がストーカーで、相手の男の人がかわいそうになる。 この母の荒れ狂いようは、どの娘も見たことがあるのでは、ないだろうか。 もっと読む

楽隊のうさぎ

122
3.44
中沢けい 2000年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文章が読みにくくて何だか苦痛… 視点がコロコロ変わるくせに、その対象が明記されてないから分かりにくい。 場面の展開も唐突ですぐには分からない。 何と... もっと読む

ちぎれ雲 (講談社文芸文庫 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ))

112
3.52
幸田文 1993年2月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

このエッセイ集は幸田文の初期のものということで、父・露伴のことがいつもどこか話の中心にある。いままで幸田文の文章を読んだことがなかったので、他と比較はでき... もっと読む

グリムの森へ (小学館文庫 た 29-1)

90
3.05
高村薫 2015年3月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代作家によるグリム童話の再話集。作品に対する新たなアプローチというよりは、『如何に語るか』に重点を置いた再話のように感じた。 皆川博子の『青髯』が読み... もっと読む

麹町二婆二娘孫一人

86
3.23
中沢けい 2014年10月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて読んだ作家さん。 表紙の装丁に魅かれて手に取った。 麹町のお屋敷に住む亥年生まれの5人の女たち。 猪が三代揃うと、その家は栄える、という言い伝えがあ... もっと読む

心に残る人々 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

82
3.44
白洲正子 1996年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

白州雅子が特に印象深かった人との対話を綴ったもの。相手の方はいずれも当世一流の人物ばかりで、それを通り一遍の紹介はせず、彼女流の独特の捉え方で話のきっかけ... もっと読む

高校生と考える希望のための教科書  (桐光学園大学訪問授業)

80
3.17
坂本龍一 2018年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

谷川俊太郎さんのところだけ読んだ。 「いろんな美しさがあることを自分の中に許しておく。」 もっと読む

うさぎとトランペット

76
2.97
中沢けい 2004年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ストーリーはいい。 子供と大人の間に立ち始めた少女の心の動きが描かれている。 比喩表現がくどく感じられた。 もっと読む

海を感じる時

73
2.94

感想・レビュー

2017.12/27 「洋子さんの本棚」で多く語られていたので。母娘の関係、大変な人の話はこんななんだなと。ただ、精神的には母に対する目というのは父に対す... もっと読む

動物園の王子

73
2.53
中沢けい 2013年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校時代の演劇部仲間三人組の50代の日常を描く。 私も中高時代からの友人とよく会うので、将来50代になった姿と共感できる事があるかも?と思い読み始めたが、... もっと読む

アンチヘイト・ダイアローグ

52
4.00
中沢けい 2015年9月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルの通り、ヘイト、特に在日朝鮮の方々と韓国に向けられるヘイトにNOを叫ぶ対談集。 刊行が2015年で、そこから状況が良くなったとはまるで言えないこと... もっと読む

海を感じる時 (講談社文庫 な 16-1)

47
3.36

感想・レビュー

映画化ということで読んでみました。 表題作より「銀の雫滴る岸」の方が好きだった。 どちらも短編だけど、すごく詰まっている。 もっと読む

アジア映画で〈世界〉を見る――越境する映画、グローバルな文化

43
5.00
石坂健治 2013年12月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

直前に2000年頃のアジア映画評論集を読み、十数年で随分変わってしまったな、と憂う。 映画が越境するなら、人もまた然り。のはず。 もっと読む

澁澤龍彦の記憶

41
4.33
巖谷國士 2018年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

澁澤龍彦については、『高岳親王航海記』とか、そういう有名なものをいくつか読んだ程度で、好きな作家と呼ぶには到底憚りがあるので、気になる作家と呼んでいる。ど... もっと読む

大人になるヒント

39
3.50
中沢けい 2008年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

早く大人になりたい人、大人になんかなりたくない、大人は敵という人も、一度大人って何なのか考えてみませんか。周りの大人も、自分の進む道の先にある大人像も含め... もっと読む

現代小説クロニクル 1990~1994 (講談社文芸文庫 にC 4)

35
3.33
多和田葉子 2015年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増... もっと読む
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