丸山健二のおすすめランキング

プロフィール

1943年、長野県飯山市に生まれる。仙台電波高等学校卒業後、東京の商社に勤務。66年、「夏の流れ」で文學界新人賞を受賞。翌年、第56回芥川賞を史上最年少(当時)で受賞し、作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。主な作品に『雨のドラゴン』『ときめきに死す』『月に泣く』『水の家族』『千日の瑠璃』『争いの樹の下で』ほか多数。また、趣味として始めた作庭は次第にその範疇を越えて創作に欠かせないものとなり、庭づくりを題材にした写真と文章をまとめた本も多い。また、2020年に「いぬわし書房」を設立し、長編小説『ブラック・ハイビスカス』(全4巻) を、23年、『風死す』(全4巻) を刊行。出版活動のほか〈丸山健二塾&オンラインサロン〉や〈丸山健二文学賞〉なども運営している。

「2024年 『言の葉便り 花便り 北アルプス山麓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丸山健二のおすすめランキングのアイテム一覧

丸山健二のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『水の家族』や『夏の流れ 丸山健二初期作品集 (講談社文芸文庫)』や『田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫)』など丸山健二の全234作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

水の家族

413
3.59
丸山健二 2006年6月19日 本で見る

感想・レビュー

長野に移住して文壇と一線を画した丸山氏の自然描写の簡潔で美しい文章に酔った。私は自然を知らない。何度も辞書をひいて意味を確認した。水は神聖でしかも色っぽい... もっと読む

夏の流れ 丸山健二初期作品集 (講談社文芸文庫)

332
3.75
丸山健二 2005年2月11日 本で見る

感想・レビュー

孤高の作家として、そして日本文学の傾向に対して強い否定的な立場としても知られる丸山健二という存在を仄聞し、気になって探してみたところ入門に良さそうな本書を... もっと読む

田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫)

186
3.39
丸山健二 2011年5月30日 本で見る

感想・レビュー

自然が美しいは、生活環境が厳しいということ。 警官や小学校の教師は転勤で地域を見る目が養われている。 あなたの理想とする田舎暮らしは、土地を購入し、家... もっと読む

田舎暮らしに殺されない法

162
3.13
丸山健二 2008年5月7日 本で見る

感想・レビュー

都会人の田舎暮らしに対する辛口注意本というより、定年オヤジに対する厳しい批判本。 もっと読む

生きるなんて (朝日文庫)

113
3.58
丸山健二 2007年4月6日 本で見る

感想・レビュー

1.著者;長野県出身の小説家。高校卒業後、商社に勤務。1966年に「夏の流れ」で、当時最年少(23歳)で芥川賞受賞。その後、「雨のドラゴン」で谷崎潤一郎賞... もっと読む

ときめきに死す

105
3.84
丸山健二 2006年12月15日 本で見る

感想・レビュー

「テロリスト」の青年と、彼の世話を頼まれた中年男の物語。ある日、大学時代の知り合いがやってきて破格の報酬を提示し、避暑地の山荘で青年の面倒を見てやってほし... もっと読む

まだ見ぬ書き手へ (朝日文芸文庫)

103
3.72
丸山健二 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

熱い。自分がまだ見ぬ作家だと勘違いしてしまうほど。全てを捨てて一度作家業に没頭するとは、与沢翼のぶち抜く力と似てる。没頭してただ先ずは書く。それを続ける。 もっと読む

眠れ、悪しき子よ (上)

79
3.31
丸山健二 2011年4月19日 本で見る

感想・レビュー

感想は下巻で もっと読む

安曇野の白い庭 (新潮文庫)

71
3.60
丸山健二 2005年3月2日 本で見る

感想・レビュー

図書館で。 少し前にパラ読みした三浦しおんさんの本で取り上げられたので読んでみました。 なんて言うのか、典型的な昭和初期のオッサンって感じの思考と... もっと読む

人生なんてくそくらえ

69
3.27
丸山健二 2012年2月17日 本で見る

感想・レビュー

本には多分、出会うべき時と出会わないべき時があって、私は「いま」、この本と出会うべきじゃなかった。 前向きに夢に燃えている時、それだけの環境がある時に、読... もっと読む

我、涙してうずくまり

66
3.89
丸山健二 2013年1月9日 本で見る

感想・レビュー

主人公の「存在の悲しみに膝を屈し孤独と諦念に生きる中年の『私』」(表紙裏の本紹介文より)が、延々と独白を続ける。思考の過程をいちいち言葉にして吐き出してい... もっと読む

千日の瑠璃 (上) (文春文庫)

59
4.00
丸山健二 1996年1月1日 本で見る

感想・レビュー

これは人間が主人公ではなく、人間のまわりに存在している物、動物、植物、自然…などとありとあらゆるもの、森羅万象が主人公です。 それらから見た人間はと... もっと読む

生きるなんて

52
3.93
丸山健二 2005年10月13日 本で見る

感想・レビュー

ネガティブを語らせたら天下一です丸山健二。ポジティブなんて馬鹿にしか見えなくなります。実際にそうだと思うし。同じ理由で哲学者の中島義道も好きだけど、あの人... もっと読む

眠れ、悪しき子よ (下)

52
3.36
丸山健二 2011年4月19日 本で見る

感想・レビュー

「夏の流れ」を読んで以来もう一度あのような読書体験をしたいと思ってまたこの作者の本を読んでみた。前に違うものを読んだ時も感じたが、「夏の流れ」のようなもの... もっと読む

虹よ、冒涜の虹よ (上) (新潮文庫)

50
3.63
丸山健二 2003年7月30日 本で見る

感想・レビュー

暴力の申し子のような主人公“真昼の銀次”は大物ヤクザ二人を殺して逃亡する。かつての配下に匿われ、ある海辺の電波塔に潜伏する。そこに現れるのは人外の化性たる... もっと読む

争いの樹の下で (上) (新潮文庫)

48
3.89
丸山健二 1999年1月28日 本で見る

感想・レビュー

思春期にどっぷりはまった一冊。 もっと読む

月は静かに

47
3.64
丸山健二 2002年12月24日 本で見る

感想・レビュー

初めから、描写がリアルで気持ちが悪くなり、読むのを止めてしまいました。 また、機会があれば… もっと読む

日と月と刀 (上)

46
3.92
丸山健二 2008年4月14日 本で見る

感想・レビュー

丸山健二 「 日と月と刀 」 上巻 作者不詳の重要文化財「日月山水図屏風」がモチーフ。「日月山水図屏風」の絵師 無名丸を創作して、その生涯を描いている ... もっと読む

さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない

46
3.60
丸山健二 2011年2月1日 本で見る

感想・レビュー

絶えざる変動が当たり前の世界にあって花の季節のみをふり返ってはならないと諭す もっと読む

さすらう雨のかかし

45
3.71
丸山健二 2008年4月24日 本で見る

感想・レビュー

松田優作演じる朝倉に心奪われていた若き日に「ハードボイルドってーのは生き方なんだよ小僧!」と平手打ちを喰らわせてきたのが誰あろうこの丸健親分。 でもその頃... もっと読む
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