丸谷才一のおすすめランキング

丸谷才一のおすすめランキングのアイテム一覧

丸谷才一のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ボートの三人男 (中公文庫 C 16)』や『完本 日本語のために (新潮文庫)』や『日本史を読む (中公文庫 ま 17-12)』など丸谷才一の全496作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ボートの三人男 (中公文庫 C 16)

240
3.79

感想・レビュー

英国紳士3人のテムズ河ぶらり途中下船の旅(犬はさておき)。 1889年に出版されベストセラーになったイギリスのユーモア小説。小説といってもストーリーらし... もっと読む

完本 日本語のために (新潮文庫)

225
3.83
丸谷才一 2011年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

丸谷才一氏の個人的見解に過ぎないのだとしても、 高評価な小林秀雄の文章が一向に理解できない自分に向けられた残念感が緩和された一冊。 なんであんな解りづらい... もっと読む

日本史を読む (中公文庫 ま 17-12)

223
3.85
丸谷才一 2001年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

歴史家には語れない日本史。小説家・劇作家の想像力と妄想力を駆使している。要するに、その時代に生きていた個人という視点から歴史を見ているために、例えば歌舞伎... もっと読む

口訳万葉集/百人一首/新々百人一首 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集02)

210
4.14
折口信夫 2015年7月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「口訳万葉集」折口信夫 日本最古の歌集を、昭和の鬼才折口信夫が訳していた。しかも、口述筆記。3人の友人がテキストだけで辞書も持っていない折口から書き取ると... もっと読む

文学のレッスン (新潮文庫 ま 2-12)

201
4.20
丸谷才一 2013年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

平成22年、ということは、2010年に出た本。だそうです。 丸谷才一さんが、聞き手の湯川さんという人との対談形式で、古今東西のあれこれについて薀蓄オモシ... もっと読む

若い藝術家の肖像 (集英社文庫 ヘリテージシリーズ J 1-5)

192
4.06

感想・レビュー

「ユリシーズ」寄り道中。 ユリシーズ主要人物のスティーブン・ディーダラスの幼少期から大学卒業までの、経歴や学歴と、心の動きを通して、スティーブンが「芸術... もっと読む

E・A・ポー ポケットマスターピース 09 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

186
3.65

感想・レビュー

まるでレンガのような分厚い本。そこには「モルグ街の殺人」や「アッシャー家の崩壊」、「ウィリアム・ウィルソン」といったポーの楽しい短編16作にくわえ、有名な... もっと読む

快楽としての読書 (海外篇) (ちくま文庫 ま 12-3)

179
3.79
丸谷才一 2012年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本を切らしてしまった。読むに価する本をどうにかして調達せねばならぬ。そういうときどうするか。私なら書評に頼る。新聞や雑誌には書評欄というスペースがあって、... もっと読む

たった一人の反乱 (講談社文芸文庫)

156
3.58
丸谷才一 1997年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一見600p超の大作だが内容自体はライト。 掛け合いもユーモアの中に知性があり感心しながら読み進めてしまった。 途中数十pも続く、作者の思想代弁とも言え... もっと読む

快楽としてのミステリ- (ちくま文庫 ま 12-4)

155
3.76
丸谷才一 2012年11月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館でこないだ、まとめ借り(そんな言葉あるか?)したうちの一冊。特に予備知識もなく、適当に借りてみたが、佐渡さんの本と同様大当たり。 最近、こりゃ大当... もっと読む

孤独な娘 (岩波文庫)

153
3.41

感想・レビュー

世界大恐慌後の戦間期に書かれたアメリカ作家ナサニエル・ウェストの、悲惨な人びとの苦悩をブラックユーモア的に覆った幻想的な作品。訳は丸谷才一。 それほどペ... もっと読む

持ち重りする薔薇の花

147
3.57
丸谷才一 2011年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2018年一冊目。 以下、ネタバレ含む。 丸谷才一は『輝く日の宮』の印象が強かったけれど、『女ざかり』も既読だった。 どちらも、もう7年... もっと読む

横しぐれ (講談社文芸文庫)

145
3.73
丸谷才一 1989年12月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ボリュームもユーモアも話の硬さも適度すぎる品の良い短編集。 表題作のテーマ・進行・締めは余りにもオシャレ。 もっと読む

文学全集を立ちあげる (文春文庫 ま 2-22)

144
3.76
丸谷才一 2010年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新しいカノン(正典)として「文学全集を立ち上げる」ために当代きっての博識碩学の批評家文学者作家のやんややんやの鼎談ですが、これはあくまで「仮想全集」目録作... もっと読む

裏声で歌へ君が代 (新潮文庫 ま 2-6)

141
3.68
丸谷才一 1990年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

▼「裏声で歌え君が代」丸谷才一。1982年新潮社、書き下ろし。個人的には恐らく1985年くらいに読んでいるんです。だから38年ぶりくらいの再読。そしてその... もっと読む

長距離走者の孤独 (集英社文庫)

140
3.58

感想・レビュー

涙こそ出なかったけど、最後の一行にいくまでに知らず奥歯を噛み締めて読んだ「漁船の絵」。 もともと時間のスパンが長い短編小説って好きなんだなぁ…音楽みたい... もっと読む

酒呑みに与ふる書

139
2.78
マラルメ 2019年2月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

酒にまつわる沢山のお話が読める本。同じ酒飲みとして興味深く読ませていただきました。酒が飲みたくなるので飲みすぎないように注意が必要です。 個人的には... もっと読む

思考のレッスン

137
3.59
丸谷才一 1999年9月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本の読み方, ものの考え方, 文章の書き方の参考になる. レッスンとあるが, 作者の対談をまとめたものであり, 思考方法についてのHowTo本ではない. ... もっと読む

ブライトン・ロック (ハヤカワepi文庫―グレアム・グリーン・セレクション)

137
3.59

感想・レビュー

ブライトンは昔の熱海のようなところ、「ブライトン・ロック」はさしずめ金太郎飴と解説(三浦雅士)にある。そこで殺人事件が起こる。 主人公はピンキー、1... もっと読む

深夜の散歩 (ミステリの愉しみ) (創元推理文庫)

136
3.17
福永武彦 2019年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最近創元推理文庫で復刊してくれたそうだが、私は昭和53年版の講談社「決定版 深夜の散歩」の感想を書く。よって文庫版にはあるという福永・中村対談は読めてはい... もっと読む
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