二階堂黎人のおすすめランキング

プロフィール

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編『人狼城の恐怖』(1996〜99年。講談社ノベルス)では「1999年版本格ミステリ・ベスト10」第一位を獲得。アンソロジー編纂や新進作家の育成にも力を注ぎ、2000年代は合作ミステリの企画も多数行った。SFの分野にも精通し、『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(2002年。徳間デュアル文庫)や『アイアン・レディ』(2015年。原書房)などの著書がある。近年は手塚治虫研究者として傑作選編纂や評伝「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの刊行に力を入れている。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二階堂黎人のおすすめランキングのアイテム一覧

二階堂黎人のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『本からはじまる物語』や『地獄の奇術師 (講談社文庫)』や『「Y」の悲劇 (講談社文庫)』など二階堂黎人の全268作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

本からはじまる物語

929
3.37
恩田陸 2007年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本にまつわる短編を18名の作家が描くアンソロジー。 本好きにとって純粋に本にまつわる話は楽しいし、読んだことのない作家の作風を知ることができるという意味... もっと読む

地獄の奇術師 (講談社文庫)

641
3.18
二階堂黎人 1995年7月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

再読。自宅本。円居挽のルヴォワールで「二階堂蘭子」の話が出てきたので、読みたくなった。 昭和42年を舞台としたガチガチの怪奇趣味ミステリ。地獄の奇術師と名... もっと読む

本からはじまる物語 (角川文庫)

490
3.27
阿刀田高 2022年3月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「本」や「本屋」がテーマとなっており、 ファンタジーや恋愛、ミステリー、 時代小説などジャンルは様々あるので とってもお得な感じがします。 私は本が好き... もっと読む

聖アウスラ修道院の惨劇 (講談社文庫)

451
3.27

感想・レビュー

厳格な修道院で少女が死んだ。 少女は「黒の部屋」から落ちた。彼女の体には無数の切り傷があった。 厳格なマザー、身寄りのない美少女たち、桜の樹につるされた逆... もっと読む

人狼城の恐怖 第一部ドイツ編 (講談社文庫)

410
3.64
二階堂黎人 2001年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

世界最長の本格推理小説。隔世の立地、密室、大量殺人、王道を行く作品です。 とりあえず第1巻完読。 長いが案外読みやすくどんどん進められます。 長いだ... もっと読む

吸血の家 (講談社文庫)

356
3.29

感想・レビュー

再読。舞台は昭和44年。蘭子たちは大学生になっています。殺人予告に始まり足跡なき殺人に密室殺人、24年前にも未解決の惨劇があり…。王道のしっかりとしたミス... もっと読む

人狼城の恐怖〈第2部〉フランス編 (講談社文庫)

337
3.60

感想・レビュー

ドイツ編、フランス編どちらから読んでも、といいますが、フランス編があとでよかったなという印象。このオカルトチックな物語をちゃんと解決させられるのか興味津々... もっと読む

人狼城の恐怖〈第3部〉探偵編 (講談社文庫)

330
3.61

感想・レビュー

ー 「相手が犯罪者にしろ、自分が神に成り代わって人間を裁く権利を有することに、君は疑問を感じないのか」私がそう尋ねると、彼女はきっぱりとかぶりを振った。 ... もっと読む

ユリ迷宮 (講談社文庫)

324
3.11

感想・レビュー

巨大幽霊マンモス事件を読むために手に取った本作。どの短編もシリーズらしいおどろおどろしさがなくやや拍子抜け。 ロマネスク風の豪壮な城館が忽然と姿を消す【... もっと読む

人狼城の恐怖〈第4部〉完結編 (講談社文庫)

322
3.63

感想・レビュー

文庫本で2587ページ。 いや〜、長かった。けど、こってりミステリーを3作読んだ気持ちになれるのでお得かな。 ずっと読みたかったので、満足度は最高に高い... もっと読む

悪霊の館 (講談社文庫)

299
3.49

感想・レビュー

再読。長かった…。面白くないわけじゃありません。むしろ本格ファンならワクワクする密室や首無し遺体や双子という材料に、たっぷりの伏線、古い洋館や甲冑、一族の... もっと読む

ミステリーの書き方 (幻冬舎文庫)

279
3.79
日本推理作家協会編著 電子書籍 2015年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私はコレを「買い」だと思う。借りるべきではない、買うべきだ。古本でいい。私の場合は、電子版の安売り時に買った。序でに言えば、スマホのテキスト読み上げ機能を... もっと読む

バラ迷宮 (講談社文庫 に 22-5)

257
3.07

感想・レビュー

初めて二階堂蘭子シリーズを読んだ。ミステリー好きが食いつく複雑怪奇な内容が魅力。 もっと読む

悪魔のラビリンス (講談社文庫)

223
3.23
二階堂黎人 2004年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

名探偵と怪人、ミステリー好きにはたまりません。 もっと読む

私が捜した少年 (講談社文庫)

204
3.38

感想・レビュー

渋柿信介。通称シンちゃん(幼稚園児)のハードボイルド探偵物語。短編が5編。最後のスキー場を舞台にしたのが面白かった「渋柿とマックスの山」。以前たまたま手に... もっと読む

怪盗アルセーヌ・ルパン 1 あやしい旅行者 (10歳までに読みたい名作ミステリー )

189
4.40
モーリスルブラン 2016年6月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

息子8歳8ヶ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。... もっと読む

人狼城の恐怖〈第1部〉ドイツ編 (講談社ノベルス)

181
3.74

感想・レビュー

絢爛豪華な殺人劇、まずはドイツ編! 密室、首なし死体、場内を彷徨う甲冑、そして城内に閉じ込められた人々を一人、また一人と惨殺していく「人狼」…。 ... もっと読む

名探偵 水乃サトルの大冒険 (講談社文庫)

180
3.25

感想・レビュー

何が好きかって、サトル氏の行動と思考回路が。 二階堂作品の面白みをぎゅっと濃縮した感じ。さらっと読めるのにきっちり本格派なのが心憎いところ。 もっと読む
全268アイテム中 1 - 20件を表示

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