井上ひさしのおすすめランキング

プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上ひさしのおすすめランキングのアイテム一覧

井上ひさしのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『十二人の手紙 改版 (中公文庫)』や『吉里吉里人 (上) (新潮文庫)』や『ブンとフン (新潮文庫)』など井上ひさしの全1021作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

十二人の手紙 改版 (中公文庫)

3101
3.77
井上ひさし 2009年1月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 「昨日の夕方まで、お父さんやお母さんのそばにいたのに、幸子はいま東京の下町の空の下でこの手紙を書いている、本当に夢を見ているみたいです。」 で、始まる就... もっと読む

吉里吉里人 (上) (新潮文庫)

1433
3.66
井上ひさし 1985年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

うーむ。設定や言い回しは面白いのだが、物語の展開のテンポが今ひとつ。もっと、読み進めたら、盛り上がってくるのか、中、下巻に期待。 もっと読む

ブンとフン (新潮文庫)

1047
3.56
井上ひさし 1974年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

レコード会社に勤める知人。入社試験で好きな本を挙げ、その感想を書かねばならなかったらしい。 それでこの本を挙げたのだとか。そのセレクトセンスも見事だと思っ... もっと読む

日本語教室 (新潮新書)

1037
3.69
井上ひさし 2011年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本書は、日本語そのものを学ぼうというのではありません。 井上ひさしが考える、日本語の現状をさらっと把握して、「日本語とはどういう言語か」ということを考える... もっと読む

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)

1008
3.74
井上ひさし 2001年12月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

多くの本を読むこと、字引をこまめに引くこと。 基本はここにある。 もっと読む

父と暮せば (新潮文庫)

999
4.03
井上ひさし 2001年1月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

R2.1.12 読了。  タイトルが気になって衝動買いした本。戦後間もない頃の広島が舞台で、1人の女性が「自分は幸せになってはいけない」という思いと... もっと読む

吉里吉里人 (下) (新潮文庫)

878
3.61
井上ひさし 1985年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

再読。と言っても、あらかた話は覚えてなかったので新鮮な気持ちで読めた。改めて、一流の作家の先進性、世の中を見る慧眼に驚かされた。 細部では今となっては、... もっと読む

吉里吉里人 (中) (新潮文庫)

864
3.61
井上ひさし 1985年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中巻に入って、話のテンポが上がり、俄然面白くなってきた。 言葉遊びの散りばめられた、荒唐無稽のストーリー展開の中に、国にまつわる様々な社会問題が提起され、... もっと読む

東慶寺花だより (文春文庫)

795
3.63
井上ひさし 2013年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ひと月前に読了、感想を書けてなかったので備忘録程度に。 映画を随分前に観て、今回読んで、また映画を観ました。別物なのですが、粋な時代だったんですね。 自分... もっと読む

本の運命 (文春文庫)

794
3.86
井上ひさし 2000年7月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『吉里吉里人』は、筋書きはピカイチな一方で下ネタの容量が凄く、フラフラになりながら読み終えた記憶がある。それに反して本書は、井上氏の本にまつわる記憶が穏や... もっと読む

新釈 遠野物語 (新潮文庫)

730
3.81
井上ひさし 1980年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

遠野物語をベースにしつつ、昭和28年頃に、山中に住む不思議な山男から聞いた話として、複数の小話が綴られている。 東北で語り継がれてきたであろう話がベース... もっと読む

私家版 日本語文法 (新潮文庫)

660
3.61
井上ひさし 1984年9月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

軽妙洒脱な語り口だが、内容は重厚なのはさすが。言葉について色々思うところがあったが、なんとなく同じことを考えている人がいるんだなぁと同意するところ多し。昭... もっと読む

自家製 文章読本 (新潮文庫)

588
3.69
井上ひさし 1987年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この人、ボーっとしているようで、しっかりお勉強してるんですね。人を笑かす もっと読む

モッキンポット師の後始末 (講談社文庫)

536
3.69
井上ひさし 1974年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

▼中高生の頃、というと1980年代だったんですが。携帯以前、そして書籍界的には「BOOKOFF以前」だったあの頃、首都圏郊外の小さな「駅前本屋さん」の文庫... もっと読む

青葉繁れる 新装版 (文春文庫)

359
3.50
井上ひさし 2008年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 仙台に行ったことがあるが、青葉城跡に行ってなかった。先日ホテルから、トコトコ歩いて、広瀬川を見て、森の中を歩いて、オオウバユリの群生を見ながら、伊達政宗... もっと読む

井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法 (シリーズ・子どもたちの未来のために)

351
4.00
井上ひさし 2006年7月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なぜ憲法改正なのか。 本当に日本国憲法は時代にそぐわない黴の生えた代物なのか。 本当に日本国憲法では日本人は主権者としてのアイデンティティを確立で... もっと読む

ナイン (講談社文庫)

350
3.33
井上ひさし 1990年6月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

学校の教科書で読んだ。 もっと読む

ボローニャ紀行 (文春文庫)

343
3.70
井上ひさし 2010年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

奇しくもこの本を読んでいる最中に、作者井上ひさし氏の訃報がもたらされた。若い時は、よく読んだものだ。「吉里吉里人」や「不忠臣蔵」とか最高だった。 この「... もっと読む

四千万歩の男 (1) (講談社文庫)

341
3.59
井上ひさし 1992年11月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

数十年ぶりの再読。全く覚えてなく、改めて井上先生の面白さを知る。盛岡八景は感動モノだった。 もっと読む

四捨五入殺人事件 (中公文庫)

318
3.30
井上ひさし 2020年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 昭和五十九年刊行の新潮文庫で読んだ。安野光雅の表紙(可愛い)。元は昭和五十年ごろに『週刊新潮』で連載されていたそうだ。読み終わってから知ったが、今年(二... もっと読む
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