井上究一郎のおすすめランキング

井上究一郎のおすすめランキングのアイテム一覧

井上究一郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『失われた時を求めて 1第一篇 スワン家のほうへ』や『孤島 (ちくま学芸文庫 ク-30-1)』や『失われた時を求めて 2第二篇 花咲く乙女たちのかげにI』など井上究一郎の全75作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

失われた時を求めて 1第一篇 スワン家のほうへ

384
3.67

感想・レビュー

退屈を持て余した末、ついに手を出してしまった沼。 物語の進行上の必然性などとはほぼ無関係に、語り手の目に留まったものについて突然考察が始まるという、、、... もっと読む

失われた時を求めて 2第二篇 花咲く乙女たちのかげにI

124
4.10

感想・レビュー

この時点での語り手「私」はいったい何歳なのだ! というのがけっこう気にかかる。 また「私」はスワン氏にけっこう感情移入しているところがあり、この第二巻でい... もっと読む

失われた時を求めて 3第二篇 花咲く乙女たちのかげにII

111
4.21

感想・レビュー

避暑地バルベックでの主人公の優雅な生活。 ここまでずっと、スワンの娘・ジルベルトに夢中な主人公だったけど、今ではすっかり避暑地で出会ったアルベルチーヌに夢... もっと読む

失われた時を求めて 4第三篇 ゲルマントのほうI

97
4.19

感想・レビュー

気づくと会話文が増え、ドレフュス事件を筆頭に社会的な色彩も増して情景や感情の描写が多かった前二篇とは少し雰囲気が変わった印象。ヴィルパリジ夫人の会合はドス... もっと読む

失われた時を求めて10第七篇 見出された時

93
4.39

感想・レビュー

終刊にして、本作は第一次世界大戦に突入。フランス本土は突如戦場と化す。「ソドムとゴモラ」の意味がこうした形で具現化。燃えるパリ。 シャルリュスの存在が一挙... もっと読む

失われた時を求めて 8第五篇 囚われの女

91
4.13

感想・レビュー

ちくま文庫版では1冊の囚われの女。どうでもいいけど約800ページでまず本としての存在感がすごい。 パリのアパルトマンの外の音が溢れる朝の情景。 音楽論、... もっと読む

失われた時を求めて 5第三篇 ゲルマントのほうII

89
4.00

感想・レビュー

第一章 祖母の死。悲しい場面ではあるが美しく、時に滑稽に情景が描かれる。最期には生命が失われるとともに、祖母の肉体からは人生の幻滅も去ってゆく。残された祖... もっと読む

失われた時を求めて 9第六篇 逃げさる女

88
4.13

感想・レビュー

人間というのは何と虚栄心に満ち、愚かなのか。人間がなまじっか知性を獲得したせいで引き起こされる悲劇。ある種の戦略の結果を超越した結末。 夏目漱石の「虞美人... もっと読む

失われた時を求めて 7第四篇 ソドムとゴモラII

87
4.12

感想・レビュー

相変わらずシャルリュス氏は下降線を辿り気に入った男に振り回される。地位も教養もあるしピアノも弾けるのに。話者のアルベルチーヌへの気持ちの動きはよく理解でき... もっと読む

失われた時を求めて 6第四篇 ソドムとゴモラI

83
4.09

感想・レビュー

ソドムとゴモラIの直接的で綿密な描写と心情の間歇のセンチメンタルなところが好き。 夜会の場面は冗長感あるなあ。それにしてもシャルリュス男爵がコワイ。 ソ... もっと読む

失われた時を求めて 全10巻セット

54
3.50

感想・レビュー

17年ぐらい前に古本屋で、箱セットで買いました。 井上究一郎訳で、鈴木訳より優雅で上品で古くさかったです。 第1編「スワン家のほうへ」の「コンブレー」... もっと読む

孤島 改訳新版 (筑摩叢書 350)

41
4.08

感想・レビュー

情報取得ではなく味わう系の文章。こういうのを読むと落ち着きの中に引き戻される。 とても息が長い文章に見える。 むしろかえってそんな幸福の貪りから少し... もっと読む

ガリマールの家

26
3.78
井上究一郎 2003年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全体の雰囲気はいいのだが、プルーストのこととかよく知っていないと理解できないことが多すぎた。もちろん、自分の無知なのであるが。 もっと読む

セヴィニェ夫人手紙抄 (岩波文庫 赤568-1)

23
3.80
井上究一郎 1943年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

○我々は手際よくやったというだけで決して満足しようとせず、もっともっと手際よくやろうとして、一層下手になってしまうものなのです。 ○共に生活すべき人々の風... もっと読む

フランス名詩集

22
3.40
井上究一郎 2006年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フランス詩といえば、で一度は名前を耳にした作品や詩人を詰め込んでいる一冊。ただでさえ読み応えのあるフランス詩に、このボリュームですから読むのに時間がかかり... もっと読む
全75アイテム中 1 - 20件を表示
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