井上荒野のおすすめランキング

プロフィール

1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞、2011年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、2016年『赤へ』で柴田錬三郎賞、2018年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞。他の作品に『もう切るわ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『夜を着る』『リストランテ アモーレ』『あちらにいる鬼』『あたしたち、海へ』『そこにはいない男たちについて』『百合中毒』『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』『小説家の一日』『僕の女を探しているんだ』『照子と瑠衣』『猛獣ども』『しずかなパレード』などがある。

「2025年 『私たちが轢かなかった鹿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上荒野のおすすめランキングのアイテム一覧

井上荒野のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『チーズと塩と豆と (集英社文庫)』や『注文の多い料理小説集 (文春文庫)』や『あちらにいる鬼 (朝日文庫)』など井上荒野の全229作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

チーズと塩と豆と (集英社文庫)

2894
3.28
アンソロジー 2013年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

4人の作家の短編集。 中でも神様の庭の話は読んでいて突き刺さる。 彼女の気持ちが、嬉しい事も悲しい事も深く伝わってくる。理解されない寂しさと、理解出来ない... もっと読む

注文の多い料理小説集 (文春文庫)

1773
3.51
柚木麻子 2020年4月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

料理にまつわるアンソロジー どのお話もひとくせ、ふたくせあって 興味深いおはなし 中でも、伊吹有喜さんの 「夏も近づく」がおいしそうでたまらなかった 塩お... もっと読む

あちらにいる鬼 (朝日文庫)

1535
3.70
井上荒野 2021年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 読了し今敢えて言えることは、作品のモデルは、必ずしも真実ではないということ。モデルになった人たちは既に他界しており、故人の名誉を毀損するようなことは書き... もっと読む

チーズと塩と豆と

1454
3.32
井上荒野 2010年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この手の企画もののアンソロジーってあんまり好きじゃなくて手に取っていなかったけれど、私の好きな作家ぞろいな事だし気が変わって読んでみた。 そうそう、思い... もっと読む

照子と瑠衣

1429
3.65
井上荒野 2023年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『照子と瑠衣』って、私の大好きな映画『テルマ&ルイーズ』へのオマージュ作品ですよね? この表紙の絵がもうそのものですよね? もう表紙だけでワクワクが止まり... もっと読む

100万分の1回のねこ (講談社文庫)

1419
3.14
江國香織 2018年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 ご存知の通り、『100万回生きたねこ』(1977)は、佐野洋子さんの絵本です。最後に主人公の猫が死ぬのに、心からよかったーと思える、不思議でとっても深い... もっと読む

キャベツ炒めに捧ぐ

1418
3.52
井上荒野 2011年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本を開いている間、ずっと楽しかった。 こういう感じの読書時間が私は一番好きだなぁ。 ワケあって今は独り身のアラフォーならぬ、アラフィフならぬ、アラ還女子3... もっと読む

生皮 あるセクシャルハラスメントの光景

1325
3.84
井上荒野 2022年4月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハラスメントのこと。 セクシャルハラスメントは、誰にも言えない、言いにくいことだろう。 だが、心にも身体にも苦痛をもたらすものであり、吐き出さない限り、... もっと読む

ひみつのカレーライス

1288
4.16
井上荒野 2009年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この表紙、具材ゴロゴロのカレーライスがどーん!それを見つめる子どもの食欲全開の表情!で、いきなり胃袋を鷲摑まれます。そして初めは昭和の食卓(=ちゃぶ台、し... もっと読む

キャベツ炒めに捧ぐ (ハルキ文庫)

1266
3.54
井上荒野 2014年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『焼き穴子、どういうふうにお料理するのがいちばんおいしいの?』 そんな問いかけをされたらあなたはどんな調理のイメージを思い浮かべるでしょうか? 『中華... もっと読む

最後の恋 プレミアム つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

1116
2.86
アンソロジー 2011年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

以前読んだアンソロジー『最後の恋』のプレミアムバージョンということで。 あらすじの、ままならない心を甘受する方法を、っていうフレーズ、とてもよいです。 ... もっと読む

切羽へ

1059
3.04
井上荒野 2008年5月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、 ある日、一人の男が現れる。 夫を深く愛していながら、どうしようもなく惹かれてゆくセイーー。 ... もっと読む

あちらにいる鬼

1055
3.77
井上荒野 2019年2月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説家の父・井上光晴と作家で僧侶の瀬戸内寂聴の不倫を娘である井上荒野が書く。 この作品に恨みや憎しみなどの感情を覚えることはなく、ただ静かな深い愛を感じた... もっと読む

ベーコン (集英社文庫(日本))

938
3.32
井上荒野 2009年6月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

はっきりとした感情が書かれず、ゆらゆらしているのにしっかり胸に突き刺さる、寂しく苦しい恋愛の短編集。 救いがあるような無いような、なんとも言えない切なさが... もっと読む

そこにはいない男たちについて

886
3.44
井上荒野 2020年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夫はいるが愛し合ってはいない夫婦の妻であるまりの章(奇数)、 愛し合っていた夫を突然失くした未亡人である実日子の章(偶数)が、交互に続いてゆく。 時折... もっと読む

静子の日常 (中公文庫)

819
3.89
井上荒野 2012年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

静子さんの、みんなの行動を後ろからそっと見つめ、ここぞという時に動き出す感が心地よい本でした もっと読む

コイノカオリ (角川文庫)

731
3.27
角田光代 2008年2月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

その香りを感じたときに思い出す、恋の一瞬を切り抜いた写真を見ているようだった。 楽しいことばかりじゃないし、キラキラもしてないかもしれないけど、一生懸命... もっと読む

作家の口福 (朝日文庫)

715
3.52
アンソロジー 2011年2月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

腰痛になると ロールケーキが食べたくなる恩田陸。 硬水を飲み干し ガムを食べながら仕事をする古川日出男。 肉食女子の村山由佳。 子供... もっと読む

オトナの片思い (ハルキ文庫)

706
3.17
アンソロジー 2009年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編集なので楽しそうだなぁ、と思ったものの、よく分からない恋ばかり。 やはり、短編集は深くまでは書けないので難しのかな もっと読む

Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

705
3.32
恩田陸 2020年11月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夢気分の一冊。 豪華寝台列車「ななつ星」に乗車し豪華作家陣に連れ出されたレール一本の大海原の旅。 静かな揺れに身を任せ、レールの音に耳を澄まし、流れゆ... もっと読む
全229アイテム中 1 - 20件を表示

井上荒野に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×