井上靖のおすすめランキング

プロフィール

井上 靖 (1907~1991)
北海道旭川生まれ。京都帝国大学を卒業後、大阪毎日新聞社に入社。1949(昭和24)年、小説『闘牛』で第22回芥川賞受賞、文壇へは1950(昭和25)年43歳デビュー。1951年に退社して以降、「天平の甍」で芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」で日本文学大賞(1969年)、「孔子」で野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章。現代小説、歴史小説、随筆、紀行、詩集など、創作は多岐に及び、次々と名作を産み出す。1971(昭和46)年から、約1年間にわたり、朝日新聞紙面上で連載された『星と祭』の舞台となった滋賀県湖北地域には、連載終了後も度々訪れ、仏像を守る人たちと交流を深めた。長浜市立高月図書館には「井上靖記念室」が設けられ、今も多くの人が訪れている。

「2019年 『星と祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上靖のおすすめランキングのアイテム一覧

井上靖のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『氷壁 (新潮文庫)』や『あすなろ物語 (新潮文庫)』や『敦煌 (新潮文庫)』など井上靖の全1455作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

氷壁 (新潮文庫)

1998
3.65
井上靖 1963年11月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

有名作家の登山ものを読んでみたくなり挑戦。 「山」がテーマではあるが、人を信じること、信じきることについて深く考えさせてもらった内容でした。 自分が生... もっと読む

あすなろ物語 (新潮文庫)

1970
3.59
井上靖 1958年12月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あすなろ忌 1953年の作品。 明日は檜になろう“あすなろう。 若い頃何かしらの感銘を受けて、いつか再読しようと持ち続けた一冊。 親と離れて祖母と二人、小... もっと読む

敦煌 (新潮文庫)

1957
3.77
井上靖 1965年7月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(⭐4寄り) 一ヶ月前映画を観た。 そして小説も読んでみようと思った。手にすると長編小説でなく、しかもとても解りやすいし面白い。なのにずいぶんと時間がかか... もっと読む

天平の甍 (新潮文庫)

1835
3.74
井上靖 1964年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

733年(天平5年)聖武天皇の時代 第九次遣唐使のお話 船に関連する人材は元より、訳語者、医師、画師、僧侶ら総勢580名くらいが船四艘で出航する 当時の... もっと読む

風林火山 (新潮文庫)

1753
3.57
井上靖 1958年12月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

武田信玄の天才軍師、山本勘助が主人公 勘助が信玄に仕える場面〜川中島の合戦の途中(途中な理由は読めばわかります)までの歴史物語 勘助の成りは異形が理由で... もっと読む

しろばんば (新潮文庫)

1547
3.96
井上靖 1965年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「自伝三部作」の第一弾。著者をモデルとした伊上洪作の小学校時代をえがいた作品です。 洪作は、両親のもとを離れて、曽祖父の妾だったおぬい婆さんのもとに... もっと読む

蒼き狼 (新潮文庫)

1253
3.80
井上靖 1964年6月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いきなりだが、ここでワタクシめの「モンゴル」の知識をお披露目しよう 遊牧民、相撲、元寇、チンギス・ハーン、フビライ・ハーン… 以上である(ひどい)... もっと読む

現代語訳 舞姫 (ちくま文庫)

951
3.42
森鴎外 2006年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

心情描写がとてもきキレイだと感じました。 林太郎がエリスに出会った時や、その後の葛藤する描写が鮮明ですんなりと頭に入ってきました。 考察の余地が多く、... もっと読む

孔子 (新潮文庫)

848
3.36
井上靖 1995年11月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「孔子」井上靖著、新潮文庫、1995.12.01 429p ¥560 C0193 (2019.05.11読了)(2000.07.12購入)(1996.1... もっと読む

額田女王 (新潮文庫)

846
3.70
井上靖 1972年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大海人皇子押しの自分にとって、額田女王を横取り?した中大兄皇子は強欲そのものに写ってしまいますね 他にも嫌いな理由はありますけど… ただ、この作品での三角... もっと読む

夏草冬濤 (上) (新潮文庫)

586
3.76
井上靖 1989年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

100年前の中学生も中2病だったので笑った。 もっと読む

猟銃・闘牛 (新潮文庫)

554
3.64
井上靖 1950年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

井上靖さんの作品、ブクログ登録は初めてになります。 著者、井上靖さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 井... もっと読む

楼蘭 (新潮文庫)

531
3.56
井上靖 1968年1月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中国西域エリアの短編集 いわゆる井上靖の「西域もの」 中国の歴史とモンゴルの表面をなぞった程度の知識であるが充分楽しめる この辺りはミステリアスでそそられ... もっと読む

夏草冬濤 (下) (新潮文庫)

464
3.74
井上靖 1989年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自伝的小説。16歳前後かな。三島から沼津の中学へ徒歩通学している。心情が手に取るようにわかりやすく、文章がとても読みやすい。道ですれ違う女子学生が直視でき... もっと読む

わが母の記 (講談社文庫)

417
3.59
井上靖 2012年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

井上靖本人の母親の老いに関して 家族が経験したことを 本人目線で淡々と綴っている。 とはいえ、母親の面倒を見たのは 主に女姉妹家族や妻娘である... もっと読む

おろしや国酔夢譚 (文春文庫)

410
4.02
井上靖 1974年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

実際にあった出来事の、ロシア革命より更に前の18世紀。 江戸時代の伊勢から漂流した船に乗った人々が ロシアという異国で10年どう生きたかどう感じたかをまと... もっと読む

北の海 新装版 (上) (新潮文庫)

391
3.92
井上靖 2003年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自伝的三部作の三作目。 四高柔道部との出会い。 三作目の中で一番最初に読み、一番好きになったのが、この『北の海』です。 洪作の人柄に、ほっとします。 ... もっと読む

後白河院 (新潮文庫)

337
3.55
井上靖 1975年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

四人(平信範・建春門院中納言・吉田経房・九条兼実)の同時代人を語り手に 保元・平治の乱から晩年にいたる後白河院の姿を浮かび上がらせていく。 文章生出身... もっと読む

北の海 新装版 (下) (新潮文庫)

323
3.99
井上靖 2003年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

単行本で再読時の感想---6年生の頃母が買ってくれた本。特別な日でもないのに読んでごらんと手渡され、思いがけない贈り物がとてもうれしかったのを覚えている。... もっと読む

おろしや国酔夢譚 (文春文庫)

323
3.77
井上靖 2014年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 きっかけは、米原万里さんの著書「マイナス50℃の世界」ではあったけれども、これだけ江戸時代の人に感情移入できたのは生涯初めての体験であったことを、読む前... もっと読む
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井上靖に関連する談話室の質問

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