倉橋由美子のおすすめランキング

プロフィール

1935年高知県生まれ。大学在学中に『パルタイ』でデビュー、翌年女流文学賞を受賞。62年田村俊子賞、78年に 『アマノン国往還記』で泉鏡花文学賞を受賞。2005年6月逝去。

「2012年 『完本 酔郷譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

倉橋由美子のおすすめランキングのアイテム一覧

倉橋由美子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『新装 ぼくを探しに』や『聖少女 (新潮文庫)』や『大人のための残酷童話 (新潮文庫)』など倉橋由美子の全256作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

新装 ぼくを探しに

2778
4.02
S・シルヴァスタイン 1979年4月12日 本で見る

感想・レビュー

欠けた、ぼくの一部分を探しにでかける 辛い事があっても、めげずに探す 時には、歌ったり、蝶と遊んだり はたしてかけらは見つかるのか? 見つかったらどうなる... もっと読む

聖少女 (新潮文庫)

1360
3.72
倉橋由美子 1981年1月1日 本で見る

感想・レビュー

作品の咀嚼難易度や読み辛さを抜きにして、ルナティックな引力と作者の創造的な奥行きに溢れた1冊。 近親相姦という恋愛的タブーが前面に押し出されているが、作... もっと読む

大人のための残酷童話 (新潮文庫)

1250
3.22
倉橋由美子 1998年8月1日 本で見る

感想・レビュー

噂には聞いていたエログロ童話集 1984年の作品 全26作品 一作10ページほどの短編 それでも各作品何を元としているか明確 そこにより残酷で非現実的なス... もっと読む

星の王子さま (文春文庫)

1157
3.91
サン=テグジュペリ 2019年5月9日 本で見る

感想・レビュー

10代の頃、何度も手に取り挫折していた「星の王子さま」。 世界中の読者が心を打たれているのに、自分は全く理解できないし(というか読み進められない)、何だ... もっと読む

ビッグ・オーとの出会い 続ぼくを探しに

923
3.98

感想・レビュー

前作同様に、あーそっか!となった 自分の形態から、いろいろ諦めていたカケラ ある出会いから、カケラ生が変わる なんとかしてみる、頑張ってみる、それが思うよ... もっと読む

新訳 星の王子さま (宝島社文庫)

524
3.86

感想・レビュー

2005年に岩波書店の版権が切れた際、数社の版元が競うように新訳を出した『星の王子さま』。まさかあの『パルタイ』の倉橋由美子さんが翻訳していたとは知らず、... もっと読む

新訳 星の王子さま

504
3.71

感想・レビュー

世界の名作 私なんかが評価は出来ないけど ずっと読んで見たかったので1つ夢叶った! もっと読む

パルタイ (新潮文庫)

469
3.44
倉橋由美子 2004年8月1日 本で見る

感想・レビュー

ネットからの引用だが、「パルタイ(Partei)」とはドイツ語で「党」を意味し、当時の左翼勢力、特に新左翼勢力が「ブント」、「セクト」などカール・マルクス... もっと読む

暗い旅 (河出文庫)

445
3.62
倉橋由美子 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

自分には肌の合わない感覚的なロマン作品だった。 二人称呼称と、過去へと断続的に行き来する構成は目新しいが、自己陶酔に満ちた作中人物の言動・想念は共感や理... もっと読む

完本 酔郷譚 (河出文庫)

421
4.08
倉橋由美子 2012年5月8日 本で見る

感想・レビュー

私にとって、初の倉橋由美子作品。 すごいとは思ったが、一冊の本として読むとどうにも抵抗の方を強く感じてしまった。アンソロジーなどで、この本に収録され... もっと読む

倉橋由美子の怪奇掌篇 (新潮文庫)

242
3.44
倉橋由美子 1988年1月1日 本で見る

感想・レビュー

二十編の二十の怪奇掌篇を収録しています。 「革命」は、身体のなかで進行するガン細胞が、革命をめざす前衛党員たちとなって会話しているのが聞こえるように... もっと読む

大人のための残酷童話

240
3.22
倉橋由美子 1984年1月1日 本で見る

感想・レビュー

むか〜し、むか〜し、1Qがまだ小さかった頃、お父さん、お母さんに絵本を読んでもらいました そこから月日が流れ1Qが大人になり今度は自分の子どもに絵本を読... もっと読む

ポポイ (新潮文庫)

204
3.66
倉橋由美子 1991年4月1日 本で見る

感想・レビュー

「数日前、雨が降った。茸を取りに山に行かなければならない。でも行かれない。首が来るので家で待たなければならない」 生首を預かる舞と、生首の日々。 なんとも... もっと読む

ヴァージニア (新潮文庫)

195
3.52
倉橋由美子 1973年1月1日 本で見る

感想・レビュー

「ヴァージニア」「長い夢路」「霊魂」の三作品を収録しています。 「ヴァージニア」は、アメリカに留学している「わたし」とヴァージニアというクラスメイト... もっと読む

スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫)

192
3.61
倉橋由美子 1988年1月1日 本で見る

感想・レビュー

革命をめざす前衛党に所属するQは、H感化院の練士に就職し、そこで「スミヤキ党」の教義にもとづく活動をおこなうことをもくろみます。ところが、彼には仕事らしい... もっと読む

よもつひらさか往還 (講談社文庫)

184
3.50
倉橋由美子 2005年3月15日 本で見る

感想・レビュー

主人公の慧君が、正体不明のバーテンダー、九鬼さんの作る妖しいカクテルを飲んで、夢とも現ともつかない世界で不思議な体験をしてくるというお話。 不思議な... もっと読む

大人のための怪奇掌篇 (宝島社文庫)

184
3.44
倉橋由美子 2008年7月5日 本で見る

感想・レビュー

短編というにはもっと短い掌編(≒ショートショート)なので、8ページ程度のものが全部で20編。残酷童話のシリーズよりも、怪奇というだけあって怖めだったかも。... もっと読む

酔郷譚

157
3.51
倉橋由美子 2008年7月17日 本で見る

感想・レビュー

青い絵が映える装丁に魅かれ購入。魔酒が誘うはこの世か、あの世か、はたまた来世か。そして酔郷に遊び、最後の一滴が喉元を過ぎる頃、残る余韻は現か、幻か?普段読... もっと読む

老人のための残酷童話

142
3.22
倉橋由美子 2003年9月1日 本で見る

感想・レビュー

『大人のための〜』が面白かったのでこれも読んだよ。大人のほーのほどインパクトはなかったけどこれも面白かった。 図書館のはなんであんなに平和やったんやろな。... もっと読む

よもつひらさか往還

129
3.55
倉橋由美子 2002年3月1日 本で見る

感想・レビュー

倉橋由美子という作家はとてもユニーク。 独自の、不思議な世界観が確立しています。 小川洋子にも通じるものがあるけど、もっと、残酷というか突き放して... もっと読む
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