出久根達郎のおすすめランキング

プロフィール

出久根 達郎(でくね・たつろう)
1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞。他に『古本綺譚』『作家の値段』『七つの顔の漱石』『漱石センセと私』『雑誌倶楽部』『春本を愉しむ』『短篇集 半分コ』『本があって猫がいる』『本と暮らせば』『隅っこの昭和』など多数。

「2023年 『文庫 幕末明治 鬼才列伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

出久根達郎のおすすめランキングのアイテム一覧

出久根達郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)』や『つやつや、ごはん (おいしい文藝)』や『本なんて!作家と本をめぐる52話』など出久根達郎の全271作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)

597
3.19
雨宮処凛 2012年5月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分の好きな作家さんが、どんな本を14歳向けにお薦めしているか、興味を持って読み始め、これが見事にはまった。 これは面白い。 一番最初に登場する角田光... もっと読む

つやつや、ごはん (おいしい文藝)

414
3.11
出久根達郎 2014年9月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人は同情する事が大好きだから 嘘を言って騙せば 簡単に<むすび>がもらえる。 嘘の話に うんうんと頷き 「さぞや大変だったろう。」 「これ... もっと読む

本なんて!作家と本をめぐる52話

358
3.25
芥川龍之介 2015年7月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家と本。なんかもっと愛に溢れた話が多いのかと思ったけれど、恋人ではなく家族のような、当たり前にそこにある存在という感じなのかな。 もっと読む

古書ミステリー倶楽部 (光文社文庫)

243
3.26
ミステリー文学資料館 2013年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『展覧会の客』を読んで、そーいえばデパートの古本即売会が消えていることに気が付いた……。 もう新古書店が古書販売の中心になっているのかなぁと読んでいて悲... もっと読む

作家と猫

184
3.29

感想・レビュー

色な作家の猫に関する話や詩など。 ひとつひとつが短いので読みやすい。 石牟礼道子さんの「愛猫ノンノとの縁」の中の「猫が猫ぎらいのように、人間も人ぎらいな... もっと読む

御書物同心日記 (講談社文庫)

147
3.54
出久根達郎 2002年12月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書を管理する同心になった青年の、ややコメディよりな話。古本好きで、何に対しても面白がって対応できる主人公が好印象です。予想よりも面白く、読みやすかった。... もっと読む

古本綺譚 (中公文庫)

101
3.45
出久根達郎 1990年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本の世界は果しなく深く、魅惑的な混沌がある。 この世に二つとない幻の本を手に入れたいと夢見る愛書家と古本屋。 古本世界に住む、本を愛し本に憑かれた風... もっと読む

本のお口よごしですが (講談社文庫)

100
3.25
出久根達郎 1994年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

出久根氏の人柄も作品も、本を読むのも好き。 ただ、所謂古書の世界には、怖くて飛び込めない。経済的理由も大きいが、底なし沼のように抜け出せない気がする。当... もっと読む

佃島ふたり書房 (講談社文庫)

98
3.42

感想・レビュー

もう少し劇的でもよかった? もっと読む

続 御書物同心日記 (講談社文庫)

79
3.51
出久根達郎 2004年2月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちょっとした事件が毎回おきますが、最後は余韻のある終わり方で味わいがあります。すぐ読んでしまうともったいないので少しずつ読んでましたが読み終わってしまった... もっと読む

作家の値段 (講談社文庫)

79
3.45
出久根達郎 2010年3月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

恥ずかしながら、私は近代文学をほとんど読んでいません。この本に取り上げられている作家の中では、宮沢賢治が好きで全集を読んでいますが、それ以外はぽつぽつ程度... もっと読む

御書物同心日記 虫姫 (講談社文庫)

78
3.63
出久根達郎 2005年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

事件と言うほどの事件が起きているわけではないが、ちょっとオチがあったりなかったりクスリと笑える部分あり…御書物同心という地味だけど大変そうなお役目と、古本... もっと読む

おんな飛脚人 (講談社文庫)

64
3.65

感想・レビュー

飛脚といえば佐川急便のかつてのマーク、髷に赤ふん姿で挟箱を担いで駆ける姿が懐かしい。トラックに描かれたあのマークに触れればいいことがある、などと囁かれてい... もっと読む

本と暮らせば

59
3.45
出久根達郎 2014年12月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本にまつわるエッセイ。 ・「電子書籍そのものは、当分は古本屋には影響ないだろう(略)一人しか客の無い品を、電子書籍化するはずがない。貴重な資料や、ベス... もっと読む

古本夜話 (ちくま文庫)

58
3.54
出久根達郎 2003年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「古書法楽」と「古書彷徨」からとったアンソロジー。好きな作家の一人。元本になった二冊も手元にあるので、先の楽しみにとっておこう。 恐らく、この二冊からい... もっと読む

猫の縁談 (中公文庫)

58
3.23
出久根達郎 2009年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編集であって、いずれも丁寧に描かれたミステリーともいえる作品が連なる。ただ、しっかりと自分を作中に取り込まないと、置いてきぼりに合ってしまう。巧妙が過ぎ... もっと読む

猫の縁談 (中公文庫 て 1-2)

51
3.90
出久根達郎 1991年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ぼちぼち面白かった。古本屋さんが書いた、古本屋が舞台になっているストーリー。タイトルの猫の縁談を含む短編集。猫の縁談は設定は面白かったが、なんというか微妙... もっと読む

漱石を売る (文春文庫)

50
3.00

感想・レビュー

古本屋エッセイといえばこれ。 もっと読む

古本綺譚 (平凡社ライブラリー)

50
4.11
出久根達郎 2009年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最高に楽しかった。 好きな作家が1人増えた。 もっと読む

新潮選書 春本を愉しむ

48
3.67
出久根達郎 2009年9月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

春本というジャンルは、春画と同様に長く貶められてきましたが、このところ春画の方は広く一般に解放される機運が高まり、一種のブームにあります。タイモン・スクリ... もっと読む
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