出久根達郎の新刊情報

プロフィール

出久根達郎(でくね・たつろう):1944年茨城県生まれ。中学卒業後、上京、古書店に勤務する。73年から古書店・芳雅堂(現在は閉店)を営む傍ら、文筆活動に入る。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、93年『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞する。2015年には『短篇集半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に『おんな飛脚人』『安政大変』『作家の値段』など多数がある。

「2023年 『出久根達郎の古本屋小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

出久根達郎の新刊情報のアイテム一覧

出久根達郎の新刊一覧です。発売日順に並んでいます。
2023年11月13日発売『出久根達郎の古本屋小説集 (ちくま文庫 て-10-5)』や2023年4月5日発売『文庫 幕末明治 鬼才列伝 (草思社文庫 で 1-3)』や2021年11月26日発売『花のなごり -奈良奉行・川路聖謨-』など出久根達郎の全272作品から、発売日が近い順番で作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

出久根達郎の古本屋小説集 (ちくま文庫 て-10-5)

54
3.14
出久根達郎 2023年11月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 古本にまで手を伸ばしたら収拾がつかなくなるので、あまり古本屋巡りをすることはなかったが、古書・古本に関する本を読むことは好きだった。今では文学全集を筆頭... もっと読む

花のなごり -奈良奉行・川路聖謨-

15
3.25
出久根達郎 2021年11月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川路聖謨の日記『寧府紀事』に基づいた小説という。よって、事件やいざこざのあらましは史実に基づく。「仙石騒動」しかりだが、これに付随して石見国浜田藩では竹島... もっと読む

作家と猫

204
3.42

感想・レビュー

色な作家の猫に関する話や詩など。 ひとつひとつが短いので読みやすい。 石牟礼道子さんの「愛猫ノンノとの縁」の中の「猫が猫ぎらいのように、人間も人ぎらいな... もっと読む

漱石センセと私 (潮文庫)

14
3.50
出久根達郎 2020年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漱石センセと私、の私は夏目漱石が愛媛の松山で暮らした際の下宿先の孫娘で、後に久保猪之吉の妻となった旧姓宮本ヨリヱさんです!・・・夏目漱石しか分からないけど... もっと読む

後藤新平の『劇曲 平和』 (後藤新平の全仕事)

5
1.00
後藤新平 2020年8月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

東2法経図・6F開架:912.6A/G72g//K もっと読む

文庫 本と暮らせば (草思社文庫 で 1-2)

55
3.00
出久根達郎 2018年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 著者の本業は古本屋さんだ。その職業意識の高さというか、博識というか、出版や文壇のマニアックな知識が詰め込まれた一冊だ。穏やかな本の世界を期待して読み始め... もっと読む

漱石センセと私

26
3.50
出久根達郎 2018年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夏目漱石と樋口一葉に関しては一家言もニ家言も持ちあわせてる著者が、漱石センセに縁のある久保より江という俳人の半生を追う。わたくしは俳句に造詣なく、初めて知... もっと読む

佃島ふたり書房: (講談社文庫)

3
4.00
出久根達郎 2017年5月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

思い出から紡がれた物語。 もっと読む

庭に一本なつめの金ちゃん

3
3.00
出久根達郎 2016年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江戸大地震に鰻絵は、著者の研究が行き届いて得意とするところ。趣向を凝らし、落語風朗読用に著された井戸掘り職人と夜鷹による、愉快なれどもせつない遣り取り。続... もっと読む

桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨

30
3.57
出久根達郎 2016年11月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初出は2014〜16年の月刊「陽気」(連載のタイトルは「まほらま」) 久しぶりに出久根さんの時代小説を読んだが、幕末の勘定奉行川路聖謨(としあきら)... もっと読む

謎の女 幽蘭: 古本屋「芳雅堂」の探索帳より (単行本)

29
3.80
出久根達郎 2016年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

謎の女・本荘幽蘭。それを調べる女子大生や資料を集める古本屋。やがて周辺には戦前の特高警察の姿や贋作グループなど気配が漂い始める。著者得意の古本小説!(アマ... もっと読む

幕末明治 異能の日本人

22
3.33
出久根達郎 2015年12月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

二宮尊徳金次郎、私の通っていた小学校の中庭にも像が建ってました。晴耕読雨の自適な暮らしなんざありえない。晴れようが降ろうが薪を背負って運びながら本を読む。... もっと読む

万骨伝: 饅頭本で読むあの人この人 (ちくま文庫 て 10-4)

39
3.60
出久根達郎 2015年9月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者の本業は古本屋さん。この方のエッセイを読むたびに、古本屋さん というのは好奇心旺盛で、勉強家で、博識でなければ出来ない商売なの だろうなと感じ... もっと読む
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