北杜夫のおすすめランキング

プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北杜夫のおすすめランキングのアイテム一覧

北杜夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)』や『どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)』や『夜と霧の隅で (新潮文庫)』など北杜夫の全709作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

1996
3.63
北杜夫 1965年3月2日 本で見る

感想・レビュー

北杜夫先生の旅行記です 何十年かぶりの再読 私には「先生」とういう呼称を付ける作家さんが二人いて、それは北杜夫先生と星新一先生なのだが、あらためて考えて... もっと読む

どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)

1110
3.82
北杜夫 2000年9月28日 本で見る

感想・レビュー

しばらく前に 「どくとるマンボウ航海記」 を50 年振りくらいに再読して、 懐かしさと、 より大 きな面白さがあったので、 高校時代の思い出を たぐりたく... もっと読む

夜と霧の隅で (新潮文庫)

973
3.58
北杜夫 1963年8月2日 本で見る

感想・レビュー

ナチスによる安死術の指令と精神科医による限度を超えた治療。医師の本当の良心についての有無に恐怖を覚えた表題作。読後に寒気を覚え、繰り返し読んだ『岩尾根にて... もっと読む

楡家の人びと (第一部) (新潮文庫)

755
3.96
北杜夫 2011年7月5日 本で見る

感想・レビュー

時は大正時代。時代の流れのなかで紡がれる楡家の人々の物語。 物語はその中心地である楡病院の院長にして創始者である楡基一郎の一代記でもある。 楡基一... もっと読む

楡家の人びと (上) (新潮文庫)

509
3.71
北杜夫 1994年1月1日 本で見る

感想・レビュー

誇大妄想気味の祖父が建てた精神病院と、作者の一族をモデルにした楡家の物語。 フィクションとはしているけれど、作者の実体験も相当入っているはず。一族の人た... もっと読む

幽霊 或る幼年と青春の物語 (新潮文庫)

477
3.68
北杜夫 1965年10月12日 本で見る

感想・レビュー

私の青春時代という時に何度も読み返した作品。 久しぶりに読みたくなったので購入して読んでみた。 今読むとどう感じるのだろうかと少し危惧するような気持ちもあ... もっと読む

ぼくのおじさん (新潮文庫)

462
3.34
北杜夫 1981年5月1日 本で見る

感想・レビュー

北杜夫さんの児童文学作品集といった感じです。 「ぼくのおじさん」 は、当初、中学生向雑誌に連載とのこと。 ぼくのおじさんは、大学の臨時講師っぽい。兄の家に... もっと読む

船乗りクプクプの冒険 改訂新版 (集英社文庫)

445
3.45
北杜夫 2009年5月20日 本で見る

感想・レビュー

初めての作家さんはいい!描く世界が新鮮。 物語の中の物語、その中にキタ・モリオが小説家として出てくるなんて思わなかったなぁ。きっとお茶目な人なんだろう。... もっと読む

楡家の人びと (第二部) (新潮文庫)

381
3.85
北杜夫 2011年7月5日 本で見る

感想・レビュー

楡基一郎の死後、火災で焼け落ちた青山の「楡脳病科病院」は、松原に本院を移すことに。 基一郎の長女・龍子の夫、徹吉が院長になるが、彼は義父ほどのカリスマ性... もっと読む

とっておき名短篇 (ちくま文庫)

380
3.29
アンソロジー 2011年1月1日 本で見る

感想・レビュー

読み飛ばしたのもあるものの、なんかすごい短編集。 大正から昭和初期って、すんごいのを発行してたのね。。今やとコンプラに引っ掛かりそう。。と思いながら読む。... もっと読む

楡家の人びと (下) (新潮文庫)

372
3.65
北杜夫 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

著者自身の生家、齋藤脳病院をモデルにした楡脳病院を舞台に楡家が没落していく様を描いた作品。とにかく、変わった人がどんどん登場してきて、かなり後半に登場する... もっと読む

さびしい王様 (新潮文庫)

359
3.67
北杜夫 1981年1月1日 本で見る

感想・レビュー

子供の頃の愛読書…だったはずなのだが、内容を忘れていたので再読。 ちょっとおフザケがすぎる感じはあるが、なるほど、子供の頃はこういうのが好きだった。王様... もっと読む

船乗りクプクプの冒険 (新潮文庫)

354
3.60
北杜夫 1987年1月1日 本で見る

感想・レビュー

読書って、自分以外の人生の追体験をできるところがいいところだと思うんだけど、その夢を小説として書いてるのがこの作品。 自分が実際に物語の主人公になったら、... もっと読む

楡家の人びと (第三部) (新潮文庫)

349
4.06
北杜夫 2011年7月5日 本で見る

感想・レビュー

第三部にして最終巻。 一気読みしてしまったがページをめくるのがもったいなかった。 予想に反して戦後はほとんど描かれず、敗戦直後までが各人物の視点を借り... もっと読む

どくとるマンボウ昆虫記 (新潮文庫)

318
3.55
北杜夫 1966年6月1日 本で見る

感想・レビュー

(2014.12.23読了)(2014.12.21拝借) 奥本訳の『ファーブル昆虫記ジュニア版』全八巻(集英社)を読み終わったので、ついでにこの本も読ん... もっと読む

怪盗ジバコ (文春文庫)

208
3.57
北杜夫 2009年4月10日 本で見る

感想・レビュー

◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら: https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.... もっと読む

船乗りクプクプの冒険 (集英社文庫)

206
3.53
北杜夫 1977年1月1日 本で見る

感想・レビュー

本当に読んだのは新潮社の文庫『船乗りプクプクの冒険』定価280円なり。 Amazonで出ないのだから、たぶん絶版なんだろな。 北杜夫くらいの大作家にな... もっと読む

温泉天国 (ごきげん文藝)

177
2.78
アンソロジー 2017年12月25日 本で見る

感想・レビュー

32編の温泉エッセイ。温泉が好きなので、読んで見たんだけれど、文豪たちの作品、なんて豪華なんだろう、驚き、喜んで読んだ。時代を感じるなあ(それもいいんだけ... もっと読む

どくとるマンボウ航海記 (中公文庫)

172
3.67
北杜夫 1973年1月1日 本で見る

感想・レビュー

テンポの良い文体とたまに隅っこに登場するイラストが好みです。疲れた目には少々辛いですが笑、味わいある本にワクワクします。テンポの良いユーモアをゆっくり楽し... もっと読む

マンボウ恐妻記 (新潮文庫)

143
3.39
北杜夫 2004年12月22日 本で見る

感想・レビュー

著者、北杜夫さん(1927~2011)の作品、ブクログ登録は2冊目になります。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 文学を志し、... もっと読む
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