吉本隆明のおすすめランキング

プロフィール

吉本隆明(よしもと・たかあき)
1924-2012年。東京・月島に生まれる。東京工業大学卒業。詩人・思想家。日本の敗戦を富山県の動員先で迎えた。戦後の混迷のなか、じぶんは世界認識の方法を知らなかったと痛切に自覚し、1955年「高村光太郎ノート」によって戦争責任問題に最初のメスを入れ、「マチウ書詩論」によって思想の基礎を形成。爾来、つねに世界思想の水準を見据え、時代と対峙しながら、思索を展開してきた。詩集『固有時との対話』『転移のための十篇』、『言語にとって美とは何か』『共同幻想論』『最後の親鸞』『母型論』などがあり、その全著作は『吉本隆明全集』(全38巻・別巻1)として刊行中。またインターネット上のサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「吉本隆明アーカイブ」として183の講演が無料公開されている。

「2023年 『吉本隆明 全質疑応答V』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉本隆明のおすすめランキングのアイテム一覧

吉本隆明のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『悪人正機 (新潮文庫)』や『改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)』や『真贋 (講談社文庫)』など吉本隆明の全858作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

悪人正機 (新潮文庫)

1497
3.64
吉本隆明 2004年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み終わったと言ってしまってよいのかとても悩む本。  「生きる」ってなんだ?  「友だち」ってなんだ?  「挫折」ってなんだ?  「殺意」って... もっと読む

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

993
3.47
吉本隆明 1982年1月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

NHK『100分de名著』から興味がわいて読んでみたけど、私の凡庸な頭では正直ちょっと理解が追いついていない。 とりあえず、神話(古事記)が政治的な意図... もっと読む

真贋 (講談社文庫)

922
3.46
吉本隆明 2011年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めての吉本隆明。全面的な同意はできなかったが、なるほどと思う論も多かった。 「読書にも利と毒がある」という指摘には、ハッとさせられた。私自身、読書は盲目... もっと読む

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)

731
3.38
吉本隆明 2006年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

stayhomeも在宅勤務も、コロナ禍ではひきこもざるを得い状況になったからこそわかること…。ポジティブなひきこもりは、むしろ、人生には必要で。ひとり時間... もっと読む

アンソロジー カレーライス!!

646
3.40
阿川佐和子 2013年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いやぁ~、お腹空いた~!( >_<) エッセイの間に挟まれた様々なカレーの写真といい、 真っ黄色な紙といい、 著名人たちの好きが溢れたカレーエピ... もっと読む

定本 言語にとって美とはなにかI (角川ソフィア文庫)

453
3.68
吉本隆明 2001年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家や文学研究に携わる人でなくとも、読書好きな人なら「文学とはなんだろう」という疑問を抱くことがあるだろう。しかしその疑問も私たち一般読者は、作品を読み重... もっと読む

最後の親鸞 (ちくま学芸文庫)

439
3.67
吉本隆明 2002年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

吉本隆明にしかわからない吉本隆明について考える。 同じように、親鸞にしかわからない親鸞についても考える。 で、吉本隆明にしかわからない親鸞というのがど... もっと読む

ひきこもれ <新装版> ひとりの時間をもつということ (SB新書)

434
3.21
吉本隆明 2020年9月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

冒頭にある齋藤孝さんによる13ページの解説と長い目次のあと、138ページの本文が続きます。改行が多く、文字サイズも大きく、聞き取りのため表現も平易で、あっ... もっと読む

ずるずる、ラーメン (おいしい文藝)

345
3.18
椎名誠 2014年6月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「メンクイ」です。 といっても「麺食い」のほう。 だけどラーメンは苦手……。中華そば系はだいじょうぶ。インスタントは袋もカップもあまり食べないけど大好... もっと読む

ぷくぷく、お肉 (おいしい文藝)

343
3.10
阿川佐和子 2014年2月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

元気のない時、弱っている時、そんな時はお肉だー! ……と言いたいけれど、実はあまりお肉=牛肉が得意ではない。豚は牛より食べられる。鶏は大好物。 この本... もっと読む

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

318
3.47
吉本隆明 2020年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 難しいようで難しくない、不思議な本だった。というのも、吉本がここで書いていることは、たいていみんながどこかしらで体感していることであるからだ。だから文章... もっと読む

読書の方法―なにをどう読むか (光文社文庫)

261
3.50
吉本隆明 2007年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読書という行為についてや、具体的な本についての文章が収録されている。 第1章と第2章はある程度興味深く読めたけど、具体的な本の話になりと不勉強故になかなか... もっと読む

定本 言語にとって美とはなにかII (角川ソフィア文庫)

258
3.44
吉本隆明 2001年10月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

下巻しか買っていない本 吉本隆明 「 言語にとって美とは何か 」 文学の言語美を論じた本。 言語を 自己表出と指示表出の区分している。わかりにく... もっと読む

日本人は思想したか (新潮文庫)

248
3.49

感想・レビュー

テーマは面白いが、内容は難解。そう感じた理由を考えてみたが、まず、読み手に日本思想や文化に関する広範かつ深い知識が求められること、加えて、3人による対談を... もっと読む

夏目漱石を読む (ちくま文庫)

236
3.70
吉本隆明 2009年9月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

以前に夏目漱石の「虞美人草」を読み、登場人物の相関が複雑で、4分の1程度で挫折してしまったことがあります。本書の吉本氏の解説がわかりやすく、「虞美人草」を... もっと読む

マチウ書試論・転向論 (講談社文芸文庫)

235
3.81
吉本隆明 1990年10月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今年3月にお亡くなりになられた「戦後思想界の巨人」吉本隆明の初期の文芸評論と詩を所収。 あまり詩を読まない自分にとって冒頭の詩からがつーんときた。特に「... もっと読む

真贋

232
3.45
吉本隆明 2007年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「あなたへのおすすめ」に出てきたので読んでみた。随分冗語性の高い文章だなあ、と思って、途中であとがきを読むと、ロングインタビューを編集者が構成した本だった... もっと読む

日本近代文学の名作 (新潮文庫)

229
3.47
吉本隆明 2008年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルどおり「こころ」「高瀬舟」など近代の代表作を紹介する本。1作ごとの内容はサラッとしているので、読みやすい。 恥ずかしながら「雪国」「細雪」「暗夜... もっと読む

開店休業

229
3.71
吉本隆明 2013年4月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ずっと読みたいと思っていた吉本隆明さんの本。 食のエッセイなら読みやすいかなと手に取ってみた。 まず「dancyu」で連載されていた吉本隆明さんの... もっと読む

吉本隆明の声と言葉。〜その講演を立ち聞きする74分〜 (Hobonichi books)

215
3.55
吉本隆明 2008年7月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

歿後10年の展覧会を観た後に、本棚から古い本を引っ張り出し再読してみた。 本書は吉本隆明の紹介・入門的に、年代や内容の異なる複数の講演を断片的に切り出し... もっと読む
全858アイテム中 1 - 20件を表示

吉本隆明に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×