吉田修一のおすすめランキング

プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

吉田修一のおすすめランキングのアイテム一覧

吉田修一のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『パレード (幻冬舎文庫)』や『悪人(上) (朝日文庫 よ 16-1)』や『横道世之介 (文春文庫 よ 19-5)』など吉田修一の全369作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

パレード (幻冬舎文庫)

9475
3.55
吉田修一 2004年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第15回山本周五郎賞受賞作。 ということで、期待値を上げ過ぎた感あり。 解説の川上弘美さんが、怖い小説だと解く。 4回読んだとのことで、その都度怖さが変わ... もっと読む

悪人(上) (朝日文庫 よ 16-1)

8504
3.70
吉田修一 2009年11月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

事件の当事者や背景にいる人物それぞれの語りは、第三者から見たら別の人物のようだった。 人には表の顔と裏の顔がある。親も同僚も友人も知らない顔。 ……という... もっと読む

横道世之介 (文春文庫 よ 19-5)

7997
4.09
吉田修一 2012年11月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

だらしない、回りに流される世之介。でもどこか憎めない。例えば変に真面目なところ。難民に預けられた赤ちゃんを自分で助けられなかったことで、自分は世の中の役に... もっと読む

悪人(下) (朝日文庫 よ 16-2)

7749
3.77
吉田修一 2009年11月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「さて、誰が悪いのだろうか?」がテーマなのかな。 一人一人の表と裏の顔が気分悪かった。 また信じてもらえない、寂しい、置き去りにされる、という弱い心が人を... もっと読む

パーク・ライフ (文春文庫 よ 19-3)

5807
3.02
吉田修一 2004年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

第127回芥川賞受賞作 読んでいて、まるで公園を散歩しているかのような気分になる小説。 5月に読むと、気候的にどんぴしゃなのではないか、と思った。 公... もっと読む

怒り(上) (中公文庫 よ 43-2)

5610
3.83
吉田修一 2016年1月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

八王子で夫婦殺人事件が起こる。現場には「怒」の血文字が残され、犯人は逃亡。 一年の時が経つ。都会に、離島に、港町に、それぞれ素性の知れない3人の男が現れる... もっと読む

怒り(下) (中公文庫 よ 43-3)

5109
3.91
吉田修一 2016年1月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

信じること 疑うこと 怒り について問われる。 愛した人を信じきれなかった優馬、愛子。 自分の娘を信じることが出来ない父親、信じていたのに…裏切られた辰哉... もっと読む

悪人

3820
3.86
吉田修一 2007年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「国宝」、「路」が良かったので、他の作品も読んでみたくなった。 が、こちはら半分くらいまで読んで、あまり好きな類だと感じ、途中でやめてしまおうかと思った... もっと読む

横道世之介

3309
3.96
吉田修一 2009年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

上京して大学生活を送る世之介の1年の物語。 あの頃、バブルで、「サラダ記念日」がヒットして、映画は「ハチ公物語」に「トップガン」、パソコンや携帯電話はま... もっと読む

さよなら渓谷 (新潮文庫)

2911
3.52
吉田修一 2010年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

吉田修一さんの本をちゃんと読むのは初めて。悪人の映像が私には強烈すぎて、活字で体験するのは躊躇っていた作家さんである。 悪人もこのさよなら渓谷も、事件が... もっと読む

最後の息子 (文春文庫 よ 19-1)

2810
3.42
吉田修一 2002年8月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ゴールデンウィーク中、家の庭の草むしりをしながらオーディブルで読む。 吉田修一さんのデビュー作である「最後の息子」含め3遍の短編が収録。 少し屈折してな... もっと読む

怒り(上)

2403
3.75
吉田修一 2014年1月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

八王子郊外で起きた夫婦殺害事件 殺害現場に残された「怒」の血文字 犯人は山神一也と分かっているものの逃亡、全国に指名手配中 一重まぶたの鋭い目、頰に縦に... もっと読む

日曜日たち (講談社文庫)

2387
3.37
吉田修一 2006年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

吉田修一さんの本は8冊目。 表紙には連作短編集と書かれていますが、連作の意味がじわじわとわかってきます。 後半になればなるほど、じわじわ良い感じ。... もっと読む

路 (文春文庫 よ 19-6)

2236
3.93
吉田修一 2015年5月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しぶりに行った書店でドラマ化のせいか、平積みにされていたので買いました。 中心になる話は、2000年からの台湾高速鉄道をつくる会社に勤める多田春香... もっと読む

女たちは二度遊ぶ (角川文庫)

2135
2.94
吉田修一 2009年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

深く関わったわけでも、長く一緒にいたわけでも、激しく感情が動かされたわけでもないのに、どうしてこの人とのこの場面を思い出したんだろう?とふと記憶が蘇り、感... もっと読む

怒り(下)

2120
3.85
吉田修一 2014年1月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

寝食忘れてというのはいささか大げさだが、睡眠時間を削って上下巻一気に読み切った。 続きが気になって気になって。 でも、これはないよ。こんな終わり方って... もっと読む

初恋温泉 (集英社文庫)

2096
3.17
吉田修一 2009年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

温泉行きたいなぁ。 コロナが流行り出してから 何年も行ってないな。 これからだったら紅葉みながらの露天風呂とか いいなぁ。草津、伊香保、那須塩原…。いいな... もっと読む

続 横道世之介

2049
4.19
吉田修一 2019年2月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本とゆうのは読み手側からアクション起こさないと物語が始まらず止まったままになってしまう。とりあえず読みたくなったらいつでも手の届くところにスタンバイしてあ... もっと読む

東京湾景 (新潮文庫)

1872
3.37
吉田修一 2006年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しぶりの恋愛小説だが、私の中では二人は子供すぎたかな。 こんな二人が切ない…私の場合は、2人が恋愛に信じられなくなった過程と、自己中で周りの関係を持っ... もっと読む

7月24日通り (新潮文庫)

1683
3.32
吉田修一 2007年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

県庁所在地でもない、港がある地味な日本の地方都市に住むやはり地味めなOL小百合。退屈な毎日を、この街をリスボンに見立てて暮らすことを密かな楽しみにしていた... もっと読む
全369アイテム中 1 - 20件を表示

吉田修一のおすすめ記事

吉田修一に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×