吉行淳之介のレビュー数ランキング

プロフィール

大正十三年(一九二四)、岡山市に生まれ、二歳のとき東京に移る。麻布中学から旧制静岡高校に入学。昭和十九年(一九四四)九月、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため四日で帰郷。二十年東大英文科に入学。大学時代より「新思潮」「世代」等の同人となり小説を書く。大学を中退してしばらく「モダン日本」の記者となる。 二十九年に「驟雨」で第三十一回芥川賞を受賞。四十五年には『暗室』で第六回谷崎潤一郎賞を受賞する。主な作品に『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』『夕暮まで』など。平成六年(一九九四)死去。

「2022年 『ネコ・ロマンチスム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉行淳之介のレビュー数ランキングのアイテム一覧

吉行淳之介のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『アンソロジー カレーライス!!』や『原色の街・驟雨 (新潮文庫)』や『夕暮まで (新潮文庫)』など吉行淳之介の全740作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

アンソロジー カレーライス!!

682
3.40
阿川佐和子 2013年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いやぁ~、お腹空いた~!( >_<) エッセイの間に挟まれた様々なカレーの写真といい、 真っ黄色な紙といい、 著名人たちの好きが溢れたカレーエピ... もっと読む

原色の街・驟雨 (新潮文庫)

800
3.43
吉行淳之介 1966年10月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私の今年のテーマは「第三の新人」。 安岡章太郎、丸谷才一に続いては、吉行淳之介です。 本書に収められているのは、吉行の初期の短編5編。 エロティシズ... もっと読む

夕暮まで (新潮文庫)

532
3.23
吉行淳之介 1982年5月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昭和レトロな香りがプンプンしました。 中年男が自分よりふた周りも離れた若い女性を好きになる、それを文学と言わしめてるところが少し呆れてしまう。私からしたら... もっと読む

アンソロジー そば

243
3.24
池波正太郎 2014年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

各界の大御所38名が、嬉々として一家言を擁する「蕎麦」に関して朗々と綴っておられるのだ。 当然お店の紹介もあるのだが、決して今流行りのお店評価の内容ではな... もっと読む

暗室 (講談社文芸文庫)

339
3.38
吉行淳之介 1988年5月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自身の華やかなプライベートをも恐らくは文学的咀嚼をしていた、吉行淳之介による“性”の一つのアンサーと解釈した本作。 一見纏まりの無い掌編の様なエピソード... もっと読む

猫なんて!

297
3.24
角田光代 2016年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

我が家に猫がやってくる 角田光代 庭にあらわれた猫 片岡義男 猫に名前をつけるのは 村上春樹 猫のいる風景 堀江敏幸 夜中の猫 吉本ばなな 猫だつて夢を見... もっと読む

(009)夜 (百年文庫)

148
3.23
カポーティ 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全部好きでした。 『悲しいホルン吹きたち』では、大人にも子どもにもなりきれない青年のふわふわした部分に共感が持てました。 "生活は広漠で空虚なもの" ... もっと読む

対談 美酒について―人はなぜ酒を語るか (新潮文庫)

244
3.42
開高健 1985年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

お酒にまつわる数々の悪戯についての記録。 ひと昔前の男性はそれでした!と言うもの。 今ではハラスメントなんだろうけど、そうしたじだいを経て今があり少し懐か... もっと読む

ものがたりのお菓子箱

152
3.18
谷崎潤一郎 2008年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

玉石混淆というか好みのもんだいでしょうが…。 谷崎潤一郎の「魚の李太白」と小川未明の「月箭野メルヘン」が好き あとはうーん好みじゃない もっと読む

子供の領分 (集英社文庫)

244
3.22
吉行淳之介 1993年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

無垢な子供時代はいつか終わりをつげ、不条理かつ割り切れない大人の世界に巻き込まれる。少年たちの感じる違和感は他者との関わりの中で、また自らの成長を通して膨... もっと読む

娼婦の部屋・不意の出来事 (新潮文庫)

232
3.37
吉行淳之介 1966年11月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小編のいたるところに、昭和の時代のエートスが感じられる。 もっと読む

恋愛論 (角川文庫 緑 250-7)

203
3.24
吉行淳之介 1973年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高校生だったか中学生だったかの国語の教科書に載っていた吉行淳之介の文章があまりにも鮮烈で、以来、ずっと彼の本を読みたいと思っていた。 小説だけかと思ってい... もっと読む

砂の上の植物群 (新潮文庫)

327
3.38
吉行淳之介 1966年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

横浜を舞台に性的充足の問題を存分に描いた。 もっと読む

ちょこっと、つまみ: おいしい文藝

288
3.10
阿川佐和子 2020年3月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おいしい文藝シリーズで今回は、おつまみ。 読めば読むほど、お酒が欲しくなりますな・・・でも、胃を全摘してから丸六年、それまではビール党でしたが飲まない日... もっと読む

目玉 (新潮文庫 よ 4-16)

105
3.51
吉行淳之介 1993年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

病弱でインテリでセクシー。 こんな人がいたら2秒で恋に落ちます。 でもこの人とは幸せになれないだろうなー もっと読む

好色一代男 (中公文庫 よ 17-11)

149
3.22
吉行淳之介 2008年2月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わからない部分多くなかな進まず。 返却期限来たので返す。 現代語の読みやすいのでいつか再チャレンジ もっと読む

短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)

161
3.03
嵐山光三郎 2018年10月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読む前は『グリとグラ』みたいに美味しいお菓子とか、あとはほんわかした和食の物語なんかが書かれていると思ってました(笑) 読んでみたらSFの奇妙な話とか、全... もっと読む

不作法のすすめ (中公文庫 よ 17-13)

97
3.67
吉行淳之介 2011年11月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

孔子曰く、 心ノ欲スルトコロニシタガッテ矩(のり)ヲコエズ この方はやっぱり、男から見てかっこいい方だと思う。 もっと読む

短編伝説 愛を語れば (集英社文庫)

193
3.50
江國香織 2017年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

普段読むことがないジャンルなので、勢いで買ったのだけど大正解だった。藤堂志津子さん、坂東眞砂子さん、山本文緒さん、原田宗典さんのお話がよかったかなあ。いず... もっと読む

猫は神さまの贈り物<エッセイ編>

124
3.38
谷崎潤一郎 2014年4月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルに惹かれて、読んでみました。 猫好きとして今もよく知られている作家さんもいますが、ちょっと古めの変わったラインナップが興味深かった。 各界の個... もっと読む
全740アイテム中 1 - 20件を表示

吉行淳之介に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×