呉智英のおすすめランキング

プロフィール

評論家。1946年生まれ。愛知県出身。早稲田大学法学部卒業。評論の対象は、社会、文化、言葉、マンガなど。日本マンガ学会発足時から十四年間理事を務めた(そのうち会長を四期)。東京理科大学、愛知県立大学などで非常勤講師を務めた。著作に『封建主義 その論理と情熱』『読書家の新技術』『大衆食堂の人々』『現代マンガの全体像』『マンガ狂につける薬』『危険な思想家』『犬儒派だもの』『現代人の論語』『吉本隆明という共同幻想』『つぎはぎ仏教入門』『真実の名古屋論』『日本衆愚社会』ほか他数。

「2021年 『死と向き合う言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

呉智英のおすすめランキングのアイテム一覧

呉智英のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『つぎはぎ仏教入門』や『読書家の新技術 (朝日文庫)』や『知的唯仏論』など呉智英の全131作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

つぎはぎ仏教入門

284
3.75
呉智英 2011年7月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 呉智英が初めて仏教を真正面から(つまり本一冊を費やして)論じた著作。  書名は、仏教を専門的に学んだわけではなく、仏教徒でもない著者が、これまで濫... もっと読む

読書家の新技術 (朝日文庫)

241
3.48

感想・レビュー

呉智英の読書論であり、教養論でもあります。 とくに、谷沢永一や山本七平の『論語』解釈と、その背景にある「俗流教養主義」を批判する「読書論を読書論する... もっと読む

知的唯仏論

204
3.63
宮崎哲弥 2012年11月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 呉智英は、評論家として宮崎哲弥の師匠筋にあたる。師弟対談集である。  2人は1999年にも、『放談の王道』という対談集を編んでいる。これは非常に充実し... もっと読む

バカにつける薬 (双葉文庫 く 6-1)

197
3.22
呉智英 1996年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どうにも肌に合わない。 読み通すのが、正直苦痛だった。 前半の、岡野氏、上野氏、及び、ゴルゴ13をめぐる読者との論争は果たして論争という名に値するものだ... もっと読む

封建主義者かく語りき (双葉文庫)

189
3.41
呉智英 1996年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

封建主義者の立場から近代民主主義を批判するという、著者の基本的なスタンスがよく理解できる一冊。エッセイ集とは違い、一冊を通じて同じテーマについて扱ってくれ... もっと読む

現代人の論語 (文春文庫)

176
3.85
呉智英 2006年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

血の通った論語。「論語」の平坦な言葉の後ろに人間くさい孔子の姿が垣間見えて面白かった。また読み返したい。 もっと読む

危険な思想家 (双葉文庫)

131
3.52

感想・レビュー

氏お得意の戦後民主主義&戦後民主主義者批判の本。自分みたいに、「ゴー宣」経由で呉智英に興味を持ったという人は、まず本書から読むのもいいかもしれない。 揚... もっと読む

つぎはぎ仏教入門 (ちくま文庫)

129
3.84
呉智英 2016年3月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久松達央さんが、WEBで勧めていた本。 十年ほど前、小池龍之介さんの仏教、仏道に関する本を読んで、その考えに傾倒した時期があった。 所謂、小乗仏教をベー... もっと読む

ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講 (小学館文庫)

126
3.51

感想・レビュー

過激で100%共感できなくても、語る内容が信用できる評論家が稀にいる。私にとってその一人が、呉智英です。 本書でも過激さは全開です。 「原住民に対する... もっと読む

現代マンガの全体像 (双葉文庫―POCHE FUTABA)

121
3.50
呉智英 1997年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

マンガ評論のための原理論を提示し(ついでにその過程で既存のマンガ評論を厳しく批判し)、マンガ史を概観し、その上で個別の作家についても論じるという、かなりお... もっと読む

サルの正義 (双葉文庫 く 6-2)

120
3.59
呉智英 1996年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あいかわらずおもしろい 正義ぶった偽善者の不可思議な言動をめった切り。 世の中矛盾だらけだし、差別もある。 そもそも民主主義はそういうものなんだ... もっと読む

愚民文明の暴走

118
2.88
呉智英 2014年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

●一貫して正しいことを言うためには、知識以前に教養が必要になる。教養とは、「判断の基準をどこに見いだすか。」「価値に対する態度。」である。 ●例えば参議院... もっと読む

大衆食堂の人々 (双葉文庫 く 6-4)

114
3.38
呉智英 1996年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

呉智英らしい良質なエッセイ集。 最近DQNネームがマイブームな自分としては、「易しさからの逃走」の話がちょっと気になった。 250円。 もっと読む

日本衆愚社会 (小学館新書)

107
3.39
呉智英 2018年8月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

20190202 世の中が不可解になった時、つい手を出してしまう作者の本。参考にとどめるくらいで良いと思うが自分の判断に自信がないとき基準にしたい。 もっと読む

吉本隆明という「共同幻想」

103
3.57
呉智英 2012年12月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

サービス精神からか、登場する固有名に関して詳しい説明が一々付されるのでその度に論が逸れる。さらに単なる呉センセーの思い出話もたびたび挿入されるのも辛い。今... もっと読む

知的唯仏論: マンガから知の最前線まで-ブッダの思想を現代に問う (新潮文庫)

98
3.60
宮崎哲弥 2015年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 ☆5つを贈りたいが、読み手として完全に理解したとは言い難いので4つにとどめておく。  宮崎哲弥が対談の6割ぐらい話している。その博引旁証と読書量に圧倒さ... もっと読む

ロゴスの名はロゴス (双葉文庫)

87
3.18
呉智英 2001年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「言葉」に関する軽妙なエッセイ集。 このタイトルなので哲学的で難しめな本だと勝手に思い込んでいたが、一編一編が短くユーモラスな文章なので気軽に読める一冊... もっと読む

実録!平成日本タブー大全〈1〉 (宝島社文庫)

85
2.68

感想・レビュー

全員が同じことを言うテレビやポータルサイトニュースより、価値があります。 もっと読む

健全なる精神 (双葉文庫)

85
3.77
呉智英 2012年8月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「犬儒派だもの」以来久しぶりに呉智英を読んだ。一見、暴論の様だが、論理的で至極まっとうな考えは健在であった。「空気」や世論に汚染された意識を洗浄するために... もっと読む

刑法三九条は削除せよ!是か非か (新書y)

81
3.20

感想・レビュー

司法(刑法)と医療の問題ということになるか? 法律、さらには憲法という立場から考えることは、まず人権の問題である。国民は人権を有するはずである。犯罪者、... もっと読む
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