和田忠彦のおすすめランキング

プロフィール

東京外国語大学名誉教授。専門はイタリア近現代文学、文化・芸術論。主な著書に『遠まわりして聴く』(書肆山田)『タブッキをめぐる九つの断章』(共和国)など。『小説の森散策』(岩波文庫)、『永遠のファシズム』(岩波現代文庫)、『文体練習 完全版』(河出文庫)などエーコの訳書も多数ある。

「2022年 『中世の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和田忠彦のおすすめランキングのアイテム一覧

和田忠彦のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『むずかしい愛 (岩波文庫)』や『夢のなかの夢 (岩波文庫)』や『きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド (立東舎)』など和田忠彦の全78作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

むずかしい愛 (岩波文庫)

487
3.44
イタロ・カルヴィーノ 1995年4月17日 本で見る

感想・レビュー

サントリー角瓶がかつて掲げた宣伝文句、「『角』÷H20(筆者註:エイチツーオー)」。 太い角張ったゴシック体で提示されるその強烈なキャッチコピーにつづい... もっと読む

夢のなかの夢 (岩波文庫)

473
3.74
アントニオ・タブッキ 2013年9月18日 本で見る

感想・レビュー

久々のタブッキ。須賀敦子さんでない方の訳で読むのは初めてです。タブッキが愛娘からもらった手帖に、過去の巨匠が見たかもしれない夢を綴った連作短編集。 とても... もっと読む

きっとあなたは、あの本が好き。連想でつながる読書ガイド (立東舎)

431
3.36
都甲幸治 2016年1月25日 本で見る

感想・レビュー

村上春樹/ルイス・キャロル/大島弓子/谷崎潤一郎/コナン・ドイル/J・R・R・トールキン/伊坂幸太郎/太宰治 どれかの名前にピンときたら読んでみても... もっと読む

100分de名著 薔薇の名前 ウンベルト・エーコ 笑いは知の限界を暴く (2018年9月) (NHKテキスト)

269
3.90
和田忠彦 雑誌 2018年8月28日 本で見る

感想・レビュー

難題だったももの、好奇心は尽きず… とはいえ、知識不足の身 誰かにおすがりしたく、いつもお世話になっている100分de名著 (ありがたいですね このシ... もっと読む

ウンベルト・エーコの世界文明講義

262
3.75
ウンベルト・エーコ 2018年11月22日 本で見る

感想・レビュー

『もちろんわたしたちは、理解できないものに名前をつけるだけではなく、視覚的に表現することだってできる。しかしこうしたイメージは、不可解なものを「表象する」... もっと読む

アメリカ講義 新たな千年紀のための六つのメモ (岩波文庫)

231
3.79
イタロ・カルヴィーノ 2011年4月15日 本で見る

感想・レビュー

朝日新聞社から出ていた「カルヴィーノの文学講義―新たな千年紀のための六つのメモ」の文庫化。 もっと読む

パロマー (岩波文庫)

225
3.48
イタロ・カルヴィーノ 2001年11月16日 本で見る

感想・レビュー

世界音痴でギクシャクと生きているパロマーさん。初めは微笑ましく読んでいたのだけれど、次第に痛々しく感じられてきて辛くなってしまった。ひたすらに世界を見つめ... もっと読む

ウンベルト・エーコの小説講座 若き作家の告白

222
3.50
ウンベルト・エーコ 2017年7月25日 本で見る

感想・レビュー

エーコが大学で行なった客演講義を書き起こしたもので、邦題では副題になっている「若き作家の告白」が原題。「学者としてはプロ、小説家としてはアマチュア」と自称... もっと読む

時は老いをいそぐ

221
3.83
アントニオ・タブッキ 2012年2月22日 本で見る

感想・レビュー

あくまで個人的な感想だが、これは、ドラマや映画は好きなんだけれど、ドラマや映画みたいにはいくかよ、といったささいな感情が日々あって、そこが面白いかなと、そ... もっと読む

永遠のファシズム (岩波現代文庫 学術 388)

202
3.50
ウンベルト・エーコ 2018年8月20日 本で見る

感想・レビュー

イタリアのファシズムについてムッソリーニ以外に語られることが少ない中で、このエコーの考えは貴重だと思われる。ただし、岩波の方針でハードカバーで出版されたが... もっと読む

ウンベルト・エーコの文体練習 (新潮文庫)

193
3.18
ウンベルト・エーコ 2000年8月30日 本で見る

感想・レビュー

(2017.01.20読了)(2017.01.17拝借) ウンベルト・エーコさんは、2016年2月19日に84歳で亡くなっています。「薔薇の名前」はいず... もっと読む

ウンベルト・エーコの文体練習 完全版 (河出文庫)

176
2.83
ウンベルト・エーコ 2019年6月6日 本で見る

感想・レビュー

さまざまな事物のパロディ短編集。文体練習・・・というにはあまりにも知的遊戯。正直元ネタが全くわからないものもあったので自分の知的レベルの低さが呪わしかった... もっと読む

魔法の庭 (ちくま文庫)

169
3.44
イタロ・カルヴィーノ 2007年8月1日 本で見る

感想・レビュー

子供が抱く子供ならではの強迫観念、残忍さがシンプルな語り口ながら豊かに描かれる。戦争というものが、日常見る夢のようで、それがかえってリアルで、滑稽ながら常... もっと読む

イザベルに ある曼荼羅

158
3.93
アントニオ・タブッキ 2015年3月25日 本で見る

感想・レビュー

タデウシュにはイザベルの言葉が納得のいくものだったみたいだから思うのだけれど、人を動かすものの非合理を自分は過小評価しがちなのかもしれない。 何かに... もっと読む

とるにたらないちいさないきちがい

129
3.00
アントニオ・タブッキ 2017年4月25日 本で見る

感想・レビュー

『アメーリアは、書くことの偽りについて考える、正確に定義された言葉や、物事を捉え、ガラスの個体に結晶させる動詞や形容詞の働く横暴』―『部屋』 初めて... もっと読む

フェルナンド・ペソア最後の三日間

116
3.77
アントニオ・タブッキ 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

死の床につくフェルナンド・ペソアの元に、詩人が生みだした分身たちが次々と訪れる。ペソアを敬愛するタブッキが、詩人の最後の日々を想像力豊かに描いた中篇小説。... もっと読む

魔法の庭・空を見上げる部族 他十四篇 (岩波文庫)

113
3.18
イタロ・カルヴィーノ 2018年9月18日 本で見る

感想・レビュー

レコスミコミケどこにしまっちゃったんだろ。読み返したい欲マックスになった。 もっと読む

中世の美学 トマス・アクィナスの美の思想

106
ウンベルト・エーコ 2022年10月29日 本で見る

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/911397 もっと読む

クオーレ (岩波文庫)

99
3.60

感想・レビュー

「ぼくがいく、アメリカへ、かあさんをさがしに」マルコ13歳、名作アニメ『母をたずねて三千里』の原作を収録。 小学3年の少年が1学年の学校生活を記した... もっと読む

文学について

99
4.67
ウンベルト・エーコ 2020年9月28日 本で見る

感想・レビュー

『二重のコード化の例は、今日ではたくさんの広告でも見ることができる。ある階層においては、ごく少数の映画作家にしかわからない実験的なテクストのように構成され... もっと読む
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