堀田善衞のおすすめランキング

プロフィール

1918年富山県生まれ。小説家。1944年国際文化振興会から派遣されて上海に渡るが、敗戦後は中国国民党宣伝部に徴用されて上海に留まる。中国での経験をもとに、小説を書き始め、47年に帰国。52年「広場の孤独」「漢奸」で芥川賞を受賞。海外との交流にも力を入れ、アジア・アフリカ作家会議などに出席。他の主な作品に、「歴史」「時間」「インドで考えたこと」「方丈記私記」「ゴヤ」など。1998年没。

「2018年 『中野重治・堀田善衞 往復書簡1953-1979』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀田善衞のおすすめランキングのアイテム一覧

堀田善衞のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『インドで考えたこと (岩波新書)』や『ゴヤ 1 スペイン・光と影 (集英社文庫)』や『時間 (岩波現代文庫)』など堀田善衞の全107作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

インドで考えたこと (岩波新書)

465
3.44
堀田善衞 1957年12月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小熊英二の『インド日記』を読んで感動した人は驚くとおもう。 あの名著には元ネタがあったのかと。 「アジアはお互いを知らない」「しかし西欧のことは知... もっと読む

ゴヤ 1 スペイン・光と影 (集英社文庫)

178
3.94
堀田善衞 2010年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 読んでいる途中の感想だけれど、からだごとその場所にもっていって書く。そういう、身体性というか、現場主義というか、実感から生まれてくる描写。ポストモダンは... もっと読む

時間 (岩波現代文庫)

147
4.09
堀田善衞 2015年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

4/107 内容(「BOOK」データベースより) 『殺、掠、姦―一九三七年、南京を占領した日本軍は暴虐のかぎりを尽した。破壊された家屋、横行する掠奪と凌辱... もっと読む

上海にて (集英社文庫)

127
3.92
堀田善衞 2008年10月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

上海の魔力に引き寄せられ終戦前後の2年弱を現地で過ごした27歳堀田青年の強烈な体験と、その10年後文学者代表団のメンバーとして上海に訪問した際の去来する思... もっと読む

路上の人

126
3.85
堀田善衞 2004年2月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3.85/91 内容(「BOOK」データベースより) 『時は一三世紀前半。舞台はイベリア半島とピレネー山脈、フランスを横切り、イタリアを南下してローマに及... もっと読む

ABC殺人事件 (創元推理文庫 105-14)

93
3.76

感想・レビュー

実はアガサ・クリスティの、ポワロシリーズを読むのは初めて。 連続殺人の犯人も目的も全くわからず、犯人らしき人物が出て来ても、その目的がわからず、最後までハ... もっと読む

ゴヤ 2 マドリード・砂漠と緑 (集英社文庫)

80
4.00
堀田善衞 2010年12月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

かなり分厚い本だ。それも4巻まである。 ゴヤを通してスペイン、ないしヨーロッパの時代背景を描く。 ゴヤはついに宮廷画家となるが、当時のスペイン王室や貴... もっと読む

広場の孤独 (新潮文庫 ほ 2-1)

77
3.20

感想・レビュー

1951年下半期芥川賞受賞作。佐藤春夫や川端康成等、選考委員の多くから高い評価を受けての受賞だった。物語の構造は、19世紀末フランスのユーモア作家アルフォ... もっと読む

ミシェル 城館の人 第一部 争乱の時代 (集英社文庫)

69
3.71
堀田善衞 2004年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

モンテーニュを読んだので、堀田善衛も読みたくなった。堀田善衛の文章はとても独特で読みにくいのだが、読み慣れると病みつきになりそうになる。 偏屈でわが... もっと読む

ゴヤ 3 巨人の影に (集英社文庫)

69
4.17
堀田善衞 2011年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

20180216読了 50代~60代のゴヤ。時は19世紀初頭、ナポレオン登場、あっという間にスペイン独立戦争へ・・・混乱の時代にゴヤが描いた版画集「戦争... もっと読む

ゴヤ 4 運命・黒い絵 (集英社文庫)

68
4.23
堀田善衞 2011年2月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

巨人ゴヤの苦闘が綿密な筆致で書かれている。スペインの風土とゴヤの存在が不可分だと分かる。 もっと読む

時代と人間

65
3.80
堀田善衞 2004年2月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

乱世について、堀田さんが書かれた作品を取り上げながら語られた本です。結果、日本史世界史の素晴らしい教科書だけではなく、作者自身による作品の解説にもなってい... もっと読む

めぐりあいし人びと (集英社文庫)

65
3.87
堀田善衞 1999年9月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

118ページ 「どうも日本国民というのは、そういうイデオロギー的な面における矛盾に耐えられるというか、きちんと始末をつけなくても平気なんですね。」 本当に... もっと読む

広場の孤独 漢奸 (集英社文庫)

61
3.82
堀田善衞 1998年9月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3.82/57 内容(「BOOK」データベースより) 『朝鮮戦争勃発にともない雪崩のように入ってくる電文を翻訳するため、木垣はある新聞社で数日前から働いて... もっと読む

キューバ紀行 (集英社文庫)

55
3.50
堀田善衞 1995年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 この本一冊でキューバ革命とその背後にあるものに関して最低限の知識は身に付けられる。革命前、キューバはアメリカのために砂糖を生産し、アメリカのために娯楽を... もっと読む

バルセローナにて (集英社文庫)

55
3.65
堀田善衞 1994年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『――なんという天気だろう。 と、思わず私が声に出して言っていた。』-『アンドリン村にて』 「ABC殺人事件」を読んでいたら思いがけず堀田善衛に出会... もっと読む

ミシェル 城館の人 第二部 自然 理性 運命 (集英社文庫)

49
3.78
堀田善衞 2004年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フランス王室と宗教戦争の行方がますます混迷をきわめるなか、ミシェルはボルドー高等法務院裁判官の職を辞してモンテーニュの塔の一室をわが城とし、いよいよ『エセ... もっと読む

スペイン断章〈上〉歴史の感興 (集英社文庫)

43
3.08
堀田善衛 1996年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤを愛し、スペインに暮らすことをえらんだ著者が、スペインの各地をめぐりつつ、その歴史についての所感をつづったエッセイです... もっと読む

堀田善衞上海日記 滬上天下一九四五

43
4.33
堀田善衞 2008年11月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新潮2009年2月号書評より もっと読む
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