堀茂樹のレビュー数ランキング

プロフィール

堀茂樹1952年生まれ。翻訳家、慶応義塾大学名誉教授。主な訳書にアゴタ・クリストフ『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』をはじめ、アニー・エルノー『シンプルな情熱』『ある女』、ヴォルテール『カンディード』、エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』『問題は英国ではない、EUなのだ』などがある。共著『グローバリズムが世界を滅ぼす』。

「2023年 『「傷つきました」戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀茂樹のレビュー数ランキングのアイテム一覧

堀茂樹のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『悪童日記 (ハヤカワepi文庫 ク 2-1)』や『第三の嘘 (ハヤカワepi文庫 ク 2-3)』や『ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫 ク 2-2)』など堀茂樹の全68作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

悪童日記 (ハヤカワepi文庫 ク 2-1)

7162
4.13

感想・レビュー

傑作で有名なのに、よく知らずに読み始めた インパクトがある作品 衝撃のラストシーン、疑問を残したまま終わる ちょっと鳥肌もの。。。(;ω;) 連続もののT... もっと読む

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫 ク 2-3)

2814
3.81

感想・レビュー

(悪童日記)が面白く続編、続々編へと読み進めた。しかし(第三の嘘)に行くと、はたしてこれは三部作と言うものだったのか?と疑問を持ってしまうことに。 3作の... もっと読む

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫 ク 2-2)

3029
3.88

感想・レビュー

アゴタ・クリストフ『ふたりの証拠』 『悪童日誌』の続編、第二弾 『悪童日誌』では語り手が双子兄弟の一人であり、固有名詞は出てこなかった 『ふたりの証拠』は... もっと読む

悪童日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

1287
3.99

感想・レビュー

第二次世界大戦末期、ヨーロッパ、国境沿いの田舎町に疎開した双子の少年「ぼくら」の、日記のように書きとめた作文、計六十余からなる物語。 簡素な文章だから... もっと読む

「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)

1052
3.31

感想・レビュー

こういう見方もあるのかと感心しました。 ドイツについて、EU内の位置、ロシア、そして、アメリカや、日本との対比を語っています。 ドイツは、すでに二度に... もっと読む

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ・ミステリ文庫 オ 2-1)

619
3.12

感想・レビュー

二人のゲームに惹きこまれた、一冊。 ある日、医者のマーチ博士の屋敷に住み込むメイドのジニーが発見した、世にもおぞましい殺人日記。 しかも日記の書き手は... もっと読む

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

392
3.88

感想・レビュー

祖国のハンガリーを逃れ、難民となり敵国の言葉(フランス語)で生活すること(書くこと)を強いられた著者の自伝。 アゴア・クリストフは本当に言葉の少ない作家... もっと読む

昨日 (ハヤカワepi文庫 ク 2-4)

515
3.59

感想・レビュー

貧しい家庭で育ったトビアスが、理想の女性リーヌを求めて人生をさ迷う話。トビアスは非常にぶっ飛んだことをしでかすのだが、『悪童日記』三部作のように事象が淡々... もっと読む

ふたりの証拠 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

484
3.86

感想・レビュー

「悪童日記」の続編。ふたごの「ぼくら」の別離後、おばあちゃんの家に戻ったリュカ十五歳〜二十二、三歳の物語。 すっかりさびれてしまった町。一人きりになった... もっと読む

嫉妬/事件 (ハヤカワepi文庫 エ 1-2 epi106)

689
3.62
アニー・エルノー 2022年10月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

別れた男の現在の彼女への嫉妬を描いた「嫉妬」、中絶が認められていなかった時代のフランスで中絶する「事件」2編のオートフィクション。 ものすごい解像度と赤裸... もっと読む

シンプルな情熱 (ハヤカワepi文庫)

561
3.42

感想・レビュー

本作の著者アニーエルノーは2022年のノーベル文学賞を受賞された方だったので、本書を読んでみましたが、まさにタイトル通り「とても激しい、パッション!」を感... もっと読む

問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書)

660
3.73

感想・レビュー

「ヨーロッパとは何か? ヨーロッパとはドイツを怖がる全ての国民の連合。そして、この定義はドイツ人を含む」という冗談がかつてEU本部のあるブリュッセルで流行... もっと読む

悪童日記

589
4.14
アゴタ・クリストフ 電子書籍 2014年1月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦争のために祖母のもとに疎開させられた双子の少年の日々を日記形式で綴る。数ページ分の小編のエピソードを時系列で連続して語る構成をとり、物語は戦時中から終戦... もっと読む

シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 ((文春新書))

496
3.22

感想・レビュー

本書を駆け足で読み、エマニュエル・トッド来日講演を聴きに行った。サブタイトルが原題では「宗教的危機の社会学」であり、文庫化に際してこちらがメインタイトルと... もっと読む

どちらでもいい (ハヤカワepi文庫)

390
3.26

感想・レビュー

アゴタ・クリストフの小説は、「悪童日記」三部作だけだと、何故か思い込んでいたので、本書を見つけた時は嬉しかった。 三部作と異なり、本書は短編集。「悪童日記... もっと読む

第三の嘘 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

425
3.73

感想・レビュー

「悪童日記」三部作完結篇。前二作の背後にあった真実が明らかになる。 一応、双子がそれぞれどういうふうに生きてきたのか、前二作品の背景が明らかになっていく... もっと読む

どちらでもいい

191
3.29

感想・レビュー

「我が家」が良かったです。鬼束ちひろさんの「every home」という曲を彷彿としました。 もっと読む

「知」の欺瞞: ポストモダン思想における科学の濫用

339
3.52
アラン・ソーカル 2000年5月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

フランスの権威ある哲学者たちに、アメリカの物理学者がストレート・パンチを食らわせた爽快な一撃! ポストモダンやポスト構造主義といった、マルクス主義以後の... もっと読む

文盲: アゴタ・クリストフ自伝 (白水Uブックス)

321
3.85

感想・レビュー

筆者のアゴタ・クリストフはハンガリー出身の女性作家。「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」という有名な三部作を書いている。本書はアゴタ・クリストフの自伝... もっと読む

昨日 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

222
3.39

感想・レビュー

詩的な文章、と単に言うだけでは言い足りない作者独特の言葉たち。 強い情念が込もっているような、何か恐ろしい感じもして、その実直である激しさに圧倒されてし... もっと読む
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