大庭みな子のおすすめランキング

プロフィール

1930年、東京生まれ。津田塾大卒。68年、処女作『三匹の蟹』で群像新人賞、芥川賞を受賞。代表作に、谷崎潤一郎賞作『寂兮寥兮(かたちもなく)』、野間文芸賞作『啼く鳥の』、川端康成文学賞作『赤い満月』など。小説の他にも、詩、エッセイ、評論、翻訳など幅広い著作を生み出している。芥川賞など数々の賞の選考委員もつとめた。

「2005年 『大庭みな子全詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大庭みな子のおすすめランキングのアイテム一覧

大庭みな子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『文庫 津田梅子 (文庫)』や『三匹の蟹 (講談社文芸文庫)』や『精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子 (文春文庫)』など大庭みな子の全263作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

文庫 津田梅子 (文庫)

121
3.81
大庭みな子 2019年7月5日 本で見る

感想・レビュー

津田塾大学出身の著者による津田梅子の評伝。 なんと言っても驚くのは、1871(明治4)年から11年に渡って米国に国費留学しているということ。しかも、渡米... もっと読む

三匹の蟹 (講談社文芸文庫)

119
3.06
大庭みな子 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

短編集。表題作がデビュー作にして1968年の芥川賞受賞作。著者は当時夫の仕事の都合でアラスカ在住。日本人夫とアメリカに住む日本人女性が書いた作品、というこ... もっと読む

精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子 (文春文庫)

113
3.60
宇野千代 2024年2月6日 本で見る

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/941670 もっと読む

事件の予兆 文芸ミステリ短篇集 (中公文庫)

107
3.38
中央公論新社 2020年8月21日 本で見る

感想・レビュー

遠藤周作と山川方夫の2篇は既読だったが、その他で言えば、小沼丹『断崖』のどこか飄々とした語りや、大庭みな子『冬の林』の昭和のホームドラマを彷彿とさせる設定... もっと読む

ヘンゼルとグレーテル グリム童話

98
3.50
グリム 1983年1月1日 本で見る

感想・レビュー

グリム童話や昔話は数あるが、その分親が中をちゃんと見て選びたい。原作に忠実なため字も小さく話も長いが、挿絵もきれいであまりに省略したり残虐性を全てぬぐい... もっと読む

現代語訳 枕草子 (岩波現代文庫 文芸 235)

95
3.58
清少納言 2014年2月14日 本で見る

感想・レビュー

平安時代の日常を覗いたようで面白かった。昔の人も現代の人も同じようなことでやきもきしたり、嬉しく思ったりするものだなと思った。身の回りのものの描写がすごく... もっと読む

むかし女がいた (新潮文庫)

78
3.19
大庭みな子 1998年3月1日 本で見る

感想・レビュー

 読んだことのない作家の作品をと思い、タイトルと装丁の美しさでこの本を選んだ。図書館にあったこの本は単行本でヨーロッパ風の挿絵がなんとも素晴らしい。山下清... もっと読む

枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館)

64
3.82
大庭みな子 2009年11月18日 本で見る

感想・レビュー

賢いけれど少し性格の悪い方が書く現代のエッセイと違いがわからないほど、感覚が似通っている。 特に 第二十八段 にくきもの とか好き。 古典文学なんて小難し... もっと読む

寂兮寥兮(かたちもなく) (講談社文芸文庫)

63
3.20
大庭みな子 2004年10月13日 本で見る

感想・レビュー

女ってぐにゃぐにゃしたものだな、と思った。 大体、そういう話を読むと、自己嫌悪に落ち入るのだけれど、この本はそうじゃなかった。 説教くさくもなく、罪悪... もっと読む

宇野千代・大庭みな子 (精選女性随筆集 6)

60
3.89
宇野千代 2012年6月12日 本で見る

感想・レビュー

女性が書いた随筆が好きなことに気づいて、知らない作家さんにも出会いたいと思ってずっと気になっていた「精選女性随筆集」、ついに一冊読めた。 二人とも文章を... もっと読む

作家たちが読んだ 芥川龍之介 (別冊宝島)

56
3.45
芥川龍之介 2007年1月12日 本で見る

感想・レビュー

2007年2月12日、初、並、帯付 2014年11月17日、白子BF もっと読む

つりが好き アウトドアと文藝

54
2.36
アンソロジー 2020年3月26日 本で見る

感想・レビュー

人生の師匠の一人「矢口高雄」さんの名前だけで手に取りました。椎名誠さんの本のイラストで有名な沢野ひとしさんも興味あり。 他の大家の文章はあまり興味なかった... もっと読む

津田梅子 (朝日文芸文庫)

51
3.46
大庭みな子 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

僅か7歳で明治政府の留学生として渡米し、18歳で帰国した津田梅子。米国時代の養父母ともいえるランマン夫妻、特にアデリン・ランマン夫人との間の30年、数百通... もっと読む

三匹の蟹 (P+D BOOKS)

47
3.40
大庭みな子 2018年6月7日 本で見る

感想・レビュー

3作入ってるけど表題作の「三匹の蟹」よりも「構図のない絵」「虹と浮橋」の連作の方が好きだった。 特に1作目が好き。 エドパートを読みながら自分がなぜ子供... もっと読む

枕草子 (少年少女古典文学館 4)

46
3.60
大庭みな子 1991年1月1日 本で見る

感想・レビュー

入門によかった。古典を読み始めた始まり。 もっと読む

みんなおやすみ

46
3.69
ミラ・ギンズバーグ 1985年1月1日 本で見る

感想・レビュー

ページをめくるたびに、どんどん眠りに落ちて行く、私が。 もっと読む

おやゆび姫

44
3.20

感想・レビュー

最後にいい相手と結婚できて良かったね~ もっと読む

芥川賞全集 第八巻

42
3.50
大庭みな子 1982年9月16日 本で見る

感想・レビュー

▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/319724 もっと読む

現代小説クロニクル (1990~1994) (講談社文芸文庫)

40
3.33
アンソロジー 2015年4月11日 本で見る

感想・レビュー

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増... もっと読む

王女の涙 (新潮文庫)

35
3.14
大庭みな子 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

漢字だと桜蘭とでも書くのだろうか…サクラランがTear of Princessの和名だそうな。ろうらんとも読めるため、沙上の幻の都、楼蘭に思いを馳せてしま... もっと読む
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