大庭みな子のおすすめランキング

プロフィール

1930年、東京生まれ。津田塾大卒。68年、処女作『三匹の蟹』で群像新人賞、芥川賞を受賞。代表作に、谷崎潤一郎賞作『寂兮寥兮(かたちもなく)』、野間文芸賞作『啼く鳥の』、川端康成文学賞作『赤い満月』など。小説の他にも、詩、エッセイ、評論、翻訳など幅広い著作を生み出している。芥川賞など数々の賞の選考委員もつとめた。

「2005年 『大庭みな子全詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大庭みな子のおすすめランキングのアイテム一覧

大庭みな子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『三匹の蟹 (講談社文芸文庫 おB 2)』や『津田梅子 (朝日文庫)』や『現代語訳 枕草子 (岩波現代文庫)』など大庭みな子の全252作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

三匹の蟹 (講談社文芸文庫 おB 2)

110
3.06
大庭みな子 1992年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編集。表題作がデビュー作にして1968年の芥川賞受賞作。著者は当時夫の仕事の都合でアラスカ在住。日本人夫とアメリカに住む日本人女性が書いた作品、というこ... もっと読む

津田梅子 (朝日文庫)

109
3.69
大庭みな子 2019年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

津田塾大学出身の著者による津田梅子の評伝。 なんと言っても驚くのは、1871(明治4)年から11年に渡って米国に国費留学しているということ。しかも、渡米... もっと読む

現代語訳 枕草子 (岩波現代文庫)

94
3.64
大庭みな子 2014年2月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

平安時代の日常を覗いたようで面白かった。昔の人も現代の人も同じようなことでやきもきしたり、嬉しく思ったりするものだなと思った。身の回りのものの描写がすごく... もっと読む

グリムの森へ (小学館文庫 た 29-1)

90
3.05
高村薫 2015年3月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代作家によるグリム童話の再話集。作品に対する新たなアプローチというよりは、『如何に語るか』に重点を置いた再話のように感じた。 皆川博子の『青髯』が読み... もっと読む

むかし女がいた 改版 (新潮文庫 お 36-2)

72
3.13
大庭みな子 2008年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

不思議な不思議なつぶやきを読んでいるような、小説であったり、詩のようでもあったり。幾人もの女たちの生き方を描いている。著者自身の人生が反映されてもいるよう... もっと読む

寂兮寥兮 (講談社文芸文庫 おB 6)

60
3.20
大庭みな子 2004年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女ってぐにゃぐにゃしたものだな、と思った。 大体、そういう話を読むと、自己嫌悪に落ち入るのだけれど、この本はそうじゃなかった。 説教くさくもなく、罪悪... もっと読む

枕草子 (21世紀版・少年少女古典文学館 第4巻)

59
3.90
大庭みな子 2009年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

賢いけれど少し性格の悪い方が書く現代のエッセイと違いがわからないほど、感覚が似通っている。 特に 第二十八段 にくきもの とか好き。 古典文学なんて小難し... もっと読む

精選女性随筆集 第六巻 宇野千代 大庭みな子

58
3.89
宇野千代 2012年6月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性が書いた随筆が好きなことに気づいて、知らない作家さんにも出会いたいと思ってずっと気になっていた「精選女性随筆集」、ついに一冊読めた。 二人とも文章を... もっと読む

津田梅子 (朝日文庫 お 19-1)

51
3.46
大庭みな子 1993年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

僅か7歳で明治政府の留学生として渡米し、18歳で帰国した津田梅子。米国時代の養父母ともいえるランマン夫妻、特にアデリン・ランマン夫人との間の30年、数百通... もっと読む

つりが好き: アウトドアと文藝

49
2.38
大庭みな子 2020年3月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人生の師匠の一人「矢口高雄」さんの名前だけで手に取りました。椎名誠さんの本のイラストで有名な沢野ひとしさんも興味あり。 他の大家の文章はあまり興味なかった... もっと読む

枕草子 (少年少女古典文学館 第4巻)

45
3.60
大庭みな子 1991年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

入門によかった。古典を読み始めた始まり。 もっと読む

みんなおやすみ: アルメニアの子守歌より

45
3.69

感想・レビュー

ページをめくるたびに、どんどん眠りに落ちて行く、私が。 もっと読む

三匹の蟹 (P+D BOOKS)

44
3.40
大庭みな子 2018年6月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3作入ってるけど表題作の「三匹の蟹」よりも「構図のない絵」「虹と浮橋」の連作の方が好きだった。 特に1作目が好き。 エドパートを読みながら自分がなぜ子供... もっと読む

芥川賞全集 第8巻 三匹の蟹,年の残り,赤頭巾ちゃん気をつけて,深い河,アカシアの大連 他

42
3.50
大庭みな子 1982年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/319724 もっと読む

おやゆび姫

42
3.20

感想・レビュー

最後にいい相手と結婚できて良かったね~ もっと読む

精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子 (文春文庫 編 22-6)

37
4.50
宇野千代 2024年2月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【対照的な人生を歩んだ二人が綴る、力強い女性像】対照的な生き方をした宇野千代と大庭みな子。それぞれの視点で「女」や「欲望」について、冷静にかつユーモラスに... もっと読む

現代小説クロニクル 1990~1994 (講談社文芸文庫 にC 4)

35
3.33
多和田葉子 2015年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増... もっと読む

王女の涙 (新潮文庫 お 36-1)

32
3.14
大庭みな子 1992年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漢字だと桜蘭とでも書くのだろうか…サクラランがTear of Princessの和名だそうな。ろうらんとも読めるため、沙上の幻の都、楼蘭に思いを馳せてしま... もっと読む

古事記・日本書紀 (新潮古典文学アルバム1)

25
3.17
神野志隆光 1991年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本書紀の文学的側面にも注目。 もっと読む
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