大江健三郎のおすすめランキング

プロフィール

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

「2019年 『大江健三郎全小説 第13巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大江健三郎のおすすめランキングのアイテム一覧

大江健三郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『死者の奢り・飼育 (新潮文庫)』や『個人的な体験 (新潮文庫)』や『万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)』など大江健三郎の全640作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

死者の奢り・飼育 (新潮文庫)

4175
3.68
大江健三郎 1959年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1.著者;大江氏(故人)は、小説家。「死者の奢り」で、学生作家としてデビュー。豊かな想像力と独自の文章で、現代に深く根ざした小説を執筆。核兵器・天皇制等の... もっと読む

個人的な体験 (新潮文庫)

1797
3.68
大江健三郎 1981年2月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読書会課題図書 今更気づいた かの有名な著者の作品を読んでいなかったことに 読書会に感謝 表現はすごいと思う でも、小説だと理解していても共... もっと読む

万延元年のフットボール (講談社文芸文庫)

1674
3.94
大江健三郎 1988年4月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大江健三郎さんの最高傑作との呼び声がある、この「万延元年のフットボール」を読了。難解と評判あったので、楽しく読了できるか不安だったが、独特の考えられた美し... もっと読む

芽むしり仔撃ち (新潮文庫)

1333
3.68

感想・レビュー

ノーベル文学賞作家、大江健三郎さんの初長編。 難解。 太平洋戦争末期、感化院の少年たちが疎開した先の閉ざされた山村で疫病が流行る。村民が避難をして、少... もっと読む

性的人間 (新潮文庫)

1222
3.60
大江健三郎 1968年4月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「性的人間」「セブンティーン」「共同生活」と衝撃的な三篇収録。 特に「性的人間」「セブンティーン」は今の時代コンプラ的にもアウトだと思うが、今こうして売ら... もっと読む

ヒロシマ・ノート (岩波新書)

895
3.60
大江健三郎 1965年6月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ヒロシマノート読了。大江健三郎さんの小説もいいけどまずはこれを読んでみたかった。やっと読めた。 1965年と被爆してからわずか20年後の作品なので、よりヒ... もっと読む

見るまえに跳べ (新潮文庫)

729
3.59
大江健三郎 1974年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大江健三郎さんの作品は亡くなってから、読み始めたくちだけど、もっと若いうちに読んどきたかったなと思う。 難しいイメージだけど良く噛み砕いて読めば、ユーモア... もっと読む

大江健三郎自選短篇 (岩波文庫)

661
4.04
大江健三郎 2014年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『不意の唖――大江健三郎自選短篇』(岩波書店) - 著者:大江 健三郎 - 平野 啓一郎による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS... もっと読む

われらの時代 (新潮文庫)

655
3.54
大江健三郎 1963年7月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

実に面白い。 当時の若者の閉塞した世界で生きる、哀れみ、悲しみなどが、ジンジン伝わってくる。 終盤にかけての怒涛の展開は、もうサスペンスだった。 ドキドキ... もっと読む

あいまいな日本の私 (岩波新書)

642
3.27
大江健三郎 1995年1月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大江健三郎のいくつかの講演を集めた新書。 刊行は1995年、大江がひとまず、作家としての生活に区切りをつけようとしていた時期にあたる。60歳となるこの年... もっと読む

同時代ゲーム (新潮文庫)

564
3.50

感想・レビュー

大のオーケンファンにして著作もほぼ拝読しているが、これは少し読者に優しくなさすぎる。 内容や作品の文学的な重要性は別にし、作者の想いが強く入りすぎて文が... もっと読む

叫び声 (講談社文芸文庫)

517
3.63
大江健三郎 1990年3月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ものすごい作品だった。特に怪物の章は身震いした。よくこんな文章書けるものだ。大江さんしか書けないだろうな。 複雑の想像つかない驚異的な言い回しで笑っちゃう... もっと読む

沖繩ノート (岩波新書)

500
3.27
大江健三郎 1970年9月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 著者の心で響いていた「きみは沖縄のイメージを単純化しようとしているのではないか」という声。 これは明らかに我々に向けられた言葉だ。  いま改めて、沖縄を... もっと読む

取り替え子 (講談社文庫)

475
3.52
大江健三郎 2004年4月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この辺から後期オーケンとでも言うのだろうか。 文から角というかクセが取れている(それでも読み易い文ではないが)。 息子の光氏につき特に丁寧な扱いをしてい... もっと読む

われらの狂気を生き延びる道を教えよ (新潮文庫)

447
3.51
大江健三郎 1975年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初期の短中編5編が入っている。この大江健三郎さんの独特の文体は初めて読んだときはまどろっこしくて戸惑ったが、慣れてくると逆にこの詳細な遠回しな比喩含めた文... もっと読む

空の怪物アグイー (新潮文庫)

437
3.65
大江健三郎 1972年4月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

相変わらず、大江健三郎さんの短編集は、どの話もダークな雰囲気の中に皮肉や人間の本質が描かれていてとても面白い。これは他の短編集に比べるとちょっと難解だった... もっと読む

新しい人よ眼ざめよ (講談社文庫)

433
3.47
大江健三郎 1986年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者の本は前々から読んでみたかったのですが、やっとゆっくり読むことが出来ました❕ 私には難しい本でしたが、文章のリズムや表現がとても素敵で、めちゃくちゃ... もっと読む

新しい文学のために (岩波新書)

416
3.68
大江健三郎 1988年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最近本当になぜか面白い本しか読んでいないのでまた言うのだけれどとても知的刺激と示唆に富んだ素晴らしい本だった。わたしは常々、平易な言葉、つまり日常で使われ... もっと読む

「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち (新潮文庫)

396
3.26
大江健三郎 1986年2月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

お得意のノンフィクション風フィクション。 人外の想像力を感じさせる、個人的大江文学全盛期の傑作。 高安カッチャンを筆頭とした登場人物と描かれるオーケンの... もっと読む

「自分の木」の下で

372
3.55
大江健三郎 2001年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ノーベル賞作家が、小学校高学年から高校生に向けて書いた16のエッセイ。筆者の子ども時代の思い出や、ご家族との日々のエピソードや思いが、平易な言葉で述べられ... もっと読む
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