奥山景布子の文庫本一覧

プロフィール

1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院国文学研究科博士課程修了。文学博士<br>2007年第87回オール讀物新人賞を受賞してデビュー<br>2018年『葵の残葉』(文藝春秋)が第37回新田次郎文学賞と第8回本屋が選ぶ時代小説大 賞を受賞

「2023年 『元の黙阿弥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥山景布子の文庫本一覧のアイテム一覧

奥山景布子の文庫本一覧です。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。『葵の残葉 (文春文庫 お 63-2)』や『寄席品川清洲亭 (集英社文庫)』や『義時 運命の輪 (集英社文庫)』など奥山景布子の全17作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

葵の残葉 (文春文庫 お 63-2)

150
3.69
奥山景布子 2019年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

幕末維新を尾張藩主・徳川慶勝、慶喜将軍就任後に一橋家当主となる徳川茂栄(もちはる)、会津藩主・松平容保、桑名藩主・松平定敬(さだあき)の四兄弟の視点から描... もっと読む

寄席品川清洲亭 (集英社文庫)

117
3.59
奥山景布子 2017年12月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大工の棟梁の秀八が、江戸四宿のひとつ品川宿で己が普請した建物で寄席を席亭(経営者)として、大工と席亭との2足の草鞋を履いて活躍する人情物語です。 秀... もっと読む

義時 運命の輪 (集英社文庫)

105
3.15
奥山景布子 2021年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大河ドラマ関連の作品を読んでいくシリーズで、今回はズバリ主役の北条義時。 タイトルの『運命の輪』はそのまま、不思議な現象として義時の前に現れる。運命の輪... もっと読む

時代小説アンソロジー てしごと (徳間文庫)

65
3.15
あさのあつこ 2022年11月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「てしごと」 あさのあつこ他著|日刊ゲンダイDIGITAL https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/boo... もっと読む

時平の桜、菅公の梅 (中公文庫 お 82-1)

61
3.62
奥山景布子 2014年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大阪四月の文楽「菅原伝授手習鑑」の簡単な予習をしていたのですがどうも話がつかめなくて困っていたところに、この本を推すコメントがSNSで飛び込んできて、思わ... もっと読む

すててこ 寄席品川清洲亭 二 (集英社文庫)

59
3.74
奥山景布子 2018年8月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シリーズの第二弾ですね。 面白かったです。 いろいろあっても最後はハッピーエンド。 読んで損は無いですね。 もっと読む

恋衣 とはずがたり (中公文庫 お 82-2)

50
4.30
奥山景布子 2017年3月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なかなか物議を醸す内容の原典ですが、それを同時代の女性が批評するような物語でした。女の人生を考えさせられる。 もっと読む

づぼらん 三 寄席品川清洲亭 (集英社文庫)

49
3.65
奥山景布子 2019年7月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シリーズ第三弾。 大工の棟梁で、寄席・“清洲亭”の席亭でもある秀八と、その妻・おえいを中心に繰り広げられる人情シリーズです。 今回は、大地震、おえ... もっと読む

かっぽれ 四 寄席品川清洲亭 (集英社文庫)

49
3.69
奥山景布子 2020年7月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シリーズ第四弾。 前巻の大地震の時に生まれたお初もすくすく成長し、出産の為一旦休業していた団子屋を再開することにしたおえい。 手伝いの為雇ったお加... もっと読む

時代小説 ザ・ベスト2021 (集英社文庫)

46
3.38
河治和香 2021年6月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【収録作品】「りんの玉」河治和香/「媚珠」夢枕 獏/「龍軸経」米澤 穂信/「小栗上野介の選択」佐藤 巖太郎/「ふたたびの道」宮本 紀子/「ヤマトフ」植松 ... もっと読む

圓朝 (中公文庫 お 82-5)

44
3.60
奥山景布子 2021年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・奥山景布子「圓朝」(中公文庫)を読んだ。圓朝は幕末明治の偉大なる落語家であつたといふことは知つて知る。代表作「牡丹灯籠」を初めとして、実に多くの落語を作... もっと読む

江戸落語事始 たらふくつるてん (中公文庫 お 82-4)

39
3.00
奥山景布子 2021年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

武平が物凄く甘ったれでイラッとする。状況に流されて噺家になるけど、流されているせいかわくわくするような展開も無く、温度も低い感じ。 もっと読む

時代小説 ザ・ベスト2020 (集英社文庫)

37
3.10
川越宗一 2020年6月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

歴史小説アンソロジー 自分は殆ど知らなかった史上の人物が多く、とても興味深く拝読しました 森蘭丸の兄、森長可(ながよし)の破天荒っぷり凄まじい『脱兎』... もっと読む

秀吉の能楽師 (中公文庫 お 82-3)

33
3.14
奥山景布子 2018年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「名護屋へ行って、太閤さまのお心がお能に向くよう、つとめておじゃ」 母の指示で送り込まれた新九郎は、秀吉に能を教えることとなり……。 新九郎を通し... もっと読む

源平六花撰 (文春文庫 お 63-1)

29
3.67
奥山景布子 2013年11月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

平家から源氏への時代、両家に縁ある6人の女性を主人公にした短編集。殆どの話が戦いに翻弄される女性視点なので、やはり物悲しい中、最初の「常緑樹」だけは穏やか... もっと読む

音四郎稽古屋手控 音わざ吹き寄せ (文春文庫 お 63-3)

22
3.43
奥山景布子 2020年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

役者だった音四郎は脚の怪我でその道を断たれた。その後鍛錬を積み長唄の師匠として三味線弾きの妹お久と稽古場を営んでいる。 脚の怪我の訳をお久にも語らず、唄の... もっと読む

浄土双六 (文春文庫 お 63-4)

12
3.50
奥山景布子 2024年1月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

非常に失礼な言い方とは思うけれど、意外に面白い作品だった。同じエピソードを、登場人物ごとに、別々の視点で描くことで、より深く印象づかせる効果がある、ことが... もっと読む
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