安岡章太郎のおすすめランキング

プロフィール

安岡章太郎

一九二〇(大正九)年、高知市生まれ。慶應義塾大学在学中に入営、結核を患う。五三年「陰気な愉しみ」「悪い仲間」で芥川賞受賞。吉行淳之介、遠藤周作らとともに「第三の新人」と目された。六〇年『海辺の光景』で芸術選奨文部大臣賞・野間文芸賞、八二年『流離譚』で日本文学大賞、九一年「伯父の墓地」で川端康成文学賞を受賞。二〇一三(平成二十五)年没。

「2020年 『利根川・隅田川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安岡章太郎のおすすめランキングのアイテム一覧

安岡章太郎のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『海辺の光景 (新潮文庫)』や『ガラスの靴・悪い仲間 (講談社文芸文庫)』や『質屋の女房 (新潮文庫)』など安岡章太郎の全376作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

海辺の光景 (新潮文庫)

607
3.50
安岡章太郎 1965年4月22日 本で見る

感想・レビュー

「戦後文学放浪記」で言及されていた表題作を読んだ。くらった。分かる、とも思った。 母の、そして死の側で思索と記憶を漂い過ごす9日間。死を前にして訪... もっと読む

ガラスの靴・悪い仲間 (講談社文芸文庫)

336
3.40
安岡章太郎 1989年8月3日 本で見る

感想・レビュー

もちろん内容は現代向きではないけど、第三の新人と言われた人なだけあって、現代作家さんにも見られる文体や作風を感じることができる。暗い中になんとも可笑みのあ... もっと読む

質屋の女房 (新潮文庫)

326
3.59
安岡章太郎 1966年7月22日 本で見る

感想・レビュー

安岡章太郎の「質屋の女房」に収録された短編たちがフレッシュだった。小島信夫がこの文庫の解説で「ガラスの靴」について書いている「新鮮」さとは少し違う意味で。... もっと読む

ルーツ 1 (現代教養文庫 971)

174
4.32

感想・レビュー

 アフリカ系アメリカ人のキンテ一族についての大河小説。平易な文章で読みやすい。主人公が次々に入れ替わってしまうので、話の途中で消えていった人々がどのような... もっと読む

教科書名短篇 家族の時間 (中公文庫)

121
3.77
中央公論新社 2021年4月21日 本で見る

感想・レビュー

『握手』は実際に中学の授業で受けました。 当時は特に何も感じなかったけど今読むとすごくいい話だと思う。大人からの無償の愛を受けてる間は、その有り難さに気づ... もっと読む

ルーツ 2 (現代教養文庫 972)

89
4.35

感想・レビュー

The volume 2. Great. Couldnt wait to read the last volume. もっと読む

安岡章太郎短篇集 (岩波文庫)

85
3.09
持田叙子 2023年2月17日 本で見る

感想・レビュー

何と言ったらいいのだろう,短編のいずれも大したことは書かれていない.劇的なことが起こることも少ない.したがって,感想として何を書いたら良いのかもわからない... もっと読む

アメリカ感情旅行 (岩波新書)

84
3.72
安岡章太郎 1962年2月28日 本で見る

感想・レビュー

とても面白かった。 昭和時代の日本人の常識のようなものが海外生活と照らし合しながら比較しているのが面白かった。 現在日本では当たり前となっているこ... もっと読む

ルーツ (III) (現代教養文庫)

83
4.50
アレックス・ヘイリー 1978年4月8日 本で見る

感想・レビュー

アメリカの奴隷制度、そしてその歴史が分かる本。現代を生きる我々も知っておくべき事柄が多くあった。 もっと読む

群像短篇名作選 1946~1969 (講談社文芸文庫)

65
3.43
三島由紀夫 2018年3月11日 本で見る

感想・レビュー

文芸誌『群像』に掲載された短篇を年代順に集めたアンソロジー。 1946〜1969年という時代性か、戦争、戦後をテーマにしたものが多かった。その中で異彩を... もっと読む

サアカスの馬・童謡 (21世紀版・少年少女日本文学館)

62
3.50
安岡章太郎 2009年4月2日 本で見る

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/703474 もっと読む

光村ライブラリー 中学校編 赤い実 ほか (第1巻)

53
3.46
井上靖 2005年11月15日 本で見る

感想・レビュー

光村ライブラリー「中学校編」全6巻の、これが第一巻。 長いこと登録のみだったが、この中から3話ほど(それぞれ日にちは別)朗読したところ非常に好評だったの... もっと読む

滑稽糞尿譚 ウィタ・フンニョアリス (文春文庫)

50
3.88
安岡章太郎 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

古今東西の糞尿に関するアンソロジー。 書名からしてウィットに富んでいる。 国内外の作家から研究者、侍従長まで豪華な面々が生物につきまとう排泄という生理現... もっと読む

安岡章太郎 戦争小説集成 (中公文庫)

44
5.00
安岡章太郎 2018年6月22日 本で見る

感想・レビュー

軍隊生活の滑稽と悲惨を巧みに描いた長篇「遁走」ほか、短篇五編を含む文庫オリジナル作品集。巻末に開高健との対談「戦争文学と暴力をめぐって」を併録。 もっと読む

走れトマホーク (講談社文芸文庫)

43
3.50
安岡章太郎 1988年6月6日 本で見る

感想・レビュー

安岡章太郎の73年の短編集を読む。一編目の「瀑布」、カナダ、トロント滞在中にナイアガラの滝、そしてある不用意な一言をきっかけにアメリカ、バッファローのイン... もっと読む

利根川・隅田川 (中公文庫)

41
3.80
安岡章太郎 2020年1月21日 本で見る

感想・レビュー

『利根川』は、「第三の新人」の文士が著した紀行文…に見せかけた本格・治水・ルポルタージュ。 ダムについて、堤防について、遊水地について、鉱毒について。時に... もっと読む

現代小説クロニクル (1990~1994) (講談社文芸文庫)

40
3.33
アンソロジー 2015年4月11日 本で見る

感想・レビュー

『現代小説クロニクル』も90年代に到達。全体的な作風の変化としては、個人的なこと、或いは日常的なことを書いたものが増えた印象。また、幻想的な作風の短編も増... もっと読む

僕の昭和史 (新潮文庫)

39
3.33
安岡章太郎 2005年7月28日 本で見る

感想・レビュー

安岡章太郎さんは大好きな作家だ。これは安岡さん自身の昭和史で、すごい時代をにすごい生き方をしてきているんだけど、文章からはその辛さよりもユーモアを感じるこ... もっと読む

鏡川 (新潮文庫)

38
3.33
安岡章太郎 2004年4月24日 本で見る

感想・レビュー

いささか渋すぎた もっと読む

夕陽の河岸 (新潮文庫)

37
3.50
安岡章太郎 1994年1月1日 本で見る

感想・レビュー

古本屋さんで80円で購入。 短編集なのでぽつりぽつりと読みだす。 なぜか、こころにひびく。 『朝の散歩』という短編を読んだら、 国木田独歩さんの『武蔵野』... もっと読む
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