安部公房のおすすめランキング

プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安部公房のおすすめランキングのアイテム一覧

安部公房のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『砂の女 (新潮文庫)』や『箱男 (新潮文庫)』や『壁 (新潮文庫)』など安部公房の全288作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

砂の女 (新潮文庫)

20258
3.75
安部公房 1981年2月27日 本で見る

感想・レビュー

著者、安部公房さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 安部 公房(あべ こうぼう、192... もっと読む

箱男 (新潮文庫)

8754
3.60
安部公房 1982年10月27日 本で見る

感想・レビュー

1924年3月7日生まれの安部公房は 今年生誕100年 遺作「飛ぶ男」文庫新刊 本屋で新潮文庫安部公房平積でアピール中 ただし、それほど盛り上がっていない... もっと読む

壁 (新潮文庫)

7529
3.67
安部公房 1969年5月22日 本で見る

感想・レビュー

「目を覚ましました」から始まる。何かしら変だと思う。まるでカフカの変身の毒虫のお話のような失われた自分の名前。 自分の中に砂漠を宿して、いや からっぽにな... もっと読む

他人の顔 (新潮文庫)

3363
3.70
安部公房 1968年12月24日 本で見る

感想・レビュー

読み始めと、途中と、読み終わってからとでは 印象が違って、すごく疲れた そしてもう一度読みたくなった 顔が仕事上の事故でケロイド状になってしまった主人公 ... もっと読む

笑う月 (新潮文庫)

2800
3.52
安部公房 1984年7月27日 本で見る

感想・レビュー

著者が見た不可思議な夢。小説の元ネタとして記録された奇怪な物語の数々。小説とエッセーが混じりあった混沌。昭和50年刊行。 「ルポ 誰が国語力を殺すの... もっと読む

カンガルー・ノート (新潮文庫)

2677
3.57
安部公房 1995年1月30日 本で見る

感想・レビュー

安部公房の最後の前衛長編作。 死について相変わらず分かりづらい舞台を用意して、 読者に投げかける。 脛にかいわれ大根。意思を持つベット。採血に執心する下り... もっと読む

人間そっくり (新潮文庫 あ-4-12 新潮文庫)

2635
3.67
安部公房 1976年5月4日 本で見る

感想・レビュー

自らのことを火星人だと言い張る訪問者。対話を通じていく中で、寓話と現実の境が曖昧になってゆく。物語の立て付けやパーツによる定義を超えた、物語の現実との連続... もっと読む

R62号の発明・鉛の卵 (新潮文庫)

2223
3.63
安部公房 1974年8月27日 本で見る

感想・レビュー

20代半ばで芥川賞を受賞した安部公房が、30歳前後に書いた12の短編を収録した作品集。 どれもシュールで実験的で、ユーモアやウイット、アイロニーに笑... もっと読む

第四間氷期 (新潮文庫)

2214
3.78
安部公房 1970年11月27日 本で見る

感想・レビュー

文庫本は昭和45年発行。平成19年現在39刷。昭和33-34年、雑誌「世界」連載。連載が終わって61年経っているのに、古くならないどころか、益々新しく、現... もっと読む

水中都市・デンドロカカリヤ (新潮文庫)

1890
3.62
安部公房 1973年8月1日 本で見る

感想・レビュー

おもしろい!と思ったり 訳がわからない!と思ったり おとぎばなしを聞いている気分になったり ひとつひとつが笑えたと思ったその次には 背筋がゾワ〜と恐怖を感... もっと読む

燃えつきた地図 (新潮文庫)

1845
3.59
安部公房 1980年1月29日 本で見る

感想・レビュー

失踪した男の調査をすることになった興信所員である主人公が、やがて自分自身を見失っていく。無機質な都会での疎外感や迷路にはまって、いつまでも抜け出せない不条... もっと読む

無関係な死・時の崖 (新潮文庫)

1787
3.65
安部公房 1974年5月28日 本で見る

感想・レビュー

中高生の頃に好きな作家で生誕100年ということで書店の棚に飾られていたので手に取ったが(590円)、家の本棚を見てみるとあり(360円)ました(笑)。 ... もっと読む

方舟さくら丸 (新潮文庫)

1571
3.72
安部公房 1990年10月29日 本で見る

感想・レビュー

孤独と独善の中で方舟に引き篭もるモグラ。ひょんなことからそれが打ち破られ、予想外に自己の中に進出してくる。安倍文学らしい滑稽さを含みながら、現代社会の個人... もっと読む

友達・棒になった男 (新潮文庫)

1552
3.58
安部公房 1987年8月28日 本で見る

感想・レビュー

[感想] 『友達』のなんだかわからない世界観に強引に引き込んでいく安部公房の描写力、会話力がすごい。 『棒になった男』の棒とは何か?観客に向けて棒の森と言... もっと読む

密会 (新潮文庫)

1507
3.61
安部公房 1983年5月27日 本で見る

感想・レビュー

著者の作品は『砂の女』『箱男』『第四間氷期』と読んで、この作品が4冊目であるが比較的、世界観に入り込むことができる。妻が連れ去られたとされる病院へ行く主人... もっと読む

飢餓同盟 (新潮文庫)

1164
3.36
安部公房 1970年5月27日 本で見る

感想・レビュー

閉鎖された町、革命がテーマですが、読み進めるうちに小さな組織、例えばご近所付き合いとか学校とかに例えると理解しやすいかと思います。 正気の革命なんてもの... もっと読む

飛ぶ男 (新潮文庫)

713
3.58
安部公房 2024年2月28日 本で見る

感想・レビュー

本日1月22日は、安部公房のご命日 1924年3月7日が誕生日で 昨年は生誕100年 それを記念して刊行された“飛ぶ男” 亡くなったあと 愛用のワープロの... もっと読む

こころの声を聴く 河合隼雄対話集 (新潮文庫)

702
3.70
河合隼雄 1997年12月24日 本で見る

感想・レビュー

 村上春樹が目当てで購入しましたが、内容の豪華さに圧倒されました。河合隼雄の、知識人としての一面が垣間見える、素晴らしい本です。 はっきり言ってこの本は今... もっと読む

けものたちは故郷をめざす (新潮文庫)

573
3.71
安部公房 1970年5月25日 本で見る

感想・レビュー

けものたちは故郷をめざす 著:安部 公房 新潮文庫 あ-4-3 ヤマザキマリの「国境のない生き方」にお薦めがあったので、一読させていただきました 逃げ... もっと読む

けものたちは故郷をめざす (岩波文庫)

490
3.94
安部公房 2020年3月17日 本で見る

感想・レビュー

満州で日本人の両親から生まれ育った少年。ソ連軍の参戦・敗戦・中国内部の対立。満州国は崩壊していく。少年は、混乱の中、日本人の集団から取り残される。 少年は... もっと読む
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