宮下志朗のおすすめランキング

プロフィール

1947年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。フランス文学、書物の文化史。単著に大佛次郎賞を受賞した『本の都市リヨン』(晶文社)、『読書の首都パリ』(みすず書房)、『ラブレー周遊記』(東大出版会)、『モンテーニュ 人生を旅するための7章』(岩波新書)、『パリ歴史探偵』(講談社学術文庫)など。訳書にラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』全5巻(ちくま文庫、読売文学賞・日仏翻訳文学賞)、モンテーニュ『エセー』全7巻(白水社)、『ヴィヨン全詩集』(国書刊行会)、『フランス・ルネサンス文学集』全3巻(共編、白水社)、バルザック『グランド・ブルテーシュ奇譚』(光文社古典新訳文庫)、グルニエ『長い物語のためのいくつかの短いお話』(白水社)など。

「2023年 『文学のエコロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮下志朗のおすすめランキングのアイテム一覧

宮下志朗のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『エセ- (1)』や『ガルガンチュアとパンタグリュエル 1 (ちくま文庫 ら 5-1)』や『白い城』など宮下志朗の全94作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

エセ- (1)

339
3.95

感想・レビュー

ミシェル・ド・モンテーニュ(1533~1592)はルネサンス期のフランスの思想家。 彼の名前を聞いただけでなんだか難解な随筆をイメージしがちなのですが、... もっと読む

ガルガンチュアとパンタグリュエル 1 (ちくま文庫 ら 5-1)

290
3.67

感想・レビュー

いやはや、ルネサンス古典の途方もない可笑しさといったら、他にはないのではないでしょうか。 フランソワ・ラブレー(1483?~1553年)はフランスの修道... もっと読む

白い城

265
3.82
オルハン・パムク 2009年12月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

わたしは一冊の書物を手に取り、ある男の物語を読み終えたはずなのだが、急にこれまでの記憶が曖昧になってしまい、読んだと断言できる自信がない。こうして文章を書... もっと読む

グランド・ブルテ-シュ奇譚 (光文社古典新訳文庫 Aハ 3-1)

258
3.46

感想・レビュー

多数の作品から成る『人間喜劇』より厳選された 短編4編+評論「書籍業の現状について」を収録。 「早過ぎた埋葬」(!)系の表題作が猟奇的だが、 それに... もっと読む

寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門

194
3.69

感想・レビュー

堀江敏幸『定形外郵便』からの。 でも斜め読み。 もっと読む

モンテーニュ 人生を旅するための7章 (岩波新書 新赤版 1786)

165
3.91
宮下志朗 2019年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「モンテーニュ」宮下志朗著、岩波新書、2019.07.19 240p ¥907 C0210 (2020.06.27読了)(2020.06.10借入) ... もっと読む

マルセル・シュオッブ全集

138
5.00

感想・レビュー

今年の誕生日に奮発して購入。山尾悠子や皆川博子が推していれば気になるし、国書刊行会の鈍器(函)にはやはり心惹かれる。ゴールデンウィークはもっぱらこれにかか... もっと読む

モンテーニュエセー抄 (大人の本棚)

133
3.45

感想・レビュー

OPAC → https://opac.ncn.ac.jp/opac/volume/237907 もっと読む

ガルガンチュアとパンタグリュエル 2 (ちくま文庫 ら 5-2)

109
3.81

感想・レビュー

ガルガンチュアの息子パンタグリュエルの大活躍。 もっと読む

写真の秘密

98
3.50
ロジェ・グルニエ 2011年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

図書館で冒頭の文章にほれ込んで、著者のことを何も知らないままに借りたので、途中まで著者は写真家だと思っていた(よくよく読めば、もっと早くに気が付くはずなの... もっと読む

書物の出現 上 (ちくま学芸文庫 フ 6-2)

91
4.00

感想・レビュー

リュシアン・フェーヴルとアンリ=ジャン・マルタンによる出版史の草分け、上巻です。 本書では15世紀の活版印刷の誕生から18世紀に至るまでの出版・印刷... もっと読む

長い物語のためのいくつかの短いお話

85
3.33
ロジェ・グルニエ 2023年3月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いくつかの短いお話というように本当に短い話が連なる作品集。古いフランス映画でよく見たオムニバス形式のような趣きがある。好きな人は好きなんだろうな、と思っ... もっと読む

ガルガンチュアとパンタグリュエル 3 (ちくま文庫 ら 5-3)

82
3.94

感想・レビュー

これは凄いとしか言いようのない,荒唐無稽かつ超博識な文章である。カタログが延々と続くところなど,テキストの驚異の入り乱れがまたとれる。 また,ルネサンス... もっと読む

モンテーニュ エセー抄 新装版

71
4.00

感想・レビュー

フランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュのエセーの抄本。 心にスッと入ってくる言葉が多く、何度でも読み返したいと思えました。 最後の、経験についての章は... もっと読む

なにも見ていない: 名画をめぐる六つの冒険

70
4.00

感想・レビュー

例えば、フランチェスコ・コッサの《受胎告知》の神聖な場面に大きなでんでん虫が目ん玉ピンと突き出して這ってるのは何故?または、「民衆生活におけるシェイクスピ... もっと読む

ガルガンチュアとパンタグリュエル 4 (ちくま文庫 ら 5-4)

70
4.00

感想・レビュー

これは凄いとしか言いようのない,荒唐無稽かつ超博識な文章である。カタログが延々と続くところなど,テキストの驚異の入り乱れがまたとれる。 また,ルネサンス... もっと読む

書物の出現 下 (ちくま学芸文庫 フ 6-3)

67
3.80

感想・レビュー

リュシアン・フェーヴルとアンリ=ジャン・マルタンによる出版史の草分け、下巻です。 15世紀から18世紀までの書物と社会の関わりを描き出す本書。下巻で... もっと読む
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