宮本輝のおすすめランキング

プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮本輝のおすすめランキングのアイテム一覧

宮本輝のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)』や『螢川・泥の河 (新潮文庫)』や『流転の海 第1部 (新潮文庫)』など宮本輝の全614作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

6443
3.83
宮本輝 1985年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宮本輝の代表作。 全編書簡体の作品。 過去から現在、未来へとお互いに筆を走らせ、気持ちの揺らぎや変化を綴っている。 もっと読む

螢川・泥の河 (新潮文庫)

3417
3.73
宮本輝 1994年11月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「泥の河」と「螢川」の二篇。前者は太宰治賞、後者は芥川賞を受賞しています。両作品ともに性の目覚めにある少年が主人公。その目に映る大人の弱さ、泥臭さ、悲しさ... もっと読む

流転の海 第1部 (新潮文庫)

2085
3.86
宮本輝 1990年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1982年に開始したこの「流転の海」シリーズが、2018年6月の第九部「野の春」をもって完結したということが話題となった。宮本氏も、この37年間に及ぶ大河... もっと読む

新装版 青が散る (上) (文春文庫)

1927
3.87
宮本輝 2007年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

燎平、金子、安斎、貝谷……。個性的な大学生たちの、ゆるゆるとしながらも熱く、懸命に生きる、どこかノスタルジックな青春の日々。 青春っていいなと漠然と思いま... もっと読む

優駿(上) (新潮文庫)

1695
3.98
宮本輝 1989年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「共感」に過剰な価値を置かれる雰囲気がある昨今。 「そうそう、私も!」「誰にでもそういうところはあるよね」 異質なもの、未知の世界にも自分の心を揺... もっと読む

新装版 青が散る (下) (文春文庫)

1489
3.95
宮本輝 2007年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

部活や恋愛、友情、モラトリアム。 眩しくて、時にダークで、でも全て青い。 最後は切なく青が散った。その青の余韻がしばらく漂っている。 もっと読む

優駿(下) (新潮文庫)

1428
4.02
宮本輝 1989年11月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

改めて宮本輝さんの筆の巧みさにうっとり。日本語が美しく、心地よい。 「頑張れば努力は報われる」、「夢はかなう」など、尤もらしい定説など一蹴してくれる... もっと読む

ドナウの旅人(上) (新潮文庫)

1373
3.63
宮本輝 1988年6月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私も10年前、ニュルンベルクから、レーゲンスブルク、パッサウ、そしてウィーンへとドナウ川に沿って旅をしたことがあり、この物語の主人公達が旅するのと全く同じ... もっと読む

流転の海 第2部 地の星 (新潮文庫)

1272
3.90
宮本輝 1996年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「何がどうなろうと、たいしたことはありゃあせん」 大好きな女房をぶん殴るのだけはやめれば良いのに、とは思っていたが、はたまた。 退屈なページがない不思... もっと読む

新装版 星々の悲しみ (文春文庫)

1255
3.79
宮本輝 2008年8月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2015年の文春文庫青春フェアの限定カバーがとてもかっこよくて、普段なら読まないと思われる作家だが購入してしまった。 かくたみほさんという方の写真が表紙... もっと読む

幻の光 (新潮文庫)

1226
3.53

感想・レビュー

短編4作品。当時30代の宮本輝さん、凄いな。 移ろいゆく儚さ全開なのに、仄かな温かい光が感じられる。表題の「幻の光」が言い得て妙。 宮本さん作品に... もっと読む

彗星物語 (文春文庫)

1169
3.82
宮本輝 1998年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

盛り込みすぎの感。 もっと読む

私たちが好きだったこと (新潮文庫)

1156
3.33
宮本輝 1998年11月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

主人公たちに対する作者の優しい目線を感じます。ご自身の患われた病気の描写は経験したこと故の説得力があります。ある作家が、自分の作品の受験問題に取り組んで、... もっと読む

流転の海 第3部 血脈の火 (新潮文庫)

1147
3.89
宮本輝 1999年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

熊吾と房江の其々からの描写で構成されているので、ストーリーに奥行きがあって面白い。登場人物も根っからの悪い人はおらず、危うい怖さはあるけれど嫌いになれない... もっと読む

ドナウの旅人(下) (新潮文庫)

1134
3.62
宮本輝 1988年6月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

遂にドイツから始まったドナウの旅が終わった・・・という感じで、上巻から始まり、すごくはまりました! 今では自由に往き来できるヨーロッパの国々も、この... もっと読む

五千回の生死 (新潮文庫)

1086
3.59
宮本輝 1990年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一発目のトマトの話でもうやられる もっと読む

青が散る (文春文庫)

1027
3.76

感想・レビュー

自由で潔癖な若者たちの姿! 何度も読んだ本のひとつ 「もう二度と、私の講義を無断で休んだりせんと誓うか。誓えるならこの珈琲を飲みなさい。... もっと読む

夢見通りの人々 (新潮文庫)

1027
3.50
宮本輝 1989年4月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある商店街に部屋を借りた青年が、そこで繰り広げられる人々の裏事情に出会う。お店の数だけ、ひとの数だけドラマがあるのだな。 もっと読む

流転の海 第4部 天の夜曲 (新潮文庫)

1024
3.87
宮本輝 2005年3月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

精力的に事業を興しては成功させていた熊吾にも暗雲立ち込めてきて読み進める事が中々つらくなってきた。 宮本輝氏の作品で描写される「生と死」「明と暗」「幸と不... もっと読む

道頓堀川 (新潮文庫)

991
3.65
宮本輝 1994年12月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦後間もない頃の昭和、大阪という土地柄を色濃く感じました。 道頓堀川の濁りのように、一人一人の人生にも何かしらの濁りがある。道頓堀川界隈に暮らす人たちの人... もっと読む
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