小島信夫のおすすめランキング

プロフィール

小島信夫
一九一五年、岐阜県生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。五五年、『アメリカン・スクール』で芥川賞、六五年、『抱擁家族』で谷崎潤一郎賞、七二年、『私の作家評伝』で芸術選奨文部大臣賞、八一年、『私の作家遍歴』で日本文学大賞、八二年、『別れる理由』で野間文芸賞、九八年、『うるわしき日々』で読売文学賞を受賞。他に『菅野満子の手紙』『原石鼎』『こよなく愛した』『寓話』『残光』など多数。二〇〇六年十月没。

「2023年 『小説作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小島信夫のおすすめランキングのアイテム一覧

小島信夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『アメリカン・スクール (新潮文庫)』や『抱擁家族 (講談社文芸文庫 こA 1)』や『ワインズバーグ・オハイオ (講談社文芸文庫)』など小島信夫の全231作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

アメリカン・スクール (新潮文庫)

804
3.70
小島信夫 1967年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者、小島信夫さん、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 小島 信夫(こじま のぶお、1915年〈大正4年〉2月28日 ... もっと読む

抱擁家族 (講談社文芸文庫 こA 1)

589
3.61
小島信夫 1988年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『アメリカンスクール』の煮詰まった文体から力が抜け、以降小島信夫の作品を彩るのはのらりくらりと抽象的でどこか滑稽な語り口。 転換点とも言える本作の、シリ... もっと読む

ワインズバーグ・オハイオ (講談社文芸文庫)

256
4.02

感想・レビュー

オハイオの田舎町の、どこかねじれた孤独な人たちを描いた短編集。町の人がみな顔見知りのような田舎町でも、友だちがいない人はいない。ずっといない。外は寒くてた... もっと読む

小説修業 (中公文庫 ほ 12-9)

150
3.86
小島信夫 2008年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

国分さんのご自宅にお邪魔した時に、保坂和志の話をしていたら貸してくれた。小島信夫との書簡集。作家と作家が会話すると小説になるのだと思った。小説というのは形... もっと読む

残光 (新潮文庫)

146
4.13
小島信夫 2009年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最晩年の一作。 ここまで文章がこんがらがると、読み進めるのに使うエネルギー負担が面白さに勝ってしまった。 表題の通り、まさに作者の頭の中の刹那的な思考・... もっと読む

美濃 (講談社文芸文庫 こA 7)

144
3.61
小島信夫 2009年11月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何を俺は読ませられてるんだ。。とこの作品を客観視した時に来る笑いが本作の肝なのかもしれない。 読みにくい上、不親切な書かれ方で通読にエネルギー要するが、... もっと読む

うるわしき日々 (講談社文芸文庫 こA 3)

118
3.71
小島信夫 2001年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

傍から見たら、ちっともうるわしくない。うるわしいどころか悲惨ですらある。でも、これがうるわしき日々であるのがなんとなくわかってしまう。借りた本だけど、買っ... もっと読む

ラヴ・レタ-

114
3.50
小島信夫 2014年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて読んだ小島信夫がこの本って、とってもラッキーなのでは?! 堀江敏幸さんの寄稿文もすてき。 もっと読む

小説作法 (中公文庫 こ62-1)

86
2.67
小島信夫 2023年4月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久々の小島信夫節。近頃科学書とかわりと論理的な文章ばかり読んでいたのでちょっとびっくりした。 いちおう小説論集という括り。 しかし話は道を逸れ、あ... もっと読む

残光

83
3.58
小島信夫 2006年5月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最後の最後にぐっとくる もっと読む

人間喜劇 (ベスト版 文学のおくりもの)

83
3.85

感想・レビュー

お義父さんが学生時代から好きだった1冊をお借りしました。 古い時代のアメリカの小さな町が物語の舞台。 とにかく主人公家族の考え方が素晴らしいのです... もっと読む

月光・暮坂 小島信夫後期作品集 (講談社文芸文庫)

79
3.47
小島信夫 2006年10月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「ちなみに今長々書いてたのは嘘です。」みたいな感じで締めたりする、ルール無用な一冊。 読者の事は一切考えていないが、独特の叙情と滑稽さを感じれる個人的小... もっと読む

第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

77
4.00
講談社文芸文庫 2011年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 吉行淳之介の「驟雨」とかの文章は全然頭に入ってこなくて、読み終わっても何が書いてあったかまったくわからない。昔、そういう失敗をしたので、二度目なので、ゆ... もっと読む

群像短篇名作選 1970~1999 (講談社文芸文庫)

63
3.71
群像編集部 2018年4月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

拳銃 / 三浦哲郎(1931-2010、八戸市、小説家) メロンと鳩 / 吉村昭(1927-2006、荒川区、小説家) 立切れ / 富岡多惠子(1935-... もっと読む

抱擁家族 (講談社文芸文庫)

62
4.40
小島信夫 電子書籍 1988年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大学講師で翻訳者の三輪俊介は45歳。二つ年上の妻と、高校生の息子、中学生の娘と四人で暮らしている。家庭には家政婦みちよの紹介から三輪家に訪れるようになった... もっと読む

小説の楽しみ (水声文庫)

56
3.35
小島信夫 2007年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文学の面白さを3回に渡って語り下ろしたもの。文学エッセイ?チェーホフ、シェークスピア、ベケット、カフカ、ドストエフスキー、クンデラ、セルバンテス、プルース... もっと読む

(059)客 (百年文庫 59)

56
3.25
吉田健一 2011年1月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「馬」の読書会のために読んだ。このシリーズはテーマが同じでも3つの味が楽しめるしさっと読み終われるしよいですね。 吉田健一「海坊主」:この人の文章は... もっと読む

対談・文学と人生 (講談社文芸文庫)

53
3.27
小島信夫 2006年2月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文学は本当に奥が深い。 もっと読む

小説修業

52
3.42
小島信夫 2001年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2008/8/30購入 もっと読む
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