小林多喜二のおすすめランキング

プロフィール

1903年秋田県生まれ。小樽高商を卒業後、拓銀に勤務。志賀直哉に傾倒してリアリズムの手法を学び、28年『一九二八年三月一五日』を、29年『蟹工船』を発表してプロレタリア文学の旗手として注目される。1933年2月20日、特高警察に逮捕され、築地警察署内で拷問により獄中死。

「2008年 『蟹工船・党生活者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小林多喜二のおすすめランキングのアイテム一覧

小林多喜二のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『蟹工船・党生活者 (新潮文庫 こ-2-1 新潮文庫)』や『蟹工船、一九二八・三・一五 (岩波文庫)』や『蟹工船』など小林多喜二の全357作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

蟹工船・党生活者 (新潮文庫 こ-2-1 新潮文庫)

5117
3.31
小林多喜二 1953年6月30日 本で見る

感想・レビュー

小林多喜二文学忌、多喜二忌 大正末期から昭和初期にかけて文学を階級闘争の手段とするプロレタリア文学が生まれた プロレタリア文学の代表作 蟹工船が、192... もっと読む

蟹工船、一九二八・三・一五 (岩波文庫)

851
3.52
小林多喜二 2003年6月13日 本で見る

感想・レビュー

政府と癒着した資本家に搾取される労働者階級。 労働環境が改善されているとは言え、この構図は現代の日本でも本質的には変わっていない。 政府側から見れば都合が... もっと読む

蟹工船

682
3.53
小林多喜二 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

昭和4(1929)年に発表された。伏せ字があり、その後発禁ともなった。献上品のカニ缶詰めに「石ころでも入れておけ! かまうもんか!」という言葉が、不敬罪と... もっと読む

蟹工船・党生活者 (角川文庫)

450
3.36
小林多喜二 2008年8月23日 本で見る

感想・レビュー

プロレタリア文学。読みやすい。航海法も工場法も適用されない。愛国心を利用した大きな地獄がここにある。立ち上がれ! もっと読む

蟹工船 ─まんがで読破─

164
3.49
小林多喜二 電子書籍 2007年10月1日 本で見る

感想・レビュー

原作には無い展開やキャラクターを設定している。それを肯定的に捉えるかどうかは人によって変わりそう。 自分は演出が過剰なように感じたので、マンガ蟹工船... もっと読む

小林多喜二 蟹工船

139
3.42
小林多喜二 2008年7月1日 本で見る

感想・レビュー

タイトルや某クイズ系Youtuberのおかげで 「おい、地獄さ行ぐんだで!」 という書き出しだけは知っていましたが実際に読むのは初めてでした。 「蟹工船... もっと読む

蟹工船 (現代語訳名作シリーズ 3)

134
3.54
小林多喜二 2014年10月1日 本で見る

感想・レビュー

「航船」でなく「工船」としている点でこの航海は「航海法」のグレーゾーンと認識され、出稼ぎ労働者(船員)たちが人権なしの奴隷のような扱いを受けていたという。... もっと読む

蟹工船 (まんがで読破)

124
3.65
小林多喜二 電子書籍 本で見る

感想・レビュー

蟹工船くらいの熱量や危機感がないと、労働組合って機能しないよね〜と思ってしまう現代人の私です。 加えて個の時代になってしまったから、組織をつくって会社と交... もっと読む

蟹工船 一九二八・三・一五 (ワイド版岩波文庫 312)

92
3.29
小林多喜二 2009年8月18日 本で見る

感想・レビュー

『アンブレイカブル』からの蟹工船つながり。 もっと読む

独房・党生活者 (岩波文庫)

92
3.92
小林多喜二 2010年5月14日 本で見る

感想・レビュー

2008年の『蟹工船』ブーム時、新潮文庫が発行した『蟹工船』のB面的に収録されていた作品ということで、『党生活者』はある程度有名だろう。 題名の通り、労... もっと読む

教科書で読む名作 セメント樽の中の手紙ほかプロレタリア文学 (ちくま文庫)

90
3.50
葉山嘉樹 2017年3月8日 本で見る

感想・レビュー

中野重治「菊の花」、小林多喜二「蟹工船」を読みたくて。解説として芥川の「プロレタリア文学論」と、鶴見俊輔・松尾尊兌の対談「中野重治『愛しき者へ』を読む」(... もっと読む

マンガ蟹工船 30分で読める...大学生のための

79
3.38
小林多喜二 マンガ 2006年11月7日 本で見る

感想・レビュー

カムチャツカの沖に蟹を獲りそれを缶詰にまで加工する蟹工船「博光丸」がいた。 それは様々な出自の出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、 高価な蟹の缶詰... もっと読む

蟹工船(文庫版) (まんがで読破)

65
3.57
Teamバンミカス 2023年7月13日 本で見る

感想・レビュー

名作で有名な蟹工船をまんがで、サクッと内容を掴めた。こりゃ酷い労使の構図だ。時代も炭坑で奴隷のように働かさせられたり、東北地方の冷害による飢饉など食べる物... もっと読む

防雪林・不在地主 (岩波文庫)

59
3.90
小林多喜二 2010年4月16日 本で見る

感想・レビュー

電車移動のお供にしていた1冊を本日読了。最後はお気に入りのカフェでまったりと。 少しでも早く先を読みたくて眠気に負けさえしなければ隙間の時間にガンガン読... もっと読む

絶対読むべき日本の名作 蟹工船

43
2.60
小林多喜二 電子書籍 本で見る

感想・レビュー

「蟹工船」は、現代的な言葉遣いや訛りの表現で一部読みづらさはあるものの、生々しい描写が読者の想像力を刺激し、従順だった労働者たちが権利意識に目覚めていく過... もっと読む

蟹工船

41
4.00
小林多喜二 2016年3月28日 本で見る

感想・レビュー

汚ねぇのに美しかった。 もっと読む

隣 (百年文庫 79)

38
3.50
小林多喜二 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

プロレタリア作家二人に挟まれた形の十和田操が素晴らしい。外套、洋服、靴といった外観に家庭の格差の全てが現れていた時代の方が、親ガチャなる言葉にあふれる現代... もっと読む

小林多喜二名作集「近代日本の貧困」 (祥伝社新書)

36
3.33
小林多喜二 2008年7月24日 本で見る

感想・レビュー

 短編を中心に構成されている。どれもダイレクトに感覚が伝わってくる作品だ。  『オルグ』では珍しく(?)男女の恋愛模様が描かれており、「運動」とそれ... もっと読む

蟹工船 (海王社文庫)

35
4.50
小林多喜二 2015年6月8日 本で見る

感想・レビュー

これじゃなくてまんがを読んで、新人世の資本論はよ読みたい〜 もっと読む

党生活者

33
3.75
小林多喜二 電子書籍 2012年9月27日 本で見る
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