小熊英二のおすすめランキング

プロフィール

1962年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。慶應義塾大学総合政策学部教授。社会学から日本近現代の研究に従事。主な著書に『単一民族神話の起源』(新曜社、1995年、サントリー学芸賞)、『〈日本人〉の境界』(新曜社、1998年)、『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社、2002年、大仏次郎論壇賞、毎日出版文化賞、日本社会学会奨励賞)、『日本社会のしくみ』(講談社、2019年)、A Genealogy of ‘Japanese’ Self-Images (Transpacific Press, 2002)など。

「2024年 『連帯の政治社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小熊英二のおすすめランキングのアイテム一覧

小熊英二のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『社会を変えるには (講談社現代新書)』や『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書)』や『基礎からわかる 論文の書き方 (講談社現代新書)』など小熊英二の全85作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

社会を変えるには (講談社現代新書)

2281
3.90
小熊英二 2012年8月17日 本で見る

感想・レビュー

「考え」を押し付けられるのではなく 「考える」ヒントがちりばめられている 小熊英二さんの著を読むたびに 思わせられること 「デモをする社会」が... もっと読む

日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書)

2002
4.14
小熊英二 2019年7月17日 本で見る

感想・レビュー

よく海外サービスを日本に輸入して広がっている場面を見るが、採用や組織などいわゆる人事関連サービスは日本ならではの特殊な市場があると感じている。例えば、海外... もっと読む

基礎からわかる 論文の書き方 (講談社現代新書)

895
4.06
小熊英二 2022年5月18日 本で見る

感想・レビュー

経営学専攻の大学院1年生である。当然に修士論文を書かなければいけない。修論の提出締め切りは、2026年の1月であり、実は、あと1年ちょっとということだ。 ... もっと読む

生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後 (岩波新書 新赤版1549)

872
4.33
小熊英二 2015年6月19日 本で見る

感想・レビュー

著者の父である小熊謙二に対し、2013年5月から12月に行われた聞き取りからなる民衆史・生活史であり、出版時点で89歳の謙二氏の来歴を辿るものである。タイ... もっと読む

“民主”と“愛国” 戦後日本のナショナリズムと公共性

841
4.04
小熊英二 2002年10月1日 本で見る

感想・レビュー

 かなりの力作。いままでの政治思想史では左翼(革新)が民主主義、右翼(保守)が愛国=ナショナリズムを担ってきたというのが定説だった。しかし筆者は50年初頭... もっと読む

単一民族神話の起源 「日本人」の自画像の系譜

637
3.69
小熊英二 1995年1月1日 本で見る

感想・レビュー

日本民族論に関して、戦後は植民地を失うことによって初めて単一民族神話が広まり、明治時代以降から戦前までは海外への進出への大義名分として混合民族神話が主流で... もっと読む

日本という国 (よりみちパン!セ 14)

628
3.67
小熊英二 2006年3月1日 本で見る

感想・レビュー

著者曰く、 近衛文麿が天皇に降伏交渉を始めることを進言した。しかし天皇は、「もう一度戦果をあげてからでないとなかなか話は難しいと思う」と述べて、それを拒... もっと読む

1968 若者たちの叛乱とその背景 (上)

402
4.13
小熊英二 2009年7月7日 本で見る

感想・レビュー

1960年代から1970年代にかけて、若者、特に学生の社会運動が盛んだった時期がある。本書では、その若者の社会運動のことを、「若者たちの叛乱」と呼んでいる... もっと読む

「自由」の危機 ――息苦しさの正体 (集英社新書)

402
3.95
内田樹 2021年6月17日 本で見る

感想・レビュー

第二章 文化芸術の自由は誰のためにあるのか から読み始めました 「芸術」の周辺にいらっしゃる 人たちの 肌感覚による発言が そのままストレート... もっと読む

「日本人」の境界 沖縄・アイヌ・台湾・朝鮮 植民地支配から復帰運動まで

400
3.62
小熊英二 1998年7月1日 本で見る

感想・レビュー

いまでは沖縄県は日本であり、それを当然視してしまうが、 琉球処分以降の包摂があってのこと、 そしてアンビバレントな感情があること、 丹念に解きほぐしてくれ... もっと読む

日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 (講談社現代新書)

384
4.00
小熊英二 電子書籍 2019年7月17日 本で見る

感想・レビュー

私が日本社会において抱いていた疑問、 ・なぜ賃金が能力でなく年齢に紐づいているのか ・なぜ女性の役員が少ないのか ・なぜ転職がしにくいのか といった点にお... もっと読む

戦争が遺したもの 鶴見俊輔に戦後世代が聞く

324
3.92
鶴見俊輔 2004年3月9日 本で見る

感想・レビュー

目次  1日目 原点としての生立ち ジャワでの捕虜殺害 「従軍慰安婦」の問題 雑談1 1日目夜  2日目 8月15日の経験 占領改革と憲法 『思想の科学... もっと読む

1968 下 叛乱の終焉とその遺産

248
4.27
小熊英二 2009年7月31日 本で見る

感想・レビュー

1970年前後の若者(主に学生)の「叛乱」を描いた物語の下巻。本書執筆の意図として、小熊英二があげているのは下記の通りである。上巻の感想にも引用したが、も... もっと読む

日本という国 (よりみちパン!セ)

243
4.14
小熊英二 2011年7月20日 本で見る

感想・レビュー

この人は本来、長編の人だ。その人が中学生にも分かるように四苦八苦しながら明治から昭和にかけての日本の『問題』を提示するのは、たいへんだったに違いない。 ... もっと読む

日本という国 決定版 (よりみちパン!セ)

218
4.06
小熊英二 2018年5月5日 本で見る

感想・レビュー

明治から戦後また現在の状況まで、その歴史や思想が書かれた日本の近代・現代史。 子ども向けのようだが、要点さえ分からない無知な私にとって有り難い一冊。内容も... もっと読む

基礎からわかる 論文の書き方 (講談社現代新書)

212
4.04
小熊英二 電子書籍 2022年5月18日 本で見る

感想・レビュー

論文というと、いわゆる勉強の最終地点にあるような、実生活とは違った世界に属するような人々に関わる、要は自分には関係の無い世界のものと思っていました。そのク... もっと読む

新書712 私たちの国で起きていること 朝日新聞時評集 朝日新聞時評集 (新書712)

209
3.71
小熊英二 2019年4月12日 本で見る

感想・レビュー

2011年4月〜2019年3月までの論壇時評。①社会変動という世界に普遍的な傾向の日本での表れ偏りが②戦後日本の国のかたちの揺らぎと次の時代の新合意形成と... もっと読む

“癒し”のナショナリズム 草の根保守運動の実証研究

192
3.56
小熊英二 2003年5月15日 本で見る

感想・レビュー

「つくる会」末端組織についてのフィールドワークとその論考。 反「サヨク」をキーワードとした決して右ではないが、自称「普通の市民」たちの不思議な寄り合い所... もっと読む

私たちはいまどこにいるのか 小熊英二時評集

179
4.12
小熊英二 2011年3月1日 本で見る

感想・レビュー

時代感覚が秀逸で、具体的かつ明快だ。すばらしい。 この明快さは他で見たことがない。 Ⅰ.世代ごとの社会構造、政治、社会運動、思想の考察 終戦時2... もっと読む

在日一世の記憶 (集英社新書)

178
3.72
小熊英二 2008年10月17日 本で見る

感想・レビュー

私は日本人であることに誇りを持っているが、時々恥ずかしく感じるときもある。 この本は涙を流さずには読めない。 強制的に日本につれてこられた人もいれば、... もっと読む
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