山口仲美のおすすめランキング

プロフィール

一九四三年生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。文学博士。埼玉大学名誉教授。文化功労者。古典語から現代語までの日本語の歴史を研究。特に『犬は「びよ」と鳴いていた』(光文社)、『ちんちん千鳥のなく声は』(大修館書店)など、擬音語・擬態語の歴史的研究は、高く評価されている。論文「源氏物語の比喩表現と作者(上)(下)」で日本古典文学会賞、『平安文学の文体の研究』(明治書院)で金田一京助博士記念賞、『日本語の歴史』(岩波書店)で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。また、「日本語に関する独創的な研究」が評価され、二〇二二年に日本学賞を受賞。二〇〇八年紫綬褒章、二〇一六年瑞宝中綬章を受章。

「2023年 『日本語が消滅する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口仲美のおすすめランキングのアイテム一覧

山口仲美のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『日本語の歴史 (岩波新書 新赤版 1018)』や『日本語の古典 (岩波新書 新赤版1287)』や『犬は「びよ」と鳴いていた: 日本語は擬音語・擬態語が面白い (光文社新書 56)』など山口仲美の全64作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

日本語の歴史 (岩波新書 新赤版 1018)

839
3.66
山口仲美 2006年5月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本語の成り立ちがとても分かり易く紹介されていて読んで良かった本。大河ドラマの「光る君へ」の影響を受けて、書き記すことに興味を持ったが、平安時代で花開いた... もっと読む

日本語の古典 (岩波新書 新赤版1287)

514
3.90
山口仲美 2011年1月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

題名の通り、日本に古くから伝わる文学集。 これを読んで全てを知った気になってはいけないと思うものの、要点や特に面白い部分をピックアップして取り上げられてい... もっと読む

犬は「びよ」と鳴いていた: 日本語は擬音語・擬態語が面白い (光文社新書 56)

448
3.53
山口仲美 2002年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者は擬音語・擬態語の研究者である。題名の犬の鳴き声の「びよ」に惹かれてこの本を買った。江戸時代の途中までは、日本人は犬の鳴き声を「びよ」と聞いていたらし... もっと読む

擬音語・擬態語辞典 (講談社学術文庫)

165
4.21
山口仲美 2015年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

例えば「ぎっしり」と「ぎっちり」は 似ているけれど微妙にニュアンスが違う。 この辞典があれば、どちらがどういう使われ方をするのかがわかる。 個人的に、「は... もっと読む

清少納言『枕草子』 (100分 de 名著Books)

140
3.55
山口仲美 2015年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

NHKの『100分de名著』のテキスト版を再編集し、書き下ろしの追加講義も収録されている、読みやすく楽しい一冊です 『100分de名著』は、題材の作品を読... もっと読む

日本語が消滅する (幻冬舎新書)

119
3.25
山口仲美 2023年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

コンピュータサイエンスなどに携わっていると英語を重視することにも理由は出てくる。古文や日本史に面白さを感じることが日本語を大切する方向性になるだろう。 もっと読む

大学教授がガンになってわかったこと (幻冬舎新書)

118
3.64
山口仲美 2014年3月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

癌サバイバーである日本語学者が、ご自身の2度の癌手術の体験を通し、 病院選びを迷った時、主治医と合わない場合はどうするか、 はたまた、いじわる看護師対... もっと読む

犬は「びよ」と鳴いていた 日本語は擬音語・擬態語が面白い (光文社未来ライブラリー)

100
3.22
山口仲美 2023年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

言葉に関する書籍の中でも何度か名前を見たことがある、そんな本です。文庫化したみたいで、オノマトペ関連の本を探していたら見つけたので買いました。 この本はオ... もっと読む

すらすら読める枕草子

73
3.33
山口仲美 2008年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

女性ならではの細やかな視点と、揺れ動く心の描写が上手く、 起こっている現象からちょっと意地悪な裏読みをしたりするのが面白い。 かと思うと、保守的な男性... もっと読む

千年たっても変わらない人間の本質 日本古典に学ぶ知恵と勇気 (幻冬舎新書)

73
3.00
山口仲美 2024年5月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山口仲美先生の国語学の授業を、大学のとき毎週、楽しみにしていました。 この本は、平安時代の古典を現代の私たちにより身近に感じさせてくれる良書です。 読... もっと読む

すらすら読める枕草子 (講談社文庫)

64
3.50
山口仲美 2023年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

⁡十二単が可愛い、という理由だけで もともと平安時代が好きだった。 小さい頃から、文系街道まっしぐら。 算数も数学も、大の苦手。 絵本や本、書くことが大好... もっと読む

清少納言『枕草子』 2014年10月 (100分 de 名著)

60
3.65
山口仲美 雑誌 2014年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一条天皇を介して、紫式部と対峙する図式の清少納言。ライバル視する紫式部に対し、相手にしない清少納言という対比がいい。先駆的な散文調の随筆文学を、山口仲美さ... もっと読む

NHK「100分de名著」ブックス 清少納言 枕草子

57
3.21
山口仲美 電子書籍 2015年9月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

エッセイの女王、清少納言。 彼女が日常生活での「気付き」を文字に起こしてなかったらインスタもブログもまだ無かったかも。 1000年経った今も、文章から伝わ... もっと読む

ちんちん千鳥のなく声は (講談社学術文庫 1926)

40
4.00
山口仲美 2008年11月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あたまとおしりとふくろうのところとを読む とても面白いけども、基本的には様々な例、というところなので、何か気になる鳥とかがあったらその都度、開いてみよう ... もっと読む

若者言葉に耳をすませば

37
3.23
山口仲美 2007年7月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

若者言葉を肯定的に書いてありますが、 結局、若者がきれいな言葉をつかうように するためには教育が大事とのこと。 それよりマスコミ・家庭はどうやねん!... もっと読む

「擬音語・擬態語」使い分け帳

36
3.00
山口仲美 2006年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白い本を見つけました。 似ているようで微妙に違う、擬音語と擬態語の使い分けについて 書かれています。 「コーラを『がぶがぶ』飲んだ」の「がぶが... もっと読む

すらすら読める今昔物語集

34
4.00
山口仲美 2004年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とにかく、山口仲美先生のセレクションがいい。今昔1040話から、とびきりおもしろいものばかりが選ばれている。今昔の中ではかなりの「長編」である、「不被知人... もっと読む

源氏物語を楽しむ: 恋のかけひき (丸善ライブラリー 237)

30
3.60
山口仲美 1997年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(2007.04.25読了)(2006.07.14購入) 副題「恋のかけひき」 山口仲美さんは、擬音語・擬態語の研究のみをし、その関連の本のみを出版し... もっと読む

オノマトペの歴史2 ちんちん千鳥のなく声は・犬は「びよ」と鳴いていた (山口仲美著作集 6)

30
4.00
山口仲美 2019年12月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「オノマトペの認知科学」を読んだ時に参考文献に挙げられていた本。日本において鳥や動物の鳴き声をどう聞きなして来たかという歴史をまとめた本だが、文体がエッセ... もっと読む

犬は「びよ」と鳴いていた~日本語は擬音語・擬態語が面白い~ (光文社新書)

26
2.50
山口仲美 電子書籍 2002年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「東天紅」は江戸時代のニワトリの鳴き声145 江戸時代までは、ネズミとスズメも鳴き声は 「チウチウ」。なので「雀子と声鳴きかはす鼠の巣」という芭蕉の句が... もっと読む
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