山本夏彦のおすすめランキング

プロフィール

山本夏彦
大正4年東京生まれ。コラムニスト、作家。「室内」編集・発行人。昭和22年『中央公論』に発表した「年を経た鰐の話」が坂口安吾らの目にとまり、注目を浴びる。その後、出版社勤務を経て昭和33年、月刊インテリア専門誌『木工界』(36年に『室内』と改題)を創刊し、以来編集に携わった。『週刊新潮』『文藝春秋』などにコラムを連載、一貫して、世相をするどく諷刺する辛口コラムを得意とした。昭和59年第32回菊池寛章を受章。
著書に『日常茶飯事』『編集兼発行人』『死ぬの大好き』『完本文語文』『「室内」40年』『私の岩波物語』などがある。平成14年に10月に死去した。

「2022年 『無想庵物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本夏彦のおすすめランキングのアイテム一覧

山本夏彦のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『完本・文語文 (文春文庫)』や『誰か「戦前」を知らないか 夏彦迷惑問答 (文春新書)』や『茶の間の正義 (中公文庫)』など山本夏彦の全130作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

完本・文語文 (文春文庫)

235
3.35
山本夏彦 2003年3月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文語文(漢文の読み下し文、和漢混淆文)に精通した著者が、文語文の良さをノスタルジックに語ったエッセー。 文語文はリズムに富み、朗読に適したものだった... もっと読む

誰か「戦前」を知らないか 夏彦迷惑問答 (文春新書)

206
3.36
山本夏彦 1999年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(市立図書館のリユース文庫の棚にあったのをみかけて、いただいてきた) もっと読む

茶の間の正義 (中公文庫)

143
3.48
山本夏彦 2003年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

茶の間の正義は、嫉妬心からできている。 ぼくはこの本をかなり昔に読みましたが、今、まさに同じような状況と感じて、思い出しました。 そういえば、著者は、「こ... もっと読む

年を歴た鰐の話

140
4.00

感想・レビュー

緊張感ゼロの挿し絵を眺めてぽかんとするのがよい読み方だとは思うのだ。でも、好きだから食べちゃうってばかだけどそういうことあるよね……と何かを思い出したりし... もっと読む

私の岩波物語 (文春文庫)

108
4.05
山本夏彦 1997年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

版元、取次、製紙、印刷、製本、広告や新聞、果ては原稿料に至るまで、本やその周辺にまつわるあれこれを個別具体的に(実名、実社名満載で)語り尽くした「社史」。... もっと読む

百年分を一時間で (文春新書)

107
3.48
山本夏彦 2000年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

佐野藤右衛門さんの話が読みたくて、数冊、エッセイ集や対談集などを読む。 普通の会話でもそうだけど、対談って聞き手の能力がものすごく現れるものだから、当た... もっと読む

昭和恋々 あのころ、こんな暮らしがあった (文春文庫)

97
3.23
山本夏彦 2002年6月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2006年に亡くなられた時、もう久世さんの美文・名文には出会えないのかと、ずいぶんと寂しかったものだ。 でも「人は死して・・」なのだね。 ちゃんとこう... もっと読む

日常茶飯事 (新潮文庫)

94
3.16
山本夏彦 2003年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『中公文庫』版 もっと読む

最後の波の音 (文春文庫)

82
3.60
山本夏彦 2006年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山本夏彦の本を初めて読んだ。 日本人として、惜しい論客を失ったと思う。 本の内容はといえば、同じことを何度も繰り返し読まされ、やや辟易とする。 ... もっと読む

毒言独語 (中公文庫)

72
3.58
山本夏彦 2003年9月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「引用」をご覧いただければと思います。 もっと読む

男女の仲 (文春新書)

57
3.31
山本夏彦 2003年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山本夏彦さんは、大変な毒舌家だ。 「写真館のモデルになっている女性に、美人はいない。世の中には、美人が本当に少ないのがわかる」 「デパートは、通販をバ... もっと読む

「夏彦の写真コラム」傑作選 (1) (新潮文庫)

55
3.41
山本夏彦 2004年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短いコラム集なのに読み応え抜群。 もっと読む

世は〆切 (文春文庫)

55
3.38
山本夏彦 1999年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「河原晋也」は、「読者をして見知らぬ人を悼ましめ、はなはだしくは涕泣せしめる」美しき弔文(関川夏央)。この名文ひとつ読むだけのためでも買う価値ある一冊。 もっと読む

昭和恋々 あのころ、こんな暮らしがあった

53
3.53
山本夏彦 1998年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

山本夏彦と久世光彦という個性的な2人が、消えて行った「昭和」を語った本。当時の写真がたくさん載って、懐かしくも楽しい本。震災と高度成長が、それまで連綿と培... もっと読む

世間知らずの高枕 夏彦の写真コラム (新潮文庫)

52
3.25
山本夏彦 1996年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

個々の文章は面白いのに、これだけ集めると残念ながらおなかいっぱい感の方が先にたつ。 1週間に一度、ちょっとだけ読む文章なのかもしれない。それをもともとは... もっと読む

一寸さきはヤミがいい

51
3.36
山本夏彦 2003年2月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「死ぬの大好き」のひと、ついに逝く。『週刊新潮』に連載された「夏彦の写真コラム」を単行本化。絶筆コラム「遠きみやこへかへらばや」や有吉玉青、藤原正彦の追悼... もっと読む

『室内』40年 (文春文庫)

50
3.25
山本夏彦 2000年5月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『室内』の歴史を夏彦さんの人生とともに語る。 これも聞き語り形式で読みやすい。 夏彦さんの、自分を内側から見る視点と、外側から見る視点がよくあらわ... もっと読む

とかくこの世はダメとムダ

46
3.78
山本夏彦 2010年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この小気味良さはなんでせう。 汚職は国を滅ぼさないが、 正義は国を滅ぼす。 ほんに、うまいことをおっしゃる。 もっと読む
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