岡本綺堂のおすすめランキング

プロフィール

(おかもと・きどう)1872~1939
東京生まれ。幼少時から父に漢詩を、叔父に英語を学ぶ。中学卒業後、新聞、雑誌の記者として働きながら戯曲の執筆を始め、1902年、岡鬼太郎と合作した『金鯱噂高浪(こがねのしゃちほこうわさのたかなみ)』が初の上演作品となる。1911年、二代目市川左團次のために書いた『修禅寺物語』が出世作となり、以降、『鳥辺山心中』、『番町皿屋敷』など左團次のために七十数篇の戯曲を執筆する。1917年、捕物帳の嚆矢となる「半七捕物帳」を発表、1937年まで68作を書き継ぐ人気シリーズとなる。怪談にも造詣が深く、連作集『三浦老人昔話』、『青蛙堂鬼談』などは、類型を脱した新時代の怪談として評価も高い。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡本綺堂のおすすめランキングのアイテム一覧

岡本綺堂のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (一) (光文社時代小説文庫)』や『青蛙堂鬼談 岡本綺堂読物集 2 (中公文庫)』や『半七捕物帳 江戸探偵怪異譚 (新潮文庫nex)』など岡本綺堂の全2248作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (一) (光文社時代小説文庫)

713
3.92
岡本綺堂 2001年11月8日 本で見る

感想・レビュー

半七捕物帳の「白蝶怪」が課題本の読書会に参加するため、「白蝶怪」が収録されている六巻と、最初の一巻を読みました。 小説のジャンルの「捕物帖」といった... もっと読む

青蛙堂鬼談 岡本綺堂読物集 2 (中公文庫)

284
3.93
岡本綺堂 2012年10月23日 本で見る

感想・レビュー

ある雪の夜、青蛙堂(せいあどう)の主人に集められた12人がそれぞれの持ち寄った怪談話を語る、という百物語形式で話が進んでいく。 各話に繋がりは無く、最終... もっと読む

半七捕物帳 江戸探偵怪異譚 (新潮文庫nex)

279
3.46
岡本綺堂 2019年11月28日 本で見る

感想・レビュー

岡本綺堂『半七捕物帳』 江戸探偵怪異譚 宮部みゆき責任編集 全六十九編の『半七捕物帳』の中から宮部みゆきさんが選りすぐった八編をワンポイント読みどころ案... もっと読む

半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (二) (光文社時代小説文庫)

268
3.93
岡本綺堂 2001年11月8日 本で見る

感想・レビュー

あー大事に読んでいたのに読み終わってしました。 今回はミステリ色が前作より強いというか、謎解きもなかなかおもしろかったです。 とにかく「江戸」が心地よ... もっと読む

半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (三) (光文社時代小説文庫)

224
3.86
岡本綺堂 2001年11月8日 本で見る

感想・レビュー

江戸の空気が感じられ、半七親分たちの歯切れの良い会話のテンポもあり調子よく読めます。 蛇神の血統や雷獣と言った存在や神隠しと言った現在では信じられていな... もっと読む

三浦老人昔話 岡本綺堂読物集 一 (中公文庫)

214
3.90
岡本綺堂 2012年6月23日 本で見る

感想・レビュー

さて、僕の大好きな作家「岡本綺堂」の作品だ。 綺堂と言えば「半七捕物帳」東洋のシャーロックホームズと呼ばれだが、確かに本格推理も有るが、比較的に謎解きそ... もっと読む

半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (四) (光文社時代小説文庫)

195
3.96
岡本綺堂 2001年12月6日 本で見る

感想・レビュー

「岡本綺堂」の連作短篇時代小説『半七捕物帳(四)新装版[光文社文庫]』を読みました。 『半七捕物帳(一)[春陽文庫]』に続き、「岡本綺堂」作品です。 ... もっと読む

半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (五) (光文社時代小説文庫)

189
3.88
岡本綺堂 2001年12月6日 本で見る

感想・レビュー

芝居好きの半七親分……ということは著者がそうで、「河豚太鼓」で子分の弥助のことを、「千本桜」から鮓屋という綽名が付けられたと書いている。義太夫語りの落語に... もっと読む

半七捕物帳 新装版 時代推理小説 (六) (光文社時代小説文庫)

185
4.07
岡本綺堂 2001年12月6日 本で見る

感想・レビュー

読書会の課題本が「半七捕物帳 白蝶怪」のため、収録されているこちらの6巻と、一番はじめの1巻とをよみました。 1巻はこちら。「犯科帳とはなにか」などこち... もっと読む

中国怪奇小説集 怪談コレクション (光文社時代小説文庫)

175
3.68
岡本綺堂 2006年8月10日 本で見る

感想・レビュー

 明治時代の文筆家、岡本綺堂が中国の古典から怪奇譚をよりすぐり、翻訳してまとめた中国古典怪談集。  三遊亭圓朝の『牡丹燈籠』の原典である『剪灯新話』の「... もっと読む

影を踏まれた女 新装版 怪談コレクション (光文社時代小説文庫)

160
3.71
岡本綺堂 2006年5月11日 本で見る

感想・レビュー

新聞で取り上げられてたので読んでみた。 怪談話だけどめちゃめちゃ怖い感じではなかった。映像化されたら面白いかも。 もっと読む

白髪鬼 新装版 怪談コレクション (光文社時代小説文庫)

152
4.22
岡本綺堂 2006年6月13日 本で見る

感想・レビュー

岡本綺堂による怪異集。 日常に当たり前のように怪異が現れる。目撃しただけで済む人と、取り憑かれたように死ぬ人と、どのような違いがあるのだろう。 当たり... もっと読む

読んで、「半七」! 半七捕物帳傑作選 1 (ちくま文庫)

145
3.70
岡本綺堂 2009年5月1日 本で見る

感想・レビュー

江戸と明治初期の様子が垣間見られるのが楽しい。 台詞のテンポが良いとぶらりとその時代に迷い込んだ気持ちになる。 半七シリーズを久々に読んだ。 不思議と半七... もっと読む

近代異妖篇 岡本綺堂読物集 三 (中公文庫)

145
3.63
岡本綺堂 2013年4月23日 本で見る

感想・レビュー

幕末、明治、関東大震災直後…時代の空気が濃い怪談集。 こういうのがいいんだよなぁ…。 中央西線から長野へむかう旅行の途中で読んでいたけれど、奈良井のあたり... もっと読む

玉藻の前 (中公文庫)

138
3.95
岡本綺堂 2019年5月23日 本で見る

感想・レビュー

『怪獣』で岡本綺堂読物集は最終巻というのでしょんぼりしていたら、なんと今度は長編が同じく中公文庫から!しかも同じく山本タカト表紙絵で!そういうことならそう... もっと読む

文藝怪談実話 文豪怪談傑作選・特別篇 (ちくま文庫)

135
3.67
東雅夫 2008年7月1日 本で見る

感想・レビュー

実際に文豪が体験した実話怪談話を集めた一冊。 やはり同じ怪異を複数の視点で書いている作品が面白いですね。遠藤周作の話は三浦朱門と二人で体験した話しかり、... もっと読む

横溝正史が選ぶ日本の名探偵 戦前ミステリー篇 (河出文庫)

135
3.33
横溝正史 2022年6月7日 本で見る

感想・レビュー

横溝正史『編者のことば』からよかった。あまり知らない作家の味見という意味でも嬉しい。読み慣れない捕物帳でも岡本綺堂の半七、久世十蘭の顎十郎、横溝正史の佐七... もっと読む

日本怪奇実話集 亡者会 東西怪奇実話 (創元推理文庫)

122
3.45
アンソロジー 2020年9月30日 本で見る

感想・レビュー

 本書は、かつて<世界恐怖小説全集>の一冊であった平井呈一編『屍衣の花嫁 世界怪奇実話集』の復刊を願っていた編者が、あちらを世界篇としてそれに対するところ... もっと読む

文豪山怪奇譚 山の怪談名作選

122
3.25
アンソロジー 2016年1月20日 本で見る

感想・レビュー

文豪の書いた怪談アンソロジー。 怪談やホラー大好きだし、この本を機に明治頃の作家さんの本もガンガン読んでいきたいぞ!と思っていたが、図書館の返却期日までに... もっと読む

鉱物 (書物の王国 6)

120
3.52
アンドレ・ブルトン 1997年1月1日 本で見る

感想・レビュー

根岸鎮衛『耳嚢』より「石中蟄龍の事」 啓蟄以外で初めてこの字使ってるの見たわ。 地中などに潜む龍、とのこと。 あまりにもロマンがある。 田中貢太郎「室の... もっと読む
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