島尾敏雄のおすすめランキング

プロフィール

1917-1986。作家。長篇『死の棘』で読売文学賞、日本文学大賞、『日の移ろい』で谷崎潤一郎賞、『魚雷艇学生』で野間文芸賞、他に日本芸術院賞などを受賞。

「2017年 『死の棘 短篇連作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島尾敏雄のおすすめランキングのアイテム一覧

島尾敏雄のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『死の棘 (新潮文庫)』や『出発は遂に訪れず (新潮文庫)』や『魚雷艇学生 (新潮文庫)』など島尾敏雄の全212作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

死の棘 (新潮文庫)

1859
3.49
島尾敏雄 1981年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最初の3頁の内容をひたすら200回繰り返す600頁の長編私小説。我慢して読んだけど、最後もこれで終わり?という感じで、読後はすっきりしませんでした。時間が... もっと読む

出発は遂に訪れず (新潮文庫)

157
3.41
島尾敏雄 1973年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

デビューから中期にかけた短編集。 非常に鬱屈としていて内向的な作品が並ぶ。 しんどいボリュームと文字密度だが、『夢の中の日常』は完全に開眼しており底知れ... もっと読む

魚雷艇学生 (新潮文庫)

153
3.54
島尾敏雄 2011年7月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

野間文芸賞と川端康成賞のダブル受賞という地味に凄い作品。 特攻隊から生還したという特異な経験が、当時の感情を交えて静かな筆致で描かれる。 幾度もキャリア... もっと読む

「死の棘」日記 (新潮文庫)

151
3.44
島尾敏雄 2008年7月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小説『死の棘』の始まりに呼応するように昭和29年9月30日の日記から始まり、『死の棘』の終わりに当たる昭和30年6月6日を過ぎ、その年の大晦日まで綴られて... もっと読む

その夏の今は・夢の中での日常 (講談社文芸文庫 しB 1)

135
3.39
島尾敏雄 1988年8月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

死の棘は何とか最後まで読んだが、何か肌に合わないため、途中でやめ。冗長で一本調子な感じが辛い。 もっと読む

灰 (百年文庫 35)

83
3.58
中島敦 2015年1月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

“灰” この一文字からの物語は、読前に想像し難い。 中島敦『かめれおん日記』 石川淳『明月珠』 島尾敏雄『アスファルトと蜘蛛の子ら』 元々、中島敦が読... もっと読む

第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

78
4.00
講談社文芸文庫 2011年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 吉行淳之介の「驟雨」とかの文章は全然頭に入ってこなくて、読み終わっても何が書いてあったかまったくわからない。昔、そういう失敗をしたので、二度目なので、ゆ... もっと読む

「死の棘」日記

66
3.54
島尾敏雄 2005年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これは読めない.10年くらい積読して,いいかげんなんとかしたい(タイトルが目につくし,かといって捨てられないし..)と思って読みはじめて3%くらいで読了!... もっと読む

昭和期デカダン短篇集 (講談社文芸文庫)

64
4.17
道籏泰三 2018年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトル通り昭和期のデカダン小説を集めたアンソロジー。無頼派の太宰、安吾、織田作は勿論のこと、太宰を師と仰いだ田中英光、プロレタリアートの葉山嘉樹、一見す... もっと読む

新編 特攻体験と戦後 (中公文庫)

56
4.09
島尾敏雄 2014年7月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

厚みがある本ではありませんが、対談の内容は思想的な話が多くて難解。戦時の体験談も語り口調が柔らかいためか、戦争の悲劇性・悲惨さがあまり伝わってきませんでし... もっと読む

ちくま日本文学全集 32 島尾敏雄

51
3.57
島尾敏雄 1992年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちくま日本文学全集032 島尾敏雄の作品はまったく初めて。 「死の棘」という作品名は聞いたことがあるけど、作者の傾向やジャンルもまるっきり知らなか... もっと読む

死の棘 (1977年)

44
4.17
島尾敏雄 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初っ端からの修羅場で、読み続けられるか試されている気分になる。読者は所詮傍観者に過ぎないのだけど、それでもこれを読むのは辛い。 自分で自分を制御できなく... もっと読む

現代小説クロニクル 1980~1984 (講談社文芸文庫)

44
3.50
日本文藝家協会 2014年12月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

どれもこれも文学じゃないと味わえない気持ち、ザラつきを持っている作品だった。 個人的に思うことがあり、特に坂上弘さんの巻末エッセイに感銘を受けた。 「... もっと読む

妻への祈り 島尾敏雄作品集 (中公文庫)

43
3.00
島尾敏雄 2016年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

戦争という特殊な状況が生んだ二人の関わりが、伝わってきたが、本当のところは理解できないのだろうと思った。 もっと読む

死の棘 短篇連作集

37
2.60
島尾敏雄 2017年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

抜粋版だったみたいなので、次はほかのところも入ってる本で読みたい。 もっと読む

日の移ろい (中公文庫 し 10-3)

36
3.73
島尾敏雄 1989年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日記モノ。某作家が誉めてたので読んでみた。しかし途中で飽きて挫折。ゆったりと、しみじみと味わう読み物かと思う。 もっと読む

島尾敏雄日記 『死の棘』までの日々

36
4.33
島尾敏雄 2010年8月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

カバーをよく見れば、そこにあるのは燃やされた日記。ミホさん、やるなあ。 もっと読む

贋学生 (講談社文芸文庫 しB 3)

34
3.31
島尾敏雄 1990年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

謎の贋学生が謎のまま描かれるとてもおもしろい小説。 もっと読む

硝子障子のシルエット: 葉篇小説集 (講談社文芸文庫 しB 2)

32
3.25
島尾敏雄 1989年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

サブタイトルに「葉篇小説集」という、あまり聞き馴れないことばがつかわれていますが、30編のいわゆる掌編小説をまとめた本です。 全体は三部構成となって... もっと読む
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