島崎藤村のおすすめランキング

プロフィール

1872年3月25日、筑摩県馬籠村(現岐阜県中津川市馬籠)に生まれる。本名島崎春樹(しまざきはるき)。生家は江戸時代、本陣、庄屋、問屋をかねた旧家。明治学院普通科卒業。卒業後「女学雑誌」に翻訳・エッセイを寄稿しはじめ、明治25年、北村透谷の評論「厭世詩家と女性」に感動し、翌年1月、雑誌「文学界」の創刊に参加。明治女学校、東北学院で教鞭をとるかたわら「文学界」で北村透谷らとともに浪漫派詩人として活躍。明治30年には第一詩集『若菜集』を刊行し、近代日本浪漫主義の代表詩人としてその文学的第一歩を踏み出した。『一葉舟』『夏草』と続刊。第四詩集『落梅集』を刊行。『千曲川旅情のうた』『椰子の実』『惜別のうた』などは一世紀を越えた今も歌い継がれている。詩人として出発した藤村は、徐々に散文に移行。明治38年に上京、翌年『破戒』を自費出版、筆一本の小説家に転身した。日本の自然主義文学を代表する作家となる。

「2023年 『女声合唱とピアノのための 銀の笛 みどりの月影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島崎藤村のおすすめランキングのアイテム一覧

島崎藤村のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『破戒 (新潮文庫)』や『破戒 (岩波文庫)』や『夜明け前 第一部 (上) (新潮文庫)』など島崎藤村の全921作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

破戒 (新潮文庫)

4551
3.85
島崎藤村 1954年12月28日 本で見る

感想・レビュー

【読もうと思った理由】 直近で読んだ三木清氏の「人生論ノート」の感想欄(雑感)にも書いたが、本書を読もうと思ったきっかけは、ロシア人YouTuberのAl... もっと読む

破戒 (岩波文庫)

687
3.77
島崎藤村 2002年10月16日 本で見る

感想・レビュー

穢多の存在は知っていたが、差別の中身については初めて知った。穢多であると告白するかしないか、それは自分とは何者なのかを告白することである。主人公がぐるぐる... もっと読む

夜明け前 第一部 (上) (新潮文庫)

670
3.47
島崎藤村 1954年12月28日 本で見る

感想・レビュー

当時の風習が細かく描かれている。 村全体が家族のよう。祈祷が盛ん。情報の伝達は街道を行く人達から。 後で振り返れば、こういう事だったとかと思うことも渦中に... もっと読む

藤村詩集 (新潮文庫)

484
3.59
島崎藤村 1968年2月13日 本で見る

感想・レビュー

美しい日本語が並んで それも韻を踏んでいる そのためなのか色んな漢字の読み方があった poemよりlyricみたい 今にも歌声が聞こえそうになることも何... もっと読む

片づけたい (くらしの文藝)

451
2.83
アンソロジー 2017年6月22日 本で見る

感想・レビュー

色んな作家さんによる、お片付けエッセイ。 「掃除」「片付け」というのは、多くの人にとって永遠の課題なのだなぁとつくづく思う。 もちろん私も。 他人の片付け... もっと読む

夜明け前 第一部 (下) (新潮文庫)

372
3.43
島崎藤村 1954年12月28日 本で見る

感想・レビュー

討幕完了。あまり内容が頭に入ってこない… もっと読む

春 (新潮文庫)

351
3.17
島崎藤村 1950年12月4日 本で見る

感想・レビュー

良かった。島崎藤村の自伝的小説となっており、彼や彼の友達の生きる事への「苦しみ」「葛藤」が、著者のシンプルながら刺さる表現力によって描かれていて、悩める現... もっと読む

夜明け前(全4巻) (岩波文庫)

309
4.00
島崎藤村 2003年9月9日 本で見る

感想・レビュー

長い読書だった。読むのに一か月半を要した。 東山道の宿場、馬籠の本陣・庄屋・問屋の息子として生を享けた青山半蔵の一代記。 幕末を描いた歴史小説は数... もっと読む

夜明け前 第二部 (上) (新潮文庫)

298
3.32
島崎藤村 1955年2月8日 本で見る

感想・レビュー

島崎藤村は文豪として知られるが、読書家の知人を見渡しても夏目漱石などと比べあまり読まれていないという印象を受ける。私自身島村には馴染みはなかったが、書店で... もっと読む

夜明け前 第二部 (下) (新潮文庫)

288
3.43
島崎藤村 1955年3月17日 本で見る

感想・レビュー

長かった… もっと読む

夜明け前 第一部 (上) (岩波文庫)

282
3.58
島崎藤村 2003年7月16日 本で見る

感想・レビュー

物語を期待して読むとがっかりする。教科書的な叙述が多いので、歴史に興味のない人には少々きつい作品だと思う。一時期藤村にはまっていた知人もこれだけは読み切れ... もっと読む

藤村詩抄 島崎藤村自選 (岩波文庫)

249
3.68
島崎藤村 1995年4月17日 本で見る

感想・レビュー

「初恋」「千曲川旅情の歌」などを含む詩集。七五調のリズムが口に出すと心地よく、文明開化の浪漫を感じて(&賢くなったような錯覚で)うっとりしてしまう。今時こ... もっと読む

破戒

248
4.16
島崎藤村 電子書籍 2012年9月27日 本で見る

感想・レビュー

何の予備知識もなく読みました。 島崎藤村の本を読んだことがなかったので、なんとなく読みづらそうな印象を持っていましたが、いざ読んでみると、とても読みやす... もっと読む

桜の実の熟する時 (新潮文庫)

246
3.12
島崎藤村 1968年1月1日 本で見る

感想・レビュー

夢破れた主人公は、肉親や庇護者の恩恵を裏切りながら、文学を唯一の可能性として試みる人間に変貌してゆく。(解説より) 若き藤村の、周りの期待とは違う道に進ん... もっと読む

千曲川のスケッチ (新潮文庫)

226
3.57
島崎藤村 1955年4月22日 本で見る

感想・レビュー

描写が素晴らしいので情景が簡単に浮かんでしまう。その場に行ってないのに癒される。自然、四季を感じる。読んでいるだけで心地が良い。 ミレーの絵が浮かぶ まさ... もっと読む

美しい恋の物語 (ちくま文学の森 1)

193
3.43
アンソロジー 2010年9月1日 本で見る

感想・レビュー

1988年に刊行が始まり一世を風靡した「ちくま文学の森(全16巻)」の文庫版。文庫版は全十巻で、文庫になっていないタイトルもあるのが惜しい。この巻は単行本... もっと読む

夜明け前 第一部 (下) (岩波文庫)

175
3.66
島崎藤村 2003年7月16日 本で見る

感想・レビュー

本居宣長というと古事記の研究をした国学者ということくらいしか知らず、その主張や思想などは知らなかった。国学が尊王に結びついて倒幕に向かう、なるほど。 今... もっと読む

破戒 ─まんがで読破─

167
3.74
島崎藤村 電子書籍 2007年8月1日 本で見る

感想・レビュー

島崎藤村による長編小説。被差別部落に生まれた人公が身分を隠しながら生きる苦悩を描く。1905(明治38)年に寄稿。 マンガのクセが強い。。たまに人物... もっと読む

初恋 島崎藤村詩集 (集英社文庫)

164
3.96
島崎藤村 1991年1月18日 本で見る

感想・レビュー

恐らく自分の感性や前提知識が追い付いていないのだろうが、全然面白くは感じられなかった。 自然に例える情愛の比喩に特別なものがあるのかもしれないが、よく分か... もっと読む

夜明け前 第二部 (上) (岩波文庫)

158
3.43
島崎藤村 2003年8月19日 本で見る

感想・レビュー

第1部(上)(下)、第2部(上)(下)と、文庫本で4冊。久しぶりに長編を読み切った。幕末から明治維新にかけて、まだ夜が明ける前の暗い山深い木曽谷から見たこ... もっと読む
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