川北稔のおすすめランキング

プロフィール

1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学大学院文学研究科教授、名古屋外国語大学教授、京都産業大学教授、佛教大学教授などを経て、現在、大阪大学名誉教授。著書に『工業化の歴史的前提』(岩波書店)、『洒落者たちのイギリス史』(平凡社)、『民衆の大英帝国』(岩波書店)、『砂糖の世界史』(岩波書店)、『世界の歴史25 アジアと欧米世界』(共著、中央公論新社)、『イギリス近代史講義』(講談社)、訳書にウォーラーステイン著『史的システムとしての資本主義』(岩波書店)、コリー著『イギリス国民の誕生』(監訳、名古屋大学出版会)、イングリッシュ/ケニー著『経済衰退の歴史学』(ミネルヴァ書房)、ポメランツ著『大分岐』(監訳、名古屋大学出版会)他多数。

「2013年 『近代世界システムIV』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川北稔のおすすめランキングのアイテム一覧

川北稔のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書 276)』や『世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界 (ちくま学芸文庫 カ 39-1)』や『イギリス近代史講義 (講談社現代新書 2070)』など川北稔の全118作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書 276)

3264
4.03
川北稔 1996年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

今でこそ健康の敵のように扱われている砂糖だが、かつては世界中の誰からも好まれ、広く取引される代表的な「世界商品」だった。 この「世界商品」を独り占めでき... もっと読む

世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界 (ちくま学芸文庫 カ 39-1)

836
3.96
川北稔 2016年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川北稔(1940年~)氏は、イギリス近世・近代史を専門とする歴史学者。大阪大学名誉教授。 本書は、2001年に放送大学のテキストとして出版された『改訂版... もっと読む

イギリス近代史講義 (講談社現代新書 2070)

772
3.76
川北稔 2010年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イギリスの発展と衰退。現在の日本は数百年のオーダーでイギリスに起ったそれを早い速度で追体験してるのかもしれない、との話でなかなかに興味深いものでした。 ... もっと読む

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

561
4.03
川北稔 電子書籍 1996年7月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かった! 違った角度から世界史を読みたいと思っていた時に出会った本。 「岩波ジュニア新書」とは言うものの内容はかなり深く、ジュニア世代でこれを読んでも... もっと読む

近代世界システムI―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立―

424
4.33

感想・レビュー

著書の研究姿勢が書いてある前置きの部分がなるほどという感じ。世界システム論が様々な分野から批判を受ける部分についてで、それでも包括的な取り組みに価値がある... もっと読む

イギリス 繁栄のあとさき (講談社学術文庫 2224)

253
3.98
川北稔 2014年3月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イギリス 繁栄のあとさき 川北稔さんの、記念碑的名著。川北さんと言えば、近代世界システム論という新たな歴史観を提唱し、南北問題の解決の困難さを論じたエマ... もっと読む

史的システムとしての資本主義 (岩波文庫 青N401-1)

232
3.86

感想・レビュー

中心地域(北米・西欧)は資本を蓄積し、その周辺地域(ラテンアメリカ)を搾取している。鉱山や鉄道は欧米資本。国境をまたいだ資本主義の体制ができている。不均等... もっと読む

甘さと権力 ――砂糖が語る近代史 (ちくま学芸文庫)

204
4.10

感想・レビュー

■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク) 【書籍】 https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_li... もっと読む

知の教科書 ウォーラーステイン (講談社選書メチエ 222 知の教科書)

203
3.53
川北稔 2001年9月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現在起きている危機は何なのか、ということを長期の歴史的なパースペクティブのなかで考えたいと思い、まずブローデルの入門書を読み、ついでウォーラーステインの入... もっと読む

8050問題の深層: 「限界家族」をどう救うか (NHK出版新書 596)

201
3.55
川北稔 2019年8月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

きっかけは何かというと、明確なものもあれば、特にこれといってというものまで様々なケースがある。 訳あって福祉の方にお話を聞かせていただいた事もありますが、... もっと読む

近代世界システムII―重商主義と「ヨーロッパ世界経済」の凝集 1600-1750―

190
4.70

感想・レビュー

近代世界システムII―重商主義と「ヨーロッパ世界経済」の凝集 1600-1750― (和書)2014年03月09日 15:06 I. ウォーラーステイ... もっと読む

大分岐―中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成―

187
3.62
K・ポメランツ 2015年5月31日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 ある一定の時期までは文明レベルにおいてほぼ拮抗状態にあり、また一体であったはずのヨーロッパとアジアが、どのようなタイミングで、なにをきっかけとして「分岐... もっと読む

新版 史的システムとしての資本主義

186
3.63

感想・レビュー

資本主義とうのは、 私という資本が私という資本をより肥やすことを一番の目的として私によってその資本を投資されるようなシステム。  言い換えれば、貯... もっと読む

世界システム論講義 ──ヨーロッパと近代世界 (ちくま学芸文庫)

181
4.33
川北稔 電子書籍 2016年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

面白かった。 ちくま学芸文庫の初版が2016年、結びでも今後の世界システムの在り方はふわっと示唆されているだけだから、2023年現在の状況がどうなってい... もっと読む

近代世界システムIV―中道自由主義の勝利 1789-1914―

176
4.67

感想・レビュー

近代世界システムIV―中道自由主義の勝利 1789-1914― (和書)2014年03月24日 19:35 I. ウォーラーステイン 名古屋大学出版会... もっと読む

近代世界システムIII―「資本主義的世界経済」の再拡大 1730s-1840s―

166
5.00

感想・レビュー

近代世界システムIII―「資本主義的世界経済」の再拡大 1730s-1840s― (和書)2014年03月20日 23:38 I. ウォーラーステイン... もっと読む

イギリス近代史講義 (講談社現代新書)

90
3.89
川北稔 電子書籍 2010年10月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

川北さんの著書は何冊か読んだことがあり、今回も偶然見かけたので購入。イギリス産業革命の原因を奴隷貿易による資金確保だと結びつけるのは、受験生にとっては分か... もっと読む

近代世界システム II: 農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立 (岩波モダンクラシックス)

86
2.80

感想・レビュー

『ぼくらの頭脳の鍛え方』 書斎の本棚から百冊(佐藤優選)94 歴史についての知識で、未来への指針を探る 世界システム論は日本の労農派マルクス主義の世界観に... もっと読む

大都会の誕生 (ちくま学芸文庫)

76
2.70
喜安朗 2018年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ロンドンになぜ人が流れ込んだのか、そしてなぜスラム街が形成されたのか。それは従来考えられていた産業革命による貧富の差が原因ではない。都市に集まった多様な人... もっと読む
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