幸田文のおすすめランキング

プロフィール

1904年東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。’28年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚、幸田家に戻る。’47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。’56年『黒い裾』で読売文学賞、’57年『流れる』で日本藝術院賞、新潮社文学賞を受賞。他の作品に『おとうと』『闘』(女流文学賞)、没後刊行された『崩れ』『木』『台所のおと』(本書)『きもの』『季節のかたみ』等多数。1990年、86歳で逝去。


「2021年 『台所のおと 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幸田文のおすすめランキングのアイテム一覧

幸田文のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『流れる (新潮文庫)』や『きもの (新潮文庫)』や『おとうと (新潮文庫)』など幸田文の全199作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

流れる (新潮文庫)

1236
3.76
幸田文 1957年12月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

芸者の置屋に女中に出た人の話。 ところどころにでてくる、女のこけかた?や起き方が男に見せる美しさっていうのが、女子会みたいですごくおもしろい。 主人の... もっと読む

きもの (新潮文庫)

1154
3.95
幸田文 1996年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一度目は高校2年の時。その時はただ読んだだけに終わり、内容もそんなに残らずに終わった。 二度目は23の歳。全く違った。全て自分にはない体験ではあるのだけ... もっと読む

おとうと (新潮文庫)

1135
3.64
幸田文 1991年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 これは、幸田文さんご自身とご家族のことを小説化したと思われる。  生母が早く亡くなり、文豪の父親(幸田露伴がモデル)と継母とげん(文さんがモデル)と弟の... もっと読む

台所のおと (講談社文庫 こ 41-2)

1084
3.84
幸田文 1995年8月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

難しい漢字や言葉使いで読みづらいと思ったけど、面白かったです。幸田文さんの生きた時代の女の生き方、在り方がリアルに伝わってきます。短編集です。 私が好き... もっと読む

父・こんなこと (新潮文庫)

766
3.65
幸田文 1955年12月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 幸田文さんの父、幸田露伴氏は戦中の大空襲以来、寝たきりになってしまわれた。寝たきりでもそれ以前の規則正しい生活は変わらず、毎朝同じ時間に目覚められて、す... もっと読む

木 (新潮文庫)

575
3.90
幸田文 2022年3月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

帯ではなくカバー自体に「アカデミー賞国際長編映画賞部門ノミネート『PERFECT DAYS』で話題の一冊!」と印刷されていた。実際、それだけでこの2年間に... もっと読む

木 (新潮文庫)

574
3.83
幸田文 1995年11月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 今更な名著ですが、「パーフェクトデイズ」で役所広司さんがお読みになっていたので、読み直しました。  古びませんね(笑)。  ブログ「シマクマ君の日々」で... もっと読む

幸田文 台所帖

445
3.99
幸田文 2009年3月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夏の食について書かれた章が好きだった。 そうめん、羊羹。どちらとも特に好きな食べ物ではないけど、暑い日にエアコンのない和室で網戸越しの風を感じながら食べた... もっと読む

幸田文しつけ帖

419
3.82
幸田文 2009年2月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「おばあさん」露伴ほどの頭脳をしても、その母お猷様には敵わずやり込められる微笑ましい情景が浮かび何故か安堵する。お見合いで断られた時の話も成る程露伴らしい... もっと読む

崩れ (講談社文庫 こ 41-1)

410
3.49
幸田文 1994年10月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み時が来たと言おうか、読むべくして読んだ。 幸田文さんの独特の言い回しの文章が好きで、文学作品のほとんどを読んでいるのだが未読だったので。(あとが... もっと読む

雀の手帖 (新潮文庫)

358
3.50
幸田文 1997年10月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何気ない日常を朗らかに綴る百日間。 違う時代の日々を見る面白さ、著者の独特な訛りがまた良い味を醸し出す。 読めば読むほど味が出てきて、またしばらく歳を重ね... もっと読む

台所のおと 新装版 (講談社文庫)

345
3.68
幸田文 2021年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

元図書館司書の友人のおすすめ本で、111108さんの1995年版のレビューを見つけて嬉しくなりお取り寄せ。こちらは新装版、カバー装画 山本祐有子『セイヨウ... もっと読む

季節のかたみ (講談社文庫 こ 41-3)

336
3.83
幸田文 1996年6月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

すごく怖いというか、叱られ感が凄い、読んでいて。 少なくとも背筋伸びてますよね?と暗黙の圧があるようで。。。 こうなってくると父と娘の緊張感に繋げたく... もっと読む

みそっかす (岩波文庫 緑 104-1)

304
3.80
幸田文 1983年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 幸田文さん、なくなって、ずいぶん経ちます。忘れられるのが惜しい方ですが、お嬢さんの青木玉さんもですが、今やお孫さんの青木奈緒さんも文筆家ということで、露... もっと読む

幸田文 きもの帖

286
3.82
幸田文 2009年4月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

着物の知識はないけど 文章の美しさに釣られて 読むことが出来た ブックオフ妙興寺店にて購入 もっと読む

作家と猫

240
3.44

感想・レビュー

色な作家の猫に関する話や詩など。 ひとつひとつが短いので読みやすい。 石牟礼道子さんの「愛猫ノンノとの縁」の中の「猫が猫ぎらいのように、人間も人ぎらいな... もっと読む

犬 (中公文庫 く 20-2)

223
3.63
幸田文 2009年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

犬。なんと健気で個性的な犬たちよ。 そしてこの作家たちの犬への想いの様々なことよ。(なんだかんだで皆犬のことが好きなんだけども) 犬と人の距離感というか... もっと読む

(005)音 (百年文庫)

200
3.86
幸田文 2010年10月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

(図書館本) 音にまつわるはなし 幸田文…台所のおと 気の難しい料理人(男)が床にふせ 聞こえてくる妻の台所の音にいろいろと思い馳せてるみたいなやつ。 ... もっと読む

番茶菓子 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

195
3.84
幸田文 1993年11月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

四季折々の暮らしのなかで著者が感じたことや心掛けていることをつづったエッセイ集です。 父露伴から日々の生活の知恵について厳しく教えられた著者のものの... もっと読む

ちくま日本文学005 幸田文 (ちくま文庫)

186
3.71
幸田文 2007年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

少し幸田文を読んでみたくて、ちくま日本文学。このシリーズは文庫とは言え、巻一に内田百けんを据えるなど、なかなか侮れないコレクションで、各冊も秀逸なアンソロ... もっと読む
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