庄野潤三のおすすめランキング

プロフィール

(しょうの・じゅんぞう)
1921年(大正10)大阪府生まれ。九州大学東洋史学科卒業。1955年(昭和30)『プールサイド小景』により芥川賞受賞。61年(昭和36)『静物』により新潮社文学賞受賞。65年(昭和40)『夕べの雲』により読売文学賞受賞。日本芸術院会員。2009年歿。

「2022年 『小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

庄野潤三のおすすめランキングのアイテム一覧

庄野潤三のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『プールサイド小景・静物 (新潮文庫)』や『夕べの雲 (講談社文芸文庫)』や『にっこり、洋食 ; おいしい文藝』など庄野潤三の全247作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

プールサイド小景・静物 (新潮文庫)

670
3.62
庄野潤三 1965年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1950年の「舞踏」から、54年の「プールサイド小景」を経て60年の「静物」まで計7編を収録。初期の2作が夫婦の危機や不安定さを詳細に描いているのに対し、... もっと読む

夕べの雲 (講談社文芸文庫)

516
4.05
庄野潤三 1988年4月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

はっきり言って何も起きない、筋書きがあるともいえない、ないないづくしの家族小説(大きな出来事は落雷くらい)。なのだけれど、この平凡な家族の生活をいつまでも... もっと読む

にっこり、洋食 ; おいしい文藝

380
2.93
江國香織 2021年11月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

江國香織さんはポタージュを手作りするのにミキサーを使うのが苦手だとおっしゃっていますが、私も同じです。 最近スープ作りに凝り始め、スープの本を見て色々作... もっと読む

山の上の家―庄野潤三の本

194
3.96
庄野潤三 2018年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

頭が痛いが文字が読みたいということで4年寝かせた本書に出てきてもらった。好きな作家の好きな文章を読み返そう、きっと見覚えのある随筆なんかが載っているんだろ... もっと読む

庭のつるばら (新潮文庫)

175
3.51
庄野潤三 2003年1月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

丘の上に住む老夫婦の生活。 ずっと家族を書いてこられた庄野潤三さん。 劇的なことなど何も起こらない。文章も簡素で凝った比喩なんかもない。ただただ、... もっと読む

ザボンの花 (講談社文芸文庫)

147
3.90
庄野潤三 2014年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1956年発表。大阪から自然豊かな東京の郊外に越してきた矢牧一家の、子どもたちの日常を中心に据えた作品。 子どもたちの描写が本当に生き生きとしているもの... もっと読む

貝がらと海の音 (新潮文庫)

114
3.63

感想・レビュー

久しぶりの庄野潤三。日々で疲れた心が凪になるような、この家族を遠くから見ているような。とても良い読書体験だった。お孫さんの七五三の姿を見て、泪が出てきた、... もっと読む

親子の時間

110
3.50
庄野潤三 2014年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 やっぱり一番良いのは「山茶花」だろう。 「散髪して、ここまで来る途中で、何か忘れているような気がしたの。それで、ポケットに手を入れたら、お金がさわった... もっと読む

ザボンの花 (大人の本棚)

103
3.79
庄野潤三 2006年12月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読完2011.07図書館 もっと読む

せきれい (文春文庫 し 42-1)

102
3.64
庄野潤三 2005年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者夫婦の晩年を綴った『せきれい』は ご近所や友人、独立して家を出たお子さんたち家族との会話 庭に訪れる小鳥の様子、美味しいもの、綺麗な花、優しい音楽... もっと読む

うさぎのミミリー (新潮文庫)

101
3.47

感想・レビュー

初庄野潤三。 山の上の家の公開に合わせて図書館。 心がじんわりとして電車の中で涙が出た。 庄野潤三を知るきっかけとなった掲示板の奥様読書会から引用。 こ... もっと読む

けい子ちゃんのゆかた (新潮文庫)

83
3.81
庄野潤三 2009年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

穏やかな、そして、心より優しい暮らしを送る、庄野のおそらく最晩年のエッセイ。※刊行は2005年、文庫化は2009年。 裏表紙によれば、庄野夫婦のおだやか... もっと読む

山田さんの鈴虫 (文春文庫)

79
3.40
庄野潤三 2007年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分にとっての、清涼剤の様な本。 正直な所、内容を理解するかどうかはまた別の話で、 文章からこの人を感じるのがメインな気がする。 穏やかな文章を読んでいる... もっと読む

絵合せ (講談社文芸文庫)

72
3.38
庄野潤三 1989年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1967~71年に執筆された10作品を収録。65年の『夕べの雲』と比べると、自然の描写が少ないように思われたが、それだけ周囲の開発が進んだということだろう... もっと読む

インド綿の服 (講談社文芸文庫)

72
4.00
庄野潤三 2002年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

長女との手紙のやり取りなどで綴られる、著者とその家族の記録。 著者とともに7年間の年月を過ごしているかのような気持ちになった。 7年の間には決してよいこ... もっと読む

第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

69
4.00
安岡章太郎 2011年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 吉行淳之介の「驟雨」とかの文章は全然頭に入ってこなくて、読み終わっても何が書いてあったかまったくわからない。昔、そういう失敗をしたので、二度目なので、ゆ... もっと読む

ピアノの音 (講談社文芸文庫)

62
3.23
庄野潤三 2004年5月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本市で適当に買ってみた本。 まだ本当に読み始めだが、読み続ける自信無し。 冒頭の"読売ランド前の次男のところの小学三年生になる孫娘のフーちゃん"、2ペー... もっと読む

明夫と良二 (講談社文芸文庫)

61
3.82
庄野潤三 2019年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「絵合せ」の続編的作品。長女の結婚式前後の家族の生活が、いつもの筆致で綴られる。『昭夫と良二』というタイトルが表すように、結婚という一大事よりも、兄弟のふ... もっと読む

大阪文学名作選 (講談社文芸文庫)

57
3.60
川端康成 2011年11月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大阪出身、また大阪に縁の深い作家の短編作品を集めたもの。特に大正後期から第二次大戦直後の作品が多い。作品がつくられて100年もたってはいないが、読んでいる... もっと読む

うさぎのミミリー

52
2.94
庄野潤三 2002年4月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ほのぼの日常話。 普通にスラスラ読めて、感覚もとても良く実感できる文章構成なのは凄い。 難を言えば、オチがない… まあ、オチを付ける必要があるかどうかは別... もっと読む
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