庄野潤三のおすすめランキング

プロフィール

(しょうの・じゅんぞう)
1921年(大正10)大阪府生まれ。九州大学東洋史学科卒業。1955年(昭和30)『プールサイド小景』により芥川賞受賞。61年(昭和36)『静物』により新潮社文学賞受賞。65年(昭和40)『夕べの雲』により読売文学賞受賞。日本芸術院会員。2009年歿。

「2022年 『小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

庄野潤三のおすすめランキングのアイテム一覧

庄野潤三のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『プールサイド小景・静物 (新潮文庫 し-8-1 新潮文庫)』や『夕べの雲 (講談社文芸文庫)』や『山の上の家: 庄野潤三の本』など庄野潤三の全279作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

プールサイド小景・静物 (新潮文庫 し-8-1 新潮文庫)

775
3.63
庄野潤三 1965年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者、庄野潤三さん、ウィキペディアを見ると、次のように書かれています。 ---引用開始 庄野 潤三(しょうの じゅんぞう、1921年(大正10... もっと読む

夕べの雲 (講談社文芸文庫)

611
4.05
庄野潤三 1988年4月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一家族の何気ない日常、でもそれは二度とはない日々の連なり。そういったものを小説に描いた一作。 なのでストーリーに頼った(それが悪いと言ってはいないです、誤... もっと読む

山の上の家: 庄野潤三の本

241
4.04
庄野潤三 2018年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

頭が痛いが文字が読みたいということで4年寝かせた本書に出てきてもらった。好きな作家の好きな文章を読み返そう、きっと見覚えのある随筆なんかが載っているんだろ... もっと読む

庭のつるばら (新潮文庫)

185
3.52
庄野潤三 2003年1月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

丘の上に住む老夫婦の生活。 ずっと家族を書いてこられた庄野潤三さん。 劇的なことなど何も起こらない。文章も簡素で凝った比喩なんかもない。ただただ、... もっと読む

ザボンの花 (講談社文芸文庫)

169
3.91
庄野潤三 2014年4月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1955年に『日本経済新聞』に連載された長編家族小説。つまみ食い、子どもの留守番、ヤドカリ飼育など、日常的な話題でここまで展開する点に、庄野潤三らしさが表... もっと読む

貝がらと海の音 (新潮文庫)

120
3.63
庄野潤三 2001年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久しぶりの庄野潤三。日々で疲れた心が凪になるような、この家族を遠くから見ているような。とても良い読書体験だった。お孫さんの七五三の姿を見て、泪が出てきた、... もっと読む

親子の時間

117
3.50
庄野潤三 2014年7月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 やっぱり一番良いのは「山茶花」だろう。 「散髪して、ここまで来る途中で、何か忘れているような気がしたの。それで、ポケットに手を入れたら、お金がさわった... もっと読む

小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き (大人の本棚)

115
3.54
小沼丹 2002年2月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古書店で古雑誌をめくっていたら、ごく短い小説が掲載されていて、その場で読み始めたら引き込まれ、最後まで読んでしまった。それが小沼丹というかわった名前の小説... もっと読む

ザボンの花 (大人の本棚 第3期)

111
3.68
庄野潤三 2006年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

私のイメージする「よき昭和」のイメージそのもの。平成生まれだけどなんだかノスタルジックは気分になった。 決して裕福ではないけれど、どこか生活に余裕があって... もっと読む

せきれい (文春文庫)

109
3.64
庄野潤三 2005年1月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者夫婦の晩年を綴った『せきれい』は ご近所や友人、独立して家を出たお子さんたち家族との会話 庭に訪れる小鳥の様子、美味しいもの、綺麗な花、優しい音楽... もっと読む

うさぎのミミリー (新潮文庫)

106
3.48
庄野潤三 2005年4月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初庄野潤三。 山の上の家の公開に合わせて図書館。 心がじんわりとして電車の中で涙が出た。 庄野潤三を知るきっかけとなった掲示板の奥様読書会から引用。 こ... もっと読む

山田さんの鈴虫 (文春文庫)

90
3.33
庄野潤三 2007年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

繰り返される日々。 でも同じ日は1日とてない。 鈴虫が鳴いたり鳴かなかったり、庭の花が咲いたり、鳥が水浴びをしにきたり。 毎日何かに「ありがとう」「... もっと読む

けい子ちゃんのゆかた (新潮文庫)

89
3.81
庄野潤三 2009年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

穏やかな、そして、心より優しい暮らしを送る、庄野のおそらく最晩年のエッセイ。※刊行は2005年、文庫化は2009年。 裏表紙によれば、庄野夫婦のおだやか... もっと読む

絵合せ (講談社文芸文庫)

85
3.36
庄野潤三 1989年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1967~71年に執筆された10作品を収録。65年の『夕べの雲』と比べると、自然の描写が少ないように思われたが、それだけ周囲の開発が進んだということだろう... もっと読む

第三の新人名作選 (講談社文芸文庫)

79
4.00
講談社文芸文庫 2011年8月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 吉行淳之介の「驟雨」とかの文章は全然頭に入ってこなくて、読み終わっても何が書いてあったかまったくわからない。昔、そういう失敗をしたので、二度目なので、ゆ... もっと読む

インド綿の服 (講談社文芸文庫)

76
4.00
庄野潤三 2002年4月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

長女との手紙のやり取りなどで綴られる、著者とその家族の記録。 著者とともに7年間の年月を過ごしているかのような気持ちになった。 7年の間には決してよいこ... もっと読む

明夫と良二 (講談社文芸文庫)

74
3.83
庄野潤三 2019年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「絵合せ」の続編的作品。長女の結婚式前後の家族の生活が、いつもの筆致で綴られる。『昭夫と良二』というタイトルが表すように、結婚という一大事よりも、兄弟のふ... もっと読む

ピアノの音 (講談社文芸文庫)

65
3.23
庄野潤三 2004年5月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本市で適当に買ってみた本。 まだ本当に読み始めだが、読み続ける自信無し。 冒頭の"読売ランド前の次男のところの小学三年生になる孫娘のフーちゃん"、2ペー... もっと読む

群像短篇名作選 1946~1969 (講談社文芸文庫)

62
3.43
群像編集部 2018年3月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

文芸誌『群像』に掲載された短篇を年代順に集めたアンソロジー。 1946〜1969年という時代性か、戦争、戦後をテーマにしたものが多かった。その中で異彩を... もっと読む

大阪文学名作選 (講談社文芸文庫)

60
3.50
富岡多惠子 2011年11月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大阪出身、また大阪に縁の深い作家の短編作品を集めたもの。特に大正後期から第二次大戦直後の作品が多い。作品がつくられて100年もたってはいないが、読んでいる... もっと読む
全279アイテム中 1 - 20件を表示
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