志水辰夫のおすすめランキング

プロフィール

1936年、高知県生まれ。雑誌のライターなどを経て、81年『飢えて狼』で小説家デビュー。86年『背いて故郷』で日本推理作家協会賞、91年『行きずりの街』で日本冒険小説協会大賞、2001年『きのうの空』で柴田錬三郎賞を受賞。2007年、初の時代小説『青に候』刊行、以降、『みのたけの春』(2008年 集英社)『つばくろ越え』(2009年 新潮社)『引かれ者でござい蓬莱屋帳外控』(2010年 新潮社)『夜去り川』(2011年 文藝春秋)『待ち伏せ街道 蓬莱屋帳外控』(2011年新潮社)と時代小説の刊行が続く。

「2019年 『疾れ、新蔵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

志水辰夫のおすすめランキングのアイテム一覧

志水辰夫のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『行きずりの街 (新潮文庫)』や『短編復活 (集英社文庫)』や『いまひとたびの (新潮文庫)』など志水辰夫の全183作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

行きずりの街 (新潮文庫)

1865
2.87
志水辰夫 1994年1月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

〇ザ・ハードボイルド。男前の主人公が十数年前の謎に挑む 地方の街で塾講師をやっている波多野は、教え子が失踪したと彼女の伯母から相談を受け、上京し、行方を... もっと読む

短編復活 (集英社文庫)

1251
3.08
赤川次郎 2002年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編アンソロジーは、読みやすいし飽きがこなくて面白いんだなって気づきました。 知らない作家さんを知るきっかけにもなるし、知っている作家さんの思わぬ面の発... もっと読む

いまひとたびの (新潮文庫)

219
3.41
志水辰夫 1997年7月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

内容 ドライブに連れてって。赤いオープンカーで――交通事故で夫を亡くして以来、車椅子の生活を送ってきた叔母の願いは意外なものだった。やがて男は叔母の秘めら... もっと読む

背いて故郷 (新潮文庫)

164
3.20
志水辰夫 2005年1月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

結末が待てなく、落ち着かず斜め読みで、デティールを楽しめず。 もっと読む

飢えて狼 (新潮文庫)

154
3.20
志水辰夫 2004年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

内藤陳さんの「読ま死ね」を読み、あらためて若かりし頃ワクワクして読んだ本作を再読。 シミタツはやっぱりいいな。 初期の作品はほとんど読んでいるが、中期から... もっと読む

情事 (新潮文庫)

150
2.71
志水辰夫 2000年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

内容紹介 若い女性と燃えあがるような情交を愉しむ。妻の体の奥底まで追求する。男は会社を退き、都市と故郷を往復する気ままな暮しをおくっていた。或る日、河内亜... もっと読む

きのうの空 (新潮文庫)

142
3.32
志水辰夫 2003年5月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昭和11年生まれの著者【志水辰夫】が、自らの人生の断片をしみじみ語り紡いだ10編の短編小説です。著者が物心ついた頃に〝鬼畜米英〟から〝民主主義〟へと、天と... もっと読む

裂けて海峡 (新潮文庫)

124
3.52
志水辰夫 2004年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「飢えて狼」も素晴らしかったが、こちらも負けていない。この話はラストに勝負がかかっていた。見事にやられたよ、撃沈。私が読んだ本は新潮文庫なのだが、講談社文... もっと読む

短編伝説 めぐりあい (集英社文庫)

124
3.30
大沢在昌 2017年8月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「めぐりあい」をテーマに、人と人との出会いで生まれる感動、意外な出来事、不思議なドラマを語った、著名作家13人の選りすぐりの短編集。 お気に入りベスト4は... もっと読む

ラストドリーム (新潮文庫)

103
3.07
志水辰夫 2007年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

久し振りの志水辰夫。 はっきり言って、志水辰夫にしては失敗作ではないだろうか。期待した志水節を聞こえこない。 記憶喪失の男が北の大地で…と期待したのだ... もっと読む

オンリィ・イエスタデイ (新潮文庫)

97
3.23
志水辰夫 2008年2月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読み出し早々、「ぎゃ~~~なんてかっこいい主人公!」とはまりました。 かっこいい中年男!最高っすね~。 だけど、あまりにかっこよすぎて、絶対なんか臭うんで... もっと読む

十五少年漂流記 痛快世界の冒険文学 (1)

92
4.27
志水辰夫 1997年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ニュージーランドから船旅に出た 15人の少年たち。 無人島に幸運にも辿り着いた後、 数年間過ごさざるを得なくなります。 最長で14歳の少年です。 生活の... もっと読む

男坂 (文春文庫)

79
3.26
志水辰夫 2006年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

純文学なんだろう。 大矢さんの解説を読んで、更にこの短編の重さを教えられた。 再読してみようかと思う。 もっと読む

短編伝説 別れる理由 (集英社文庫)

76
3.13
赤川次郎 2018年8月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この集英社文庫のシリーズ好きなのですが、作品の時代が古くて(バブルくらい)共感には欠ける。やっぱり世相の違いを感じる。 もっと読む

生きいそぎ (集英社文庫(日本))

73
3.67
志水辰夫 2006年2月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読解力がなさすぎでよくわからないものもあったけど、夢を見ているような感じ。 哀愁漂う老後のほのぼのしたお話なのかと思ったら、仄暗いミステリーのような怖い雰... もっと読む

つばくろ越え

73
3.47
志水辰夫 2009年8月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作者の生々しい時代劇が好きです。木枯し紋次郎の世界です。長ドスを必死に振り回す半ばヤケクソの殺陣がリアリティを醸し出す。西部劇でなく、マカロニウエスタンで... もっと読む

帰りなん、いざ (新潮文庫)

64
3.19
志水辰夫 2008年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いなか暮らしに憧れて田舎にやってきた男が、その村の老人たちや慣習といったものと格闘しながら、唯一の若い女性との恋心を育み、そしてその村で起こる事件に取り組... もっと読む

青に候 (新潮文庫)

63
3.79
志水辰夫 2009年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

前半は、長々していたが、後半になって俄然面白くなる。 幕末を背景とした、小説は数多く、司馬遼太郎や藤沢周平の歴史観でしか 考えた事が無かったが、志水辰夫を... もっと読む

みのたけの春 (集英社文庫)

62
3.93
志水辰夫 2011年11月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

時代は幕末。激動の時代の始まり、何かと騒がしく、京都では物騒な出来事も頻発している。 場所は北但馬。養蚕が盛んな農村で、京都からもそう遠くはないから、京... もっと読む
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