志賀直哉のおすすめランキング

プロフィール

志賀直哉

一八八三(明治一六)- 一九七一(昭和四六)年。学習院高等科卒業、東京帝国大学国文科中退。白樺派を代表する作家。「小説の神様」と称され多くの作家に影響を与えた。四九(昭和二四)年、文化勲章受章。主な作品に『暗夜行路』『城の崎にて』『和解』ほか。

「2021年 『日曜日/蜻蛉 生きものと子どもの小品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

志賀直哉のおすすめランキングのアイテム一覧

志賀直哉のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)』や『暗夜行路 (新潮文庫)』や『和解』など志賀直哉の全431作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

小僧の神様・城の崎にて (新潮文庫)

3652
3.60
志賀直哉 1968年8月1日 本で見る

感想・レビュー

夏目漱石作品に出てくる女中はモブ、志賀直哉作品に出てくる女中は、廊下ですれ違うだけで意識される。 もっと読む

暗夜行路 (新潮文庫)

2606
3.47
志賀直哉 1990年3月19日 本で見る

感想・レビュー

荘厳なもの。一言で表すなら、こうしかない。 初めて読んだ時は、話の理解に苦しむが、時間をかけて読むと、味わいが深くなる。 場面描写も、非常に繊細で情景を浮... もっと読む

和解

1152
3.41
志賀直哉 1949年12月7日 本で見る

感想・レビュー

1917年 志賀直哉が長年続いた父親との不和が解消した経緯とその時の両者の安堵感を描いた中編小説。 父子の深い確執が何故生まれたかについては、この作品には... もっと読む

小僧の神様 他十篇 (岩波文庫)

988
3.64
志賀直哉 2002年10月16日 本で見る

感想・レビュー

小僧の神様 はかり屋の話 仙吉は自分も店を出したい 修行の身 あの美味しそうな寿司を食べたい 4銭あれば寿司を食えると思っていた しかし1つ6銭だった す... もっと読む

清兵衛と瓢箪・網走まで

880
3.46
志賀直哉 1968年1月1日 本で見る

感想・レビュー

読み終わった他の本に比べて、後味が悪いというかスッキリしない話の割合が多かった気がする。登場人物が破滅的というか。若い頃に書かれたものが多いようなので、そ... もっと読む

城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)

571
3.37
志賀直哉 2012年6月22日 本で見る

感想・レビュー

角川とてぬぐい店"かまわぬ"のコラボの和柄ブックカバーシリーズ。 私はてぬぐいコレクターでして家に100枚くらいあるのですが、これと同じ柄も持ってます。... もっと読む

暗夜行路 (前篇) (岩波文庫)

524
3.50
志賀直哉 2004年5月18日 本で見る

感想・レビュー

最初、すぐに不愉快になる主人公にイライラした。もしかして当時はこれがかっこよかったのかなぁ。確かに「まいっか!」と受け流して忘れてしまうのは単なる思考停止... もっと読む

きみが見つける物語 十代のための新名作 切ない話編 (角川文庫)

421
3.04
アンソロジー 2010年2月25日 本で見る

感想・レビュー

「十代のための新名作」というフレーズが気恥ずかしくて レジではいつもおずおずと差し出していたこのシリーズ。 数冊目ともなると、もう、「いいんだもん!おばさ... もっと読む

暗夜行路 (後篇) (岩波文庫)

399
3.60
志賀直哉 2004年5月18日 本で見る

感想・レビュー

謙作の京都での生活と旅。旅とお寺巡りをしたくなった。前篇とテイストが違う気がすのは、この作品が長い時間をかけて書かれたものだからだろう。作者あとがきも興味... もっと読む

清兵衛と瓢箪・小僧の神様 (集英社文庫)

370
3.58
志賀直哉 1992年2月20日 本で見る

感想・レビュー

H29.10.29 読了。 ・菜の花と小娘、清兵衛と瓢箪、焚火は面白かった。その他の作品は終わり方がぱっとせず、いまいちだった。 もっと読む

志賀直哉 (ちくま日本文学 021)

340
4.05
志賀直哉 2008年8月1日 本で見る

感想・レビュー

ちくま日本文学シリーズと文春文庫現代日本文学館シリーズは本当にお得 もっと読む

城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)

300
3.54
志賀直哉 1968年1月24日 本で見る

感想・レビュー

短篇集。どれも不穏な感じがある。物語は物語として収まってるけど、その裏に、ざわざわする心がある感じ。好きか嫌いかで言うとあまり好きではないのだが、読み応え... もっと読む

志賀直哉随筆集 (岩波文庫)

246
4.25
志賀直哉 1995年10月16日 本で見る

感想・レビュー

好きな志賀直哉の随筆集 志賀直哉の作品は小説なのか随筆なのか、曖昧な感じがするのだけれど この随筆集が読み物として面白いということが、そんなことどうでもい... もっと読む

文豪てのひら怪談 (ポプラ文庫)

213
3.43
東雅夫 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

余り怪談物が好きではないのだが、原稿用紙2枚で、色々な作者の話が、描かれているというので、手に取ってみた。 たった1行なのに、平山夢明氏の話には、怖... もっと読む

城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)

199
3.71
志賀直哉 電子書籍 2012年6月25日 本で見る

感想・レビュー

劇的な展開があるわけでもないのに惹き込まれる文章すごい。小説の神様と言われる所以が分かった。 表題の「小僧の神様」「城の崎にて」面白かった! 他に好きだな... もっと読む

秋 (百年文庫 4)

171
3.33
志賀直哉 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

★★★★ 何度も読みたい 志賀直哉『流行感冒』、正岡容『置き土産』、里見弴『秋日和』収録 『流行感冒』は、一度の過ちで人の全てを評価することはできない... もっと読む

昭和の名短篇 (中公文庫)

162
3.35
アンソロジー 2021年11月19日 本で見る

感想・レビュー

14名の作家の短編集。 作家さんがかわる、短編ということでとても読みやすい。 そしてなんと言葉の選び方が秀逸か。一語も無駄がなく的確に状況や心境、感情を汲... もっと読む

灰色の月・万暦赤絵 (新潮文庫)

137
3.59
志賀直哉 1968年1月1日 本で見る

感想・レビュー

後期志賀直哉の短編集。 より情景描写に寄った作品が多く、より美しい作品が多い。 表現は繊細でその風景や温度や心持ちまでリアルに追体験できる。 毎日、仕事... もっと読む

暗夜行路 (講談社文庫)

120
3.75
志賀直哉 電子書籍 1972年11月15日 本で見る

感想・レビュー

私小説の代表作 不義の子として生まれ、父に冷遇され、祖父の家で育てられた主人公・時任謙作が、暗い運命に創作をもって立ち向かう自我発展の経過を、美しい自然... もっと読む

和解

108
3.25
志賀直哉 1969年1月9日 本で見る

感想・レビュー

自我にめざめ個人が自由に行動するのは、明治の昔、簡単ではない。  西欧的思想の個我にめざめ、作家を志し自由結婚を望めば、昔気質の父には認められないこ... もっと読む
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